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『1秒先の彼』台北映画祭ガラ・プレゼンテーション部門出品!

©2023『1秒先の彼』製作委員会

 監督・山下敦弘と脚本・宮藤官九郎が初タッグを組み、岡田将生と清原果耶がW主演を務める『1秒先の彼』が7月7日(金)に公開となる。そしてこの度本作が、第25回台北映画祭ガラ・プレゼンテーション部門へ正式出品され、主演・岡田将生、山下敦弘監督、脚本・宮藤官九郎の参加が決定した。

 『1秒先の彼』は京都を舞台に、何をするにも人より1秒早いハジメ(岡田将生)と1秒遅いレイカ(清原果耶)の“消えた1日”を巡る物語。
 郵便局の窓口で働くハジメは、何をするにもとにかく1秒早い。記念写真では必ず目をつむり、漫才を見て笑うタイミングも人より早い。街中で路上ミュージシャン・桜子の歌声に惹かれて恋に落ちたハジメは花火大会デートの約束をするも、目覚めるとなぜか翌日に。“花火大会デート”が消えてしまった……!? 秘密を握るのは、毎日郵便局にやってくる、何でも1秒遅い大学7回生のレイカのようで……。
 脇を固めるのは、荒川良々、羽野晶紀、加藤雅也、福室莉音、片山友希、しみけん、松本妃代、伊勢志摩、柊木陽太、加藤柚凪、朝井大智、山内圭哉ら個性豊かな俳優陣。また、先日惜しくも他界された笑福亭笑瓶が、ハジメが聴いているラジオ番組のDJとして、飾らない人柄そのままに本人役で出演している。

 日本での公開に先駆け、6月22日(木)から台湾で開催される第25回台北映画祭ガラ・プレゼンテーション部門への正式出品が発表された。これにあわせ作品を代表し、主演の岡田将生、監督の山下敦弘、脚本の宮藤官九郎が台北へ飛び立つことも決定。現地では、記者会見やフォトコール、Q&Aを実施予定。また2021年に台湾アカデミー賞(金馬奨)の最多5部門(作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、視覚効果賞)を受賞した原作の『1秒先の彼女』を手掛けたチェン・ユーシュン監督、メインキャストのリー・ペイユー、リウ・グァンティンの特別参加も決定! 日本版と台湾版のキャスト&スタッフが初めて交流することになる。

©MandarinVision
『1秒先の彼女』 ©MandarinVision Co, Ltd
『1秒先の彼女』 ©MandarinVision Co, Ltd

 映画祭への参加について山下監督は「台北映画祭には2019年に審査員として参加しました。その映画祭に今度は自分の映画で参加できることが、とても嬉しいです。台湾の皆さんがこの作品を観て、どう思うのかな……と緊張しながらも、チェン・ユーシュン監督はじめ、オリジナルのキャスト・スタッフの皆さんにも楽しんでいただける作品になっていたら本望です」とコメントしている。
 なお、本作『1秒先の彼』は第25回上海国際映画祭GALA部門でのワールドプレミア上映も決定。同映画祭は国際映画製作者連盟の公認を受ける中国で唯一の国際映画祭であり、世界12大映画祭の一つに数えられるアジア最大規模の映画祭。今年は6月9日から18日まで上海で開催され、本作は6月10日に上映される。『苦役列車』以来11年ぶりの参加となる山下敦弘監督の舞台挨拶の登壇も予定している。

山下敦弘 台北映画祭出品についてのコメント

 台北映画祭で『1秒先の彼』を上映していただけること、とても光栄です。台北映画祭には2019年に審査員として参加しました。その映画祭に今度は自分の映画で参加できることが、とても嬉しいです。
 チェン・ユーシュン監督作品は面白くて完成された世界観を持っています。僕たちなりに日本でリメイクすることの意味を考えながら、悩みに悩み、素敵なスタッフ・キャストとともに『1秒先の彼』という作品を完成させました。オリジナルとは設定を少し変更し、舞台を京都にしたことで、日本でのリメイク作品としての意義を持ち、物語やキャラクターが生き生きとしたものになったと思います。
 『1秒先の彼女』を観て、「台湾に行きたい!」と思いましたが、『1秒先の彼』を観て、台湾の方々にも「京都に行きたい!」と思ってもらえたら嬉しいです。台湾の皆さんがこの作品を観て、どう思うのかな……と緊張しながらも、チェン・ユーシュン監督はじめ、オリジナルのキャスト・スタッフの皆さんにも楽しんでいただける作品になっていたら本望です。

公開表記

 製作幹事・配給:ビターズ・エンド
 7月7日(金) TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

(オフィシャル素材提供)

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