『ＦＬＹ！／フライ！』ジャパンプレミアイベント

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　アニメーション・スタジオ、イルミネーションの７年ぶりとなる完全オリジナルストーリーの新作映画『FLY！／フライ！』のジャパンプレミアイベントが行われ、舞台挨拶に日本語版吹き替えを務めた堺雅人、麻生久美子、ヒコロヒー、池村碧彩、羽佐間道夫、関智一、芹澤優と、日本版の主題歌担当したマカロニえんぴつ、11名が集結して作品についてクロストークを繰り広げた。

　本作は、『ミニオンズ』『怪盗グルー』『SING／シング』『ペット』シリーズや『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を手がけたアニメーション・スタジオ、イルミネーションの７年ぶりとなる完全オリジナル・ストーリー。渡り鳥なのに、池から一度も出たことのないカモの一家が3000km離れた楽園ジャマイカに向けて初めて飛び立つさまが描かれる大冒険アドベンチャー。

　神経質だけれど、家族思いの父親・マック役を演じた堺は「家族を皆さんに紹介するような気持ちです。ステキな家族なので、末永くお付き合いください！｣と笑顔で挨拶。オススメのシーンについて堺は、「空のシーンに注目してください。本当に飛んでいるような気分になります。改めて日本の声優さん、アニメーションの技術の高さを身にしみて感じることができました。追いつけないくらいすごいところ（レベル）のご指導をいただきながら一生懸命やりました。本当に勉強になりました。楽しかったです」と興奮気味に話す。

　明るく頼れる母親・パム役を演じた麻生は、｢家族そろってイルミネーション作品の大ファンなので、家族は今回の参加をすごく喜んでくれました。特に夫が。私にとっても大切な作品になりました」と大喜び。お気に入りのシーンについて麻生は、「一家が飛び立つシーンが大好きで、その時のカモたちの表情がすごくいいんです。決意や期待感、ワクワクが伝わるんです。映画のメッセージである“一歩踏み出す勇気”に重なるようなシーンなので大好きです」と話した。

　元気いっぱい、おてんばでキュートなグウェン役を演じた池村はその可愛さで一瞬にして会場を魅了。両親役の堺と麻生の印象を聞かれると、「優しくてたくさんお話をしてくれるので緊張がなくなりました！」としっかりとした口調で答えた。

　そんな池村に堺は、目を細めながら｢質問に対してちゃんと答えられて、本当に偉いよ！」と感心しきり。また、池村はお気に入りのシーンを聞かれると、｢お兄ちゃんのダックスとのやり取りしているシーンが面白いから観てください｣と可愛く答えていた。

　新たなチャレンジをしようとしている人の背中を押してくれるメッセージが込められたストーリーにちなみ、「これまでの人生で一番大きなチャレンジは？」という質問が。堺は「チャレンジという認識はなかったのですが、結果的にこの仕事を選んだことは、相当なチャレンジだったと思います。生き残って良かった……」と話す。｢春なので、新しい生活を始める方もいらっしゃると思いますが、身体に気をつけてください。自分がやりたいことをやれば、のちのちと後悔することもないんじゃないかと思います」とアドバイスも送った。