作品紹介

『アリスとテレスのまぼろし工場』

©新見伏製鐵保存会

イントロダクション

 「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」、『心が叫びたがってるんだ。』を始め、数々の脚本を手がけてきた岡田麿里は、ファンタジックな設定の中で、人間の心の機微を繊細かつリアルに描き、アニメファンのみならず多くの人々の心の奥底を深く揺さぶる作品を生み出してきた。また、監督デビュー作となった『さよならの朝に約束の花をかざろう』は2018年に劇場公開されスマッシュヒットを記録、第21回上海国際映画祭「⾦爵奨:アニメーション最優秀作品賞」を⽇本のアニメ作品として初めて受賞、第51回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭で「ファンタスティック・ディスカバリー部⾨最優秀⻑編作品賞」に輝くなど海外でも高い評価を受け、岡田の紡ぎ出す唯一無二の世界観は、日本のみならず、海外のアニメファンをも熱狂させている。
 そんな岡田麿里の待望の監督最新作『アリスとテレスのまぼろし工場』は、2021年6月の制作発表に合わせて、2分ほどの特別映像が公開されるや否や、瞬く間に再生回数が500万回を超え、YouTubeのコメント欄は国内外からの期待コメントで埋め尽くされた。
 アニメーション制作は、『この世界の片隅に』『劇場版 呪術廻戦 0』「進撃の巨人 The Final Season」など数々のヒット作を手がけるスタジオMAPPA。MAPPA大塚社長は、岡田の才能に惚れ込み「岡田監督の作りたい世界を徹底的に追求した作品を作りたい」と制作を決意。これがMAPPA初のオリジナル劇場アニメーション作品となる。
 また、これまで細田守監督『サマーウォーズ』や、空前の大ブームを巻き起こした『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』など、常に時代の最先端をいくクリエイターを発掘し、大ヒットに導いてきたワーナー・ブラザース映画が、今回も満を持して岡田監督最新作の配給を担い、全国拡大公開を決めた。
 制作陣にも実力派スタッフが集結! 副監督に「呪術廻戦」の平松禎史、キャラクターデザイン・総作画監督に「凪のあすから」の石井百合子、美術監督に『劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME』の東地和生、音楽は『空の⻘さを知る人よ』などの横山克が担当。

©新見伏製鐵保存会
©新見伏製鐵保存会

ストーリー

 突然起こった製鉄所の爆発事故により全ての出口を失い、時まで止まってしまった町で暮らす中学三年生の正宗。いつか元に戻れるように、住人たちは変化を禁じられ鬱屈した日々を過ごす中、謎めいた同級生の睦実に導かれ、製鉄所の第五高炉へと足を踏み入れる。そこにいたのはしゃべることのできない、野生の狼のような少女――。
 二人の少女と正宗との出会いが世界の均衡を崩していき、日常に飽きた少年少女たちの、止められない<恋する衝動>が世界を壊し始める――。

 (2023年、日本、上映時間:111分)

スタッフ&キャスト

 原作・脚本・監督:岡田麿里
 副監督:平松禎史
 キャラクターデザイン:石井百合子
 美術監督:東地和生
 音楽:横山 克
 制作:MAPPA
 出演:榎木淳弥、上田麗奈、久野美咲

ギャラリー

予告編

オフィシャル・サイト(外部サイト)

映画「アリスとテレスのまぼろし工場」|maboroshi
2023年9月15日(金)公開|恋する衝動が世界を壊す|岡田麿里監督最新作。MAPPA初オリジナル劇場アニメーション作品|

公開表記

 配給:ワーナー・ブラザース映画 MAPPA
 9月15日(金) 全国公開

(オフィシャル素材提供)

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