イベント・舞台挨拶

北欧サイキック・スリラー『イノセンツ』公開直前試写会

©2021 MER FILM, ZENTROPA SWEDEN, SNOWGLOBE, BUFO, LOGICAL PICTURES

 アカデミー賞®ノミネート(脚本賞)監督、北欧の新たなる鬼才エスキル・フォクトの最新作にして、世界の映画賞を総なめにしたサイキック・スリラー『イノセンツ』が7月28日(金)、新宿ピカデリーほかにて全国公開となる。

 すでに映画ファン界隈で話題沸騰中につき、劇場公開に先駆け7/20(木)に<『イノセンツ』公開直前試写会>の開催が緊急決定。上映前のトークイベントでは、日本のホラー映画界を長きに渡って牽引してきたJホラーの巨匠、清水 崇監督の登壇が決定! 日本での劇場公開が決定する前から本作の情報をキャッチし、絶対に傑作だと嗅覚を働かせ、マスコミ向け試写会にて鑑賞すると、“超傑作!”と大絶賛! 「丹念に繊細に鋭く紡がれた4つの魂の交流は、僕の期待値を軽く凌駕した」とコメントも寄せた。8月11日(金)には、最新作『ミンナのウタ』の公開が控える清水監督だが、実は『イノセンツ』と『ミンナのウタ』には、どちらも無垢な子どもの行動が狂気に変わっていく姿が描かれているという共通点が。すでに『イノセンツ』の熱狂的ファンの清水監督のトークの相手には、こちらも「試写で久しぶりに大粒の鳥肌が立った。この夏のホラー映画、真打ちは『イノセンツ』で決まりかもしれない」と豪語する芸人・大島育宙が招かれた。映画・ドラマの考察YouTubeやPodcastが話題の大島育宙と、数々の最恐映画を世に送り出して来た清水 崇監督が『イノセンツ』の魅力や見どころをたっぷり語った。

 いよいよ公開が来週7/28(金)に迫り、映画への期待が高まるなか開催された今回のイベント。マスコミ試写会で鑑賞し“超傑作!”と大絶賛の清水 崇だが、実は日本での公開が決定する前から本作の公開を楽しみにしていたそう。「まず直球な『イノセンツ』というタイトルに惹かれたんですよね。僕も子ども視点の物語を撮りたいと思っていたので、すぐに検索して本国の予告を見て。日本でも公開されてほしいと思っていました。予告だけで“ああ、これは自分の好きな映画だ!”とビンビンきていてハードルが上がり切っていたのですが、大きく期待を上回る出来で、大好きな映画になりました」と太鼓判を押す。清水と同じく試写会で先に鑑賞した大島育宙も本作へラブ・コールを送る。「怖さの純度が高くて、怖がらせよう、嫌な気持ちにさせよう、新しいものを見せてあげようというサービス精神に溢れていている作品ですよね。怖い映像なんて無料でいくらでも見られる時代に、映画館でゾワっとする体験が久しぶりにできて、ありがとうございます!という気持ちでした」。

 子どもが登場する映画が好きだという清水。本作には男女4人の子どもたちが登場するが、彼らの演技にはとても感心した様子だ。「4人ともがすごいですよね。各々の視点だったり想いだったりを、誰一人欠かさずに描いている。監督が影響を受けたと話している大友克洋さんの漫画『童夢』がベースにありつつ、『千と千尋の神隠し』だったり、『E.T.』みたいなところもありました」。そこに大島も「子どもたちが退屈と孤独を持て余している様子がかなり繊細に描かれていますよね」と続く。
 続けて話題は映画の演出について。清水は監督の視点から「すごく細かな描写が丹念に描かれていて、こんなおしゃれでかっこいい演出ができたら。憧れです」と羨望の眼差しを向ける。大島も「子どもたちの邪悪さ、怖さが印象に残ると思うのですが、なかには純粋子どもあるあるも詰め込まれていてかわいい映画でもあるな、と思いました。万国共通の子どもあるあるというか」と演出の巧みさを絶賛。「そういうところもすごく、くすぐるんですよね」と清水も共感した。
 次にJホラーの巨匠として長年ホラー作品を手がけてきた清水だが、『イノセンツ』から影響を受けた点はあるかと尋ねられると「どこをどうと言えないくらいたくさんあります! 10年以上前から温めていた子ども目線の企画を今構成していたところで“ああ、やられた!”と思いました。もし似てる部分があっても真似じゃないですからね!」と話し、会場からは笑いが起こった。

 最後に、これから映画を鑑賞する会場の観客に向けて、二人がコメントを送る。大島は「いろいろな感想が出てくると思うんですけど、ぜひ観た後にお友達と一緒にしゃべってほしいです。子どもの時の思い出がブワッと出てくるタイプの作品ですよね。自分も子どもの頃、ちょっと能力が使えたかも……と朧げな記憶が出てきたり出てこなかったり。そんな感じになる映画はそんなにないと思うのでぜひ、肌で浴びて体感していただきたいとおもいます。楽しんでください!」と、清水も「子どもならではの、どういう衝動なのか分からないけど抑えられないという部分が如実に描かれていて、それが行動にどう出てくるのかがうまく反映されているので見ていただけたら、読み取っていただけたら」と話し、会場が大きな拍手に包まれる中イベントは終了した。

 登壇者:清水 崇(映画監督)、大島育宙(芸人/映画評論YouTuber)

公開表記

 配給:ロングライド
 7月28日(金) 新宿ピカデリーほか全国公開

(オフィシャル素材提供)

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