イベント・舞台挨拶

『陰陽師0』ジャパンプレミア

©2024映画「陰陽師0」製作委員会

 登壇者:山﨑賢人、染谷将太、奈緒、板垣李光人、國村 隼、北村一輝、小林 薫、佐藤嗣麻子監督

 安倍晴明が陰陽師になる前の知られざる学生時代を描いた完全オリジナル・ストーリーとして、映画『陰陽師0』(ゼロ)が2024年4月19日(金)に全国公開する。
 この度、日本屈指の豪華キャストが集結! 映画『陰陽師0』のジャパンプレミアが開催された。
 呪術の天才と呼ばれる若き日の安倍晴明を演じる山﨑賢人をはじめ、晴明と衝突しながらもバディになっていく貴族・源博雅(みなもとのひろまさ)を演じる染谷将太、物語の発端となる事件に巻き込まれる皇族の徽子(よしこ)女王の奈緒が登壇。さらに、板垣李光人、國村 隼、北村一輝、小林 薫と晴明をとりまく豪華キャスト陣が集結!
 本作の舞台、平安京から飛び出した朱雀とともにキャストがド派手演出で登場。数多の見どころの中から、原作「陰陽師」シリーズで大人気の晴明&博雅バディの撮影エピソードやこだわりの“呪術”、アクション・シーンについてたっぷり語った。さらに、主題歌「邂逅」を手掛けた国民的アーティスト、BUMP OF CHICKENからジャパンプレミアのための特別ビデオメッセージも到着。壮大なスケールで贈る本作に相応しい華やかなイベントとなった。

 豪華キャストが集結した話題作のお披露目というだけあり、集まった約5000人の観客の熱気で溢れかえる会場。劇中で安倍晴明が空間を切り開く際に行う呪術シーンになぞらえ、「開!(かい)」という観客の大きな掛け声により、イベントがスタート! 安倍晴明、源博雅ら、それぞれのキャラクターを紹介する映像がスクリーンに映し出され、平安京から飛び立った朱雀に導かれるように、キャスト陣が登場。主演の山﨑賢人を筆頭に、染谷将太、奈緒、板垣李光人、國村 隼、北村一輝、小林 薫、佐藤嗣麻子監督が観客に手を振りながら花道を通って堂々たる姿でステージへと歩いていき、会場は大きな拍手と歓声に包まれた。

 実在した最強の呪術師であり、若き日の安倍晴明を演じた山﨑は「嗣麻子監督のもと、このチームで若き陰陽師を演じられて最高でした! 圧倒的スケールの陰陽師をはやく観てもらいたい」と晴れやかな表情で挨拶。

 晴明とバディを組むことになる、源博雅を演じた染谷は「僕も映画を観て本当に感動して、大興奮でした。はじめてこんなエンタメを観ました。皆さんも楽しんでください」。

 博雅の幼馴染で、怪奇現象に巻き込まれる徽子女王役の奈緒は「今まで見たことのない晴明を見られる映画が完成しました! 美しい呪にかけられてください」と続いた。

 また、晴明に興味を抱く帝・村上天皇を演じた板垣は「映像美と音楽と、人間の欲の血生臭さのコントラストがすごい」と本作ならではの魅力を語った。

 続いて、晴明の育ての親で陰陽博士の賀茂忠行役の、國村は「この映画はとても嗣麻子さんらしい映像とこまやかな人間を描いています」。

 天文博士として学生たちのために熱心に指導を行う惟宗是邦を演じた北村は、「圧倒的、素晴らしいの一言。まず分かりやすいので、そのまま観て楽しんで」。

 陰陽寮のトップ・陰陽頭の藤原義輔役である小林は「こんなに広い会場でたくさんの人に集まっていただき、感無量です。撮影はわくわく、楽しくやっていました」。

 そして、メガホンを執った佐藤監督は「陰陽師は35年くらい前に原作者作る約束をして、ようやく完成した。最高傑作になっていると思う」と喜びを噛みしめた。

 アクション、友情、謎解きなどさまざまな要素が堪能できる本作で、若き晴明と博雅のバディものとしても見どころが満載だが、撮影時のエピソードを問われると、山﨑は「博雅と晴明のペースというか、空気感が良い感じにゆるく楽しい撮影ができて良い時間でした」。すると、染谷は「メリハリがね、やる時はやる。賢人くんとの撮影は最高でした。賢人くんがリラックスした雰囲気をつくってくれて、自然とお芝居に入っていけました」と映画さながらの掛け合いを見せた。

 2人は撮影前に役柄を入れ替えたワークショップを行ったそうで、佐藤監督も「いろいろなパターンを演じることで、間合いとか距離感がつかめたのでは」とコメント。そんな二人の関係性について、奈緒は「うらやましいと思うくらいに息がぴったり!」と絶賛。今作ならではの物語の魅力を山﨑は「晴明と同じ気持ちになって謎を追いかける、そういう目線で見ると入り込めるし、映画としてすごくクオリティが高いので、映像体験としても楽しんでもらいたい」と熱く語った。

 陰陽師の登場人物はすべて実在の人物ということで、平安ならではの身分違いの恋愛模様も描かれるが、染谷は「禁じられた恋、エモかったですよ。切なくもあるし、この世界観で見る恋愛模様はぐっとくる」と語り、天皇として絶対的なキャラクターを演じた板垣は「帝から送る文は絶対的なので、ご挨拶もしないまま(徽子女王に)あのような手紙を送ってしまって。でも帝ならではの孤独感をだせたらいいなと思い、まばたきをゆっくりするなど意識して演じました。現場では、帝の衣装で動けなかったので孤独でした(笑)」と撮影エピソードを明かし、奈緒も、平安時代の衣装での所作の難しさについて共感した様子。「お芝居していて思ったのは、最初から定めが決まっているのは悪いことじゃない。決まっている中でどう視点を変えていくか、自分次第というのは感じました」と語った。

 平安京に隠された闇を呪術で祓うという最後まで誰が黒幕か分からない緻密なストーリー展開も魅力の一つだが、佐藤監督は、全員が悪役という観点でキャスティングを行ったという。安定感のある豪華キャストが集結したが、國村は「悪い人なんてひどい(笑)! 晴明を育てたあったかい人ですが、彼の才能には嫉妬していたかも」と言い、同じく陰陽寮の指導者を演じた北村は「良い人になるように一生懸命、考えて演じましたよ。一度モニターで悪っぽく見えて、すこし上向いてしゃべろうかなとか思ったり」と会場の笑いを誘い、小林も「僕は監督に預けていたので。現場にいて、今日はどんな演出があるのかと楽しみでした」と撮影エピソードを語った。

 ここで、自身が相棒にするならどのキャラクターが良いかという話題に。まず山﨑は、「やっぱり博雅ですかね。心で動いている人なので、それが好きです」と博雅の好きな部分を明かし、対する染谷も「晴明です! 祓ってくれるし、至れり尽くせりで」と即答。奈緒は自身が演じたキャラクターを挙げ「徽子女王は恋愛相談にのってほしい。友達になりたい」と語り、板垣は「晴明ですかね。帝も気になっている存在だし、晴明を大好きになりました」、また、北村は山﨑のアクション・シーンを目の前に感じたことがあったようで「僕も晴明ですかね。個人として晴明が戦っているところを近くで見たんですけど、かっこよかった~。こんな動く人いるんだって、熱いなにかが込み上げてきた」と熱を込めた。

 さらに、主題歌を務めたBUMP OF CHICKENより、ジャパンプレミアをより一層盛り上げるビデオメッセージが到着! 「映画『陰陽師0』完成おめでとうございます! 僕たちも拝見させていただきましたが、ハラハラドキドキしっぱなしで、本当に映像が綺麗で感動しましたし、圧倒されました! このような熱量のある作品とご一緒させていただいて僕たちも光栄に思っています」というメッセージが。

 最後に佐藤監督はミステリー、やサスペンス、恋愛もあるエンターテイメント作品に仕上がっているので、ぜひ大きいスクリーンで観てください」とコメントし、山﨑は「呪術の映像はすごいおもしろいですし、感動しました。目に見えないものがテーマで、目に見えるものだけがすべてじゃない。観終わった後に人間として大事にする心が描かれているので、それを感じて」とメッセージを贈り、「日本の呪術はここから始まります!」と熱を込めた。

 さらに、山﨑の「陰陽師0」の掛け声をきっかけに、会場全員で「開!!(かい)」と叫ぶとキャノン砲が発射! 一気に煌びやかなムードとなり、ド派手な演出で終始スケールの大きさを感じさせイベントは幕を閉じた。

公開表記

 配給:ワーナー・ブラザース映画
 2024年4月19日(金) 伝説が始まる。

(オフィシャル素材提供)

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