イベント・舞台挨拶

『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』ソウル舞台挨拶

©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』は、世界95の国と地域で上映。3月11日(土)にソウルにて待望のプレミア上映会を開催した。ワールドツアー上映と題し、来週はラストを飾る、台北にて舞台挨拶を行う。

 会場にはステージに熱い眼差しを送るファンに溢れ、会場の熱気は早くも上昇している模様。キャストの登場を待ちわびる中、竈門禰豆子役の鬼頭明里、アニメ「鬼滅の刃」プロデューサーの高橋祐馬らが登壇。歓声を送るファンを前に鬼頭が「血鬼術 爆血!!」と襧豆子の名セリフとともに「アンニョンハセヨ、チョヌン鬼頭明里イムニダ~!」と韓国語で挨拶すると、会場のファンは大盛り上がり。さらに映画をみた観客に「ヨロブン オトショッナヨ?(皆さんいかがでしたか?)」(鬼頭)と続けて韓国語を披露し、ファンからの声援とともに会場全体に拍手が鳴り響いた。

 ソウルについて鬼頭は「昨日からソウルに来ていて、昨日は夜の街をカメラを持っていろいろな映え写真を撮ったり、コスメとかパックをたくさん買わせていただきました(笑)」とアジア屈指の魅力的な街をとても楽しんでいる様子。また、今回ワールドツアー上映が実施されたことに高橋は「このワールドツアーはこのアニメーションを制作されているufotableさんのクリエイターの想いから生まれました。アニメを作り続けるというのはとても難しいことで大変な仕事なんですけれども、こうして皆さんの応援がクリエイターの力になっているのでそのお礼を直接言うためにワールドツアーを開催しています。改めてスタッフやキャストの皆さんの代わりに直接伝えさせてください。いつも『鬼滅の刃』を応援してくれて本当にありがとうございます」とこうしてワールドツアーをすることで現地のファンに直接会える喜びを語った。

 今回の『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』では遊郭編のクライマックスである第十話、十一話が劇場初公開される。遊郭編放送時のアフレコについて鬼頭は「《遊郭編》では禰豆子の鬼化が進行して暴走してしまうシーンがあったのですが、《竈門炭治郎 立志編》の第一話の時の暴走とはまた違う感じで、変化をつけられるよう気を付けて演じさせてもらいました」と禰豆子と堕姫の戦闘シーンの演技について振り返った。

 長年ともに力を合わせ「鬼滅の刃」のアニメーションを制作してきたufotableについて高橋は「私はufotableさんとは10年以上前からずっと(別の作品でも)ご一緒しているのですが、彼らはその頃から変わらず常に真摯に一生懸命にものづくりをされています。それがテレビアニメなのか、あるいは映画なのかといった違いで力の入れ方を変えることもなく、その時できる自分たちのベストなクリエイティビティを発揮してものづくりをされています。彼らを常に尊敬しています」と尊敬の念をもって言及。多く方々へ届けられることへの喜びをコメントした。

 公開から1ヵ月が経つもなお注目されている本作では、炭治郎をはじめとした音柱・宇髄天元ら鬼殺隊と妓夫太郎&堕姫の圧巻の戦闘シーンが描かれる《遊郭編》クライマックスの第十話・十一話に加え、初公開となる《刀鍛冶の里編》第一話が公開される。圧倒的な迫力で描かれる無限城でのすべての上弦の鬼の集結シーンや、炭治郎たちの刀鍛冶の里で時透無一郎や甘露寺蜜璃ら新たな柱との出会いなど、新たな物語が幕を開ける。本作が劇場で公開されたことについて2人は「(「遊郭編」は)テレビで放送されていましたが、第一話からここまで全部映画館の大きいスクリーンで観たいという気持ちで毎週私も観させていただいていたので、こうしていろいろな場所の大きなスクリーンで皆さんに観ていただけるのが嬉しかったですし、私も観られて嬉しかったです」(鬼頭)、「『鬼滅の刃』という作品は禰豆子を人間に戻すために炭治郎たちが物語を紡いでいく作品です。その中で《遊郭編》の最後は、炭治郎たちはもちろん、禰豆子のがんばりでも鬼を倒し、そして人々を救うという物語が描かれています。《刀鍛冶の里編》の第一話ではその物語の敵である上弦の鬼たちの集結シーンが描かれました。《刀鍛冶の里編》の第一話をこうしてテレビ放送に先駆けて韓国をはじめとした世界中の皆さんに直接届けられるのはとても幸せなことです」(高橋)とそれぞれの喜びを語った。

 ここで今回のワールドツアー上映を記念し、鬼頭による生アフレコが実現。「幸せかどうかは自分で決める 大切なのは“今”なんだよ 前を向こう 一緒に頑張ろうよ 戦おう 謝ったりしないで お兄ちゃんなら分かってよ 私の気持ちを分かってよ」(鬼頭)と劇中の名セリフを披露すると、鬼頭の“生アフレコ”の熱演にソウルのファンたちは大歓喜し感動の拍手が鳴り響いた。

 最後に観客席では2人のために用意したスローガンが掲げられ、鬼頭、高橋と会場のファンたちが記念撮影。「はじめての韓国だったんですけど、本当に楽しくて韓国の皆さんもすごく盛り上がってくださっててるのが嬉しくてまたぜひプライベートでも遊びに来たいですし、仕事でもこうして遊びに来れたら嬉しいなと思っております。韓国大好きです! サランヘヨ~!」(鬼頭)と答え、続いて高橋も韓国語で締めくくると、会場からの盛大な拍手が送られた。引き続き世界中で上映される本作に胸を高鳴らせながら2人の弾ける笑顔と共にソウルでの舞台挨拶を終えた。

 これから続々と世界の国と地域で上映される『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』は絶賛公開中。ぜひご期待を!

 登壇者:鬼頭明里(竈門禰豆子役)、高橋祐馬(プロデューサー)

公開表記

 配給:東宝・アニプレックス
 絶賛公開中

(オフィシャル素材提供)

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