アカデミー賞®最多10ノミネート、全世界で大ヒットを記録した『女王陛下のお気に入り』のヨルゴス・ランティモス監督、エマ・ストーンが再集結して描く映画『哀れなるものたち』は2024年1月26日(金)より日本公開となる。本作は映画史上最も大胆で、空前絶後の感動作として絶賛を浴び、第80回ヴェネチア国際映画祭では《金獅子賞》を受賞。さらにアカデミー賞®と並ぶ賞レースの最重要ポイント、第81回ゴールデングローブ賞では作品賞(ミュージカル/コメディ部門)を含む6部門7ノミネートを果たした。ランティモス監督にしか成し得ない世界最高峰の才能を集めて構築された本作は早くもアカデミー賞®最有力候補作品として期待が高まっている。
ヨルゴス・ランティモス監督、名優マーク・ラファロらも大絶賛!
ヒロイン・ベラはエマ・ストーンにとって「今までで一番難しい役」だった!
オスカー女優が本作で挑んだ役柄は<生まれたての女性>!?
映画史上、前代未聞の主人公に迫る特別映像を解禁!
『ラ・ラ・ランド』(16)ではアカデミー賞®を始めとする各映画賞で主演女優賞に輝き、『女王陛下のお気に入り』(18)、『クルエラ』(21)でもさまざまな映画賞にノミネートされるなど、その比類なき活躍で世界中の注目を集め続ける女優エマ・ストーン。本作では主人公ベラを演じるだけでなく、プロデューサーとしても企画の立ち上がりから製作に参加しており、その幅広い才能でマルチに活躍している。この度解禁となったのは天才と名高いヨルゴス・ランティモス監督に加え、マーク・ラファロ、ウィレム・デフォーといった名優らがストーンの貢献ぶりを大絶賛するとともに、ストーンが挑んだ映画史上初となる前代未聞のキャラクターである主人公ベラに迫る特別映像。人生に絶望し自ら命を絶ったものの、天才外科医ゴッドウィン・バクスターの手によって<生まれたての女性>として奇跡的に蘇ったベラを「今までで一番難しい役だった」と振り返りながらも、俳優とプロデューサーの両面から大胆かつ唯一無二の魅力を放つキャラクターを創り上げたストーンの揺るぎない自信と確かな才能を感じられる映像となっている。
ストーンは「2017年にヨルゴスと構想を練り始めました。“真新しい脳”を持つとどうなるのか」とこの壮大な物語の始まりを振り返る。誰も出会ったことのないキャラクターをストーンとともに掘り下げていったランティモス監督は「ベラという役柄に驚かされました。これまでにない存在です。エマのおかげでより撮影に力が入りました」と、彼女によって本作に多くのインスピレーションがもたらされたことを明かした。また、ベラというキャラクターについてストーンは「彼女は“あるべき姿”を教えこまれていません。それって素敵なことね」と楽し気に語って見せる。続けて、ベラを誘惑し外の世界に連れ出そうとするものの、徐々に彼女の魅力にのめり込み翻弄されていく色男の弁護士ダンカンを演じたマーク・ラファロは「女性が生涯求められるあらゆることに彼女は縛られない。面白い展開になります」と彼女の社会の偏見にとらわれない純真無垢さが物語を大きく動かしていくことを明かした。しかし、前代未聞の設定を持つベラを表現することは相当な胆力が必要とされることであり、本作の撮影の裏側について、自宅兼実験室であったゴッドウィンの邸宅でベラを観察していくうちにその魅力に惹かれていくマックスを演じたラミー・ユセフは「エマはすごい。脳の成長はとても微妙なんです。撮影の順番が前後しても彼女は過程を演じ切った。声に加えて体でもね」と、<生まれたての女性>が世界を吸収しながら<自立した女性>へと成長していく様をストーンがそのすさまじい演技力で表現したことを明かし、賞賛の言葉を贈っている。
“女性の自由についての物語“を描く本作では、ダンカンやマックス、そして天才的な外科手術によってベラを蘇生させたバクスター博士といったベラと密接に関係するさまざまな男性が登場するが、“ベラをコントロールしたいという男性たちの欲望”も一つのテーマとなっており、ベラと男性たちとの関わりについてストーンは「男性たちはそれぞれ独自のやり方でベラをコントロールしようとしますが、彼女はそれを受け入れようともしません。彼女はあまりにも自立しているのです」と語り、ベラは自由のなかで人生に熱意を燃やす存在であることを伝えた。ストーンとともにプロデューサーとして本作に参加したエド・ギニーは「エマはストーリーテリングに関して素晴らしい素質を持っています。プロデューサーとして、どのように物語を発展させ、どのようにそれをこの世界に生み出すかという点において、彼女は極めて重要な存在です」と、ベラの冒険物語において、役者としてだけでなくプロデューサーとしてストーンの感性や才能が発揮されていることを明かす。
映画界最高峰の才能が集結し、映画史上最も大胆で、空前絶後の冒険を描いた『哀れなるものたち』。<生まれたての女性>として奇跡的に蘇生したベラが、真の自由と平等を見つける旅の果てにどのような結末を迎えるのか──。エマ・ストーンが惚れ込み、麗しくも大胆に創り上げた本作をぜひ劇場で確かめてほしい。
公開表記
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
2024年1月26日(金) 全国ロードショー
(オフィシャル素材提供)