イベント・舞台挨拶

『横浜F・マリノス クラブ創設30 周年記念ドキュメンタリー Beyond Together』公開記念舞台挨拶

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 横浜F・マリノスのクラブ創設30周年記念事業の⼀環であり、横浜F・マリノス協⼒のもと、クラブ創設30周年にあたる2022年シーズンに完全密着したドキュメンタリー作品『横浜F・マリノス クラブ創設30周年記念ドキュメンタリー Beyond Together』(以下『Beyond Together』)が、3月17⽇(⾦)より神奈川県・東京都の11館にて絶賛劇場公開中だ。
 『Beyond Together』は、クラブ創設30周年という記念すべき年に5度目のJリーグ制覇を成し遂げたクラブの姿を、ピッチ上での選⼿たちの充実したパフォーマンスだけではなく、チームを⽀え続けたチーム・クラブスタッフの知られざる⽇常や想いなども描かれる。そして、クラブ創設から30年の歴史を振り返るとともに、横浜F・マリノスの未来に向かう姿にもスポットライトを当てている。この度、公開3⽇目となる3月19⽇(⽇)に、横浜F・マリノスのホームタウンである横浜にある横浜ブルク13で、本作の公開記念舞台挨拶が⾏われ、横浜F・マリノスのキャプテン・喜⽥拓也選⼿、水沼宏太選⼿、そして本作を⼿がけた牧有太監督が登壇、さらにマスコットキャラクターのマリノスケとマリンも登場した。

 会場には、横浜F・マリノスのユニホームを来たサポーターが多数来場。映画上映後、万雷の拍⼿で迎えられた喜⽥選⼿は「本⽇は映画を観に来ていただいてありがとうございます! この最高の映画の感想を皆さんと共有できること楽しみにしています」と挨拶。続く水沼選⼿は「今⽇はお集まりいただきありがとうございます。俳優になった気分で、まさか自分が舞台挨拶をする⽇が来るなんて思っていなかったので、今⽇はすてきな時間を過ごしたいと思います」と続けた。
 5度目のJリーグ優勝を果たした1年を振り返った本作を鑑賞し、「涙をこらえ、本当にグッとくるシーンがすごく多くて。選⼿だけでなく、クラブ・スタッフの方とか、ファン・サポーターの方とか、いろんな方たちの姿を⾒ることができて、本当に愛あふれる映画だなと。マリノスにかかわるすべての人のすばらしさ、愛情を感じることができてすばらしいなと思いました」と喜⽥選⼿が語ると、水沼選⼿も「今言った通り、オープニングから涙が出そうになって。1年間を振り返るという意味でもすごく良かったなと思いますし、30年を振り返るのもそう。僕たちは普段、選⼿としてしか交流することはないけど、でもやっぱり裏ではどれだけの思いを持って、マリノスのために動いてくれているのか、ということがすごくよく分かりました」と続けた。

 本作では、優勝を目前に敗戦を喫したジュビロ磐⽥戦、ガンバ大阪戦の裏側で、裏方のスタッフたちがやきもきするシーンも描かれていたが、そのシーンを⾒た水沼選⼿も「会社の人たちが負けちゃったかと(悔しそうに)思っていたシーンを⾒て、本当に申し訳ないなと思いましたね」とコメントを寄せると、会場からもクスクス笑いが。それを受けた喜⽥選⼿も「映画的には(ピンチに陥った後に、這い上がって勝つという)すごいいい感じになっちゃって。ストーリーがすごい。あれで優勝できなかったらどうなってたんだろうと思う」と笑ってみせると、牧監督は「自分としてはありがたかったです」と満面の笑みを⾒せた。

 エンドロールの最後には、本作の「シリーズ版」の制作が決定したというアナウンスもあった。そのシリーズ版について「もともとこのプロジェクトが決まった時に、シリーズ版もやることが決まっていたんです。本編に入りきらなかったシーンや、まだまだ別の物語があるので、そういうのを含めて『シリーズ版』を編集しています」と概要を説明。サポーターも期待を込めて、その言葉を聞いていた。

 続いてフリップを使ったトークも⾏われ、「横浜F・マリノスをひと言で表すなら?」というお題に対し、「愛」と答えた喜⽥選⼿。「ひと言と言われて難しいなと思ったんですが、関わってくれた人、すべての人の愛を感じますし、僕も愛しているので。この愛という字がふさわしいかなと思いました」とその理由を明かすと、司会から「相思相愛ですね」と投げかけられ、サポーターからも大きな拍⼿が。続く水沼選⼿は「憧れ」と返答。「僕もよく『マリノスはどういう存在ですか?』と聞かれるんですが、所属してもやはり憧れのチームだなと思いますし、マリノスを離れていた時もかっこいいなと思う憧れのチームでした。小さい頃から⾒てきたチームもマリノスしかなかったですし、いつまでたっても憧れのチームだなと思ったのでこれしかない。エンブレムを⾒てもカッコいいなと思いますし、それを背負って試合で戦えるのは幸せだなと思います」とマリノス愛を爆発させた。

 そんな彼らの思い入れのあるシーンは、ジュビロ磐⽥戦で敗戦が決まった直後に、サポーターが選⼿を奮い⽴たせるために歌い出したシーンだったという。「あれも前振りは(水沼)宏太さんなんですよ。(敗戦後に)サポーターに向かって思いを伝えることで、お互いが思いを受け取り合うというのがすばらしくて。本当に大事なシーンになりました」と牧監督が語ると、水沼選⼿も「牧監督は僕らに話させるのが本当に上⼿なんですよ。インタビューを撮るときは、それこそ僕がサポーターに対して思いを伝えた時のジュビロ磐⽥戦のビデオを⾒てから話を始めたんですけど、分かっていても泣きそうになって。あのシーンは僕も印象に残りすぎて、⼀生忘れられない光景だったなと思います」と振り返った。

 そして喜⽥選⼿もやはりジュビロ磐⽥戦のシーンが忘れられないという。「こうやって⼀緒の場面を挙げるというのは本当にそうなんだろうなと思うし、あの時、サポーターの方も言いたいことはあったと思うんですよ。でもそういう雰囲気もありつつ、みんなで前を向かせようぜというひと言で、みんなが切り替えた瞬間が⾒えた。そしてそれが選⼿の心に響いて。もちろんブーイングされてもいいし、何かをぶつけられてもいいと思うんですけど、あの時はそういう選択をしてくれたということでチームを前に向かせてくれたし、優勝に導いてくれたなと。あのシーンを⾒たときは⼀回止めましたね。続けて⾒ると泣いちゃうので」と笑いながらも、「みんなのために頑張りたいなと思いました」と⼒強く付け加えた。

 そして最後に「これからもクラブの歴史は続いていくと思いますので、皆さんでその物語を⾒続けていただければ」と牧監督がメッセージを送ると、水沼選⼿は「マリノスに関わるすべての歴史が詰まったこの映画、本当にすばらしいものを⾒せてもらったなという感じがします。これからまた歴史を変えていくには、選⼿、スタッフ、フロントの皆さん、みんなで変えていく。そして応援してくださる皆さんのおかげで変えていけると思っています。30年経ちましたが、40年、50年と最高のクラブにしていけるよう、みんなでひとつになってやっていけたら」とメッセージを投げかけた。喜⽥選⼿も「⽇頃から皆さんのマリノス愛を感じているので、まずは感謝を伝えたいのと、それぞれ⽴場は違いますが、選⼿、スタッフ、ファン・サポーター、それぞれの⽴場でできることをやりきれば、もっともっとすばらしいクラブになってくポテンシャルがあると信じています。ここで満足することなく、もっと誇れるクラブにしていきたいと思っていますし、僕らは人生をかけて選⼿として戦っていきますので、よろしくお願いします」と今後のクラブの発展に向けて、あらためて決意を語った。

 登壇者:キャプテン・喜⽥拓也選⼿、水沼宏太選⼿、牧 有太監督

公開表記

 配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
 3⽉17⽇(⾦)より横浜ブルク13他、神奈川県・東京都11館にて公開

(オフィシャル素材提供)

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