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『逃げきれた夢』第76回カンヌ国際映画祭ACID部門公式上映/上映後Q&A

©2022『逃げきれた夢』フィルムパートナーズ

 第76回カンヌ国際映画祭【ACID】部門に正式出品された光石 研主演映画『逃げきれた夢』が、現地時間5月22日(月)20時半<日本時間23日(火)夜間>より公式上映が行われ、主演の光石 研と二ノ宮隆太郎監督が参加した。

 ACID部門は、監督週間と批評家週間に並ぶカンヌ映画祭の3つの並行部門のひとつであり、芸術的な作品を支援するために映画作家たちが創設した「インディペンデント映画普及協会(ACID)」が1993年に独自に立ち上げ、作品選定・運営を行っている。30年の歴史を持つ本部門では毎年世界の先鋭的な9作品を紹介しており、今年は約600作の応募作品から『逃げきれた夢』が見事正式出品作のひとつとして選出。昨年同部門に出品された『やまぶき』(山﨑樹一郎監督)に続けて日本で2本目という快挙を遂げた。

 上映会場となるLes Arcadesには多くの映画ファンが押し寄せ、チケットも完売。終映後には満席の会場から大きな拍手が送られた。上映後に実施されたQ&Aでは、光石に向けられた「実際の自分の経験が脚本に反映された役柄を演じてどうだったか」という問いに対して、「今回の『逃げきれた夢』では3つのポイントがありました。1つは実際の父と共演したこと、もう1つは故郷である街で撮影されたこと、3つ目が故郷ならではの方言を使ったということです。そこには『しゃあしい』というのが出てくるのですけど、果たしてこれがフランスの皆さんに伝わるのか不安ではあるのですが、僕にとっては心地いい経験でした」と答えた。また、監督には「なぜ光石を主演に本作を創り上げたのか」という質問が投げかけられ、「元々、映画が好きで、最初は自分も光石 研さんのファンだったのですが、どうしても光石さんを主役に物語を作りたくて。光石さんに地元・北九州を一緒に案内していただいて時に人生のお話を伺って作りました」と制作過程を語った。満席の会場とQ&Aの熱量ある質問の数々に、光石、二ノ宮監督ともに確かな手応えを感じたカンヌ国際映画祭での舞台挨拶となった。

 登壇者:光石 研、二ノ宮隆太郎監督

公開表記

 配給:キノフィルムズ
 6月9日(金)より新宿武蔵野館、シアター・イメージフォーラムほか全国ロードショー

(オフィシャル素材提供)

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