作品紹介

『ハロルド・フライのまさかの旅立ち』

© Pilgrimage Films Limited and The British Film Institute 2022

イントロダクション

イギリスでNo.1の大ヒット!
<本屋大賞第2位の傑作小説×アカデミー賞®俳優>

手紙を出す代わりに、彼は手ぶらで歩き始める――。
まさかの一歩が人生を変える、驚きと涙の感動作!

 本国イギリスでは初登場新作No.1の大ヒットを記録。原作は世界36ヵ国で刊行され、英国文学最高の賞であるマン・ブッカー賞にノミネート、日本では2014年本屋大賞翻訳小説部門第2位に輝いた傑作小説。
 主人公のハロルド・フライを演じるのは、『アイリス』でアカデミー賞®とゴールデングローブ賞助演男優賞に輝いたジム・ブロードベント。夫の行動によって自身も変化していく妻のモーリーンを「ダウントン・アビー」シリーズのペネロープ・ウィルトンが演じ、イギリスを代表する名俳優による演技が光る。
 イギリスを縦断する800キロの旅。手紙では伝わらない“ある想い”を胸に、ハロルドは手ぶらで歩き出す。彼を包み込むように広がるのは、息を呑むような美しい大自然や街並み。誰かのために一歩を踏み出すことで、人生がもたらす哀しみ、驚き、喜び、そして愛を再発見する感動作!
 監督は「White Girl」で英国アカデミー賞テレビ部門を受賞、ドラマ版「ハワーズ・エンド」で同賞にノミネートされたヘティ・マクドナルド。脚本は原作者である小説家レイチェル・ジョイス自身が手掛けた。広大な風景だけでなく朝露が光る葉っぱ、揺れる木漏れ日など、自然の生命力を切り取るようなショットでイギリスの大自然を捉えたのは、ケイト・マッカラ。アカデミー賞®国際長編映画賞にノミネートされた『コット、はじまりの夏』でアイリッシュ映画&テレビアカデミー賞最優秀撮影賞を受賞した。
 旅の感動をさらに際立たせるのは、壮大な丘陵地とその先に高く広がる空、神聖な空気に包まれた大聖堂やレンガ造りの建物が並ぶイギリスらしい街並み。ハロルドを優しく包み込むように広がる圧巻の景色は観客の心を癒し、ハロルドの見る世界へと誘ってくれる。まるでイギリス縦断の道のりを一緒に歩いているような感覚に浸れるロード・ムービーが誕生した。

© Pilgrimage Films Limited and The British Film Institute 2022

ストーリー

 定年退職し、妻のモーリーンと平凡な生活を送るハロルド・フライ。ある日、北の果てから思いがけない手紙が届く。差出人はかつてビール工場で一緒に働いていた同僚クイーニーで、ホスピスに入院中の彼女の命はもうすぐ尽きるという。ハロルドは返事を出そうと家を出るが、途中で心を変える。彼にはクイーニーにどうしても会って伝えたい“ある想い”があった。ホスピスに電話をかけたハロルドは「私が歩く限りは、生き続けてくれ」と伝言し、手ぶらのまま歩き始める。歩き続けることに、クイーニーの命を救う願いをかけるハロルド。目的地までは800キロ。彼の無謀な試みはやがて大きな話題となり、イギリス中に応援される縦断の旅になるが──!?

 (原題:The Unlikely Pilgrimage of Harold Fry、2022年、イギリス、上映時間:108分)

キャスト&スタッフ

 監督:へティ・マクドナルド
 脚本・原作:レイチェル・ジョイス
 プロデューサー:ジュリエット・ダウリング、ケヴィン・ローダー、マリリン・ミルグロム
 撮影監督:ケイト・マッカラ
 音楽:イラン・エシュケリ
 劇中歌:サム・リー、ジェイムズ・キーイ

 出演:ジム・ブロードベント、ペネロープ・ウィルトン、アール・ケイヴ、リンダ・バセット、ジョセフ・マイデル

 提供:松竹、楽天
 後援:ブリティッシュ・カウンシル

ギャラリー

予告編

© Pilgrimage Films Limited and The British Film Institute 2022

オフィシャル・サイト(外部サイト)

映画『ハロルド・フライのまさかの旅立ち』公式サイト|2024年6月7日(金)公開
2014年本屋大賞翻訳小説部門第2位の傑作小説を映画化!その一歩が人生を輝かせる、驚きと涙の感動作!

公開表記

 配給:松竹
 2024年6月7日(金) 公開

(オフィシャル素材提供)

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