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福嶋賢治監督初劇場公開作映画『フライガール』9⽉22⽇劇場公開決定!本予告、ビジュアル解禁

 福嶋賢治監督初劇場公開作『フライガール』がシモキタ-エキマエ-シネマ『K2』にて9⽉22⽇から劇場公開が決定した。その後、順次全国公開予定。本作はこれまでさまざまな商業映画の助監督を経験してきた福嶋賢治初の劇場公開作品。福嶋は村瀬⼤智監督『霧の淵』(2024年公開予定)、ポン・フェイ監督『再会の奈良』(2022)、⽯川慶監督『Arc』(2021)、⾜⽴紳監督『喜劇愛妻物語』(2019)、⼤森⽴嗣監督『Mother』(2019)、𠮷⽥恵輔監督『愛しのアイリーン』(2017)等の作品で経験を積んできた。本作は監督の実体験をベースに、⼈との「違い」に悩まされる主⼈公が⽇常⽣活の中で起こる⼩さな諍いと向き合っていく。誰もが⼈⽣で経験する、⼈との「違い」による悩み。現代では「多様性」や「⾃⼰肯定感」など“ありのままの姿でいること”が尊重され、それが話題になるほど⼈との「違い」を意識する時代だ。映画『フライガール』はその悩みの⼀助となる映画体験となるかもしれない。作品に込めたメッセージを卓越した映像表現で紡いだ⼿腕にも注⽬だ。また本作の宣伝美術は『ほとぼりメルトサウンズ』を⼿掛けた映画監督の東かほりが担当した。そして国際的に歴史あるサンフランシスコ・インディペンデント映画祭に⼊選。今後の活躍に期待がかかる注⽬監督の初⻑編劇場公開作。

 現在『フライガール』の全国公開宣伝応援と上映会のサポート費を募るクラウドファンディングがMotionGalleryにて実施中。

 MotionGallery(クラウドファンディングページ)
  https://motion-gallery.net/projects/flygirl(外部サイト)

福嶋賢治監督 ステートメント
 本作では人と人との間に横たわる「違い」をテーマにしています。日常の延長であったり日常を劇的にするという作り方はしていません。「違い」を受け入れることは寛容な社会でありその社会への希望を描いています。それはほんの小さなコミュニティから始まればいいと思っているので、物語世界も小さな範囲の日常世界にとどめています。普段見過ごしているかもしれない半径3mの世界にはこのような世界が広がっているということを意識しました。劇的な構造にはなっていないけど出来事一つひとつは当事者にとってはかなり大きな出来事だろうと想像しています。感情の揺れる出来事もあると思います。そんな日本のある街の小さな物語はきっと日本の誰にとっても身近な話なんだと思います。

応援コメント(五⼗⾳順)

⾜⽴ 紳(脚本家・映画監督)
 ちょっと変わった⼈たちの、ちょっと変わった⼩さな⼩さなロードムービー。と書いてハタと思う。
 ここに出て来る⼈たちは変わった⼈たちなのだろうか。いやいや世の中みんな変わった⼈だろうよと、映画を観終わったあと思っていた。そこはかとなく漂うおかしみと居⼼地の良さを醸し出すのは、やっぱ愛か……。

教来⽯ ⼩織(NPO法⼈World Theater Project)
 ダイエット中でお腹が空いてる深夜に観てはいけない映画。揚げ⾳と咀嚼⾳にやられてしまう。みんな違ってみんないいと思える映画。違いはあっても、コロモつけたらみんな同じなことが、世の中に伝わりますように。

関根健次(ユナイテッドピープル代表)
 しっとりと⼼にすーっと浸透するような映画だった。⼈とは違っていることにコンプレックスを抱える主⼈公。しかし次々と異なる個性を持つ⼈々と出会い気づいていく。違っていて当たり前なんだということに。

深⽥隆之(映画監督)
 瑠⾐のささやかな旅を⾒つめる私は、結局彼⼥についてほとんど知ることはない。知っていることと⾔えば、揚げ物を⾷べるときの幸せそうな顔や、常にゆったりとした柔らかな声くらい。この映画は彼⼥の思考や感情を私たちに“説明”することはない。不親切? いや、それが本当の他者というものかもしれない。

村瀬⼤智(映画監督)
 「トンカツの声ってさ、聴いたことある?」恐らく⼈⽣でほとんどの⼈間が⼝にしない⼀⾔で、この『フライガール』は始まる。トンカツなんてトンカツを通してソースを⾷べているようなもんだと思っていたタイプの僕からすると、⽬から鱗が落ちる思いでこの映画を鑑賞した。こうやってスクリーンを通して会ったことのない監督のことを想像することができるのが映画の⼀つの魅⼒であり、実は最近僕が映画を観るときに忘れていた感覚である。

𠮷⽥恵輔(映画監督)
 めちゃくちゃ変な映画! 個性的とか斬新とかじゃなく、変な映画。
 でも、その「変」がクセになる。イヤらしい狙いがない、純粋天然の「変」をたくさんの⼈に観てほしい。

吉⾒茉莉奈(俳優)
 揚げ物を油に⼊れる前に、そっと両⼿で握る⼿がやさしい。そういうやさしい⼿を⼤切にしたいし、⾒逃さないようにしたい。そんなことを考えながら⾒ました。とりあえず今⽇の晩ごはんはとんかつにします。

公開表記

 配給・宣伝:夢何生
 9月22日(金)よりシモキタ-エキマエ-シネマ『K2』にて公開

(オフィシャル素材提供)

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