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『映画おしりたんてい さらば愛しき相棒(おしり)よ』ひな祭りイベント

© トロル・ポプラ社/2024「映画おしりたんてい」製作委員会

 シリーズ累計発行部数1,000万部を超えたトロル原作の大ヒット児童書を原作にした劇場版映画の第2弾『映画おしりたんてい さらば愛しき相棒(おしり)よ』(3月20日公開)。2月21日(水)には都内映画館で映画公開を記念した一足早い“ひな祭りイベント”が実施され、ゲスト声優を務めた仲里依紗とキャンペーン・ソング『ODYSSEY』を担当したバンドNEMOPHILA(mayu、SAKI、葉月、ハラグチサン、むらたたむ)が着物姿で参加した。

 ステージ上には『おしりたんてい』のメインキャラクターはもちろんのこと、仲が声優を担当したスイセンやNEMOPHILAのメンバーを模した「久月」製作による、可愛らしいオリジナルのひな人形を配置。そんな中、おしりたんていのかつての相棒・スイセンの声を務めた仲は、スイセンのイメージ・カラーである緑色を頭髪に加えた超カラフルでアバンギャルドな着物姿で登場し「『おしりたんてい』は絵本を息子に読み聞かせしていた思い出深い作品です。今回のゲスト出演が決まって本当に嬉しかったです」と笑顔を見せた。

 今回の出演には自身の家族も反応したそうで「共有スケジュールに“おしり”と入れたら『これはお尻のトレーニングのことなの? それともアフレコのことなの? どっちのおしりなの?』と聞かれて和気あいあい」と思い出して「台本の表紙に“おしりたんてい”のイラストが描いてあったので息子が絵本と思ったらしくページを開いていたけれど、活字だらけだったのでそっと閉じていました」と息子の無邪気なエピソードも飛び出した。

 完成した作品については「泣ける!」と感涙を報告し「これは大人も楽しめる作品だと思った。アニメは子どもに付き合って観るようなイメージがあったけれど、これは大人だけでも楽しめる『おしりたんてい』になっています」と絶賛。演じたスイセンについては「過去と現在で二面性があって“何があったの!?”レベルで違う。そこが面白い。女の人って変わるんだなと思った」と印象を述べて「私もデビュー当時と今ではファッションが全然違うので、この20年で何があったの!?と思われるかもしれませんが……これが普通です」と自身の変化と重ねていた。

 お気に入りのキャラクターの話題になると、仲はマルチーズしょちょうを選んで「小さくて名前も声も可愛いのに、見た目とのギャップがすごい」と理由を明かし「私は“人生ギャップ”で生きてきたので、ギャップっていいよなと思う」とシンパシーを感じていた。

 一方、完成した作品についてmayuは「アーティストとして共感が出来る場面もあって内容が深くて濃い作品」、SAKIは「お子さんにも分かりやすい言葉で描かれているし、大人でもストーリー・ラインにドキドキできる」、葉月は「母親になった時にもう一度子どもと観てみたいと思った」、ハラグチサンは「お子さんも観て楽しめて感動できる映画」、むらたたむは「3歳の娘も私も夢中で観てしまうほど、母子で楽しんだ」と感想を口にしていた。

 キャンペーン・ソング『ODYSSEY』についてmayuは「恋愛ソングでありながら、親子愛ともとれる歌詞。ラブ・ソングではなく、もっと大きな愛をテーマにしたいと思った。今回の映画もいろいろな愛が描かれているので、ピッタリな曲。普段の私たちは地獄サウンドですが、今回はゆるふわで壮大な曲に仕上がりました」と胸を張った。これに対して仲は「普段とはガラッと変わって、この映画に寄り添うゆるふわな曲調でビックリ。曲を聴いたときは“なんでもできる方々なんだな”とビックリしました。私は普段のハード目な感じも好きです」とその才能を讃えていた。

 ステージには豪華なオリジナルひな壇が設置されていることもあり、ひな祭りの思い出トークも展開。温暖な地域である長崎出身の仲は「これは田舎あるあるですが、ひな人形と共にゴキブリが必ずいた。菱餅にくっついていたりして、どこかに潜んでいた。それを見つけてはママに駆除してもらった」と衝撃的エピソードを語り「これって現実。食べ物を置いているとゴキブリは来ます。でもゴキブリとしてはいい気分だと思う。だってレッドカーペットですからね」とゴキブリの気持ちを代弁して会場を沸かした。
 そんなゴキ情報のあとにSAKIが「父親が過保護で、お嫁に行ってほしくないということで4月くらいまでひな人形を飾っていました」と明かすと、すかさず仲は「ゴキブリが来ていたと思いますよ」と指摘し、会場の笑いを誘っていた。

 最後は仲の「おしりくん!」という呼び掛けで、おしりたんていの着ぐるみが登場。ひな飾りを囲んで写真撮影を行った。そして仲は劇場公開に向けて「台本を読んだ段階で“私、舐めてました”と謝りたくなるくらい、素晴らしいクオリティの物語でした。悪役も出てくるけれど、双方の気持ちが分かるような深いストーリーになっています。家族でもいいし、年齢に関係なくオール・ジャンルで楽しんで観ていただける『おしりたんてい』になっています」とアピールしていた。

 登壇者:仲里依紗(ゲストキャラクター:スイセン役担当)、NEMOPHILA(キャンペーンソング「ODYSSEY」担当)
 おしりたんてい着ぐるみ
 MC:伊藤さとり

公開表記

 配給:東映
 3月20日(水・祝)より 全国ロードショー
 ※ 短編『映画おしりたんてい なんでもかいけつ倶楽部 対 かいとうU』も同時上映

(オフィシャル素材提供)

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