イベント・舞台挨拶

『バジーノイズ』ファーストピッチ オフィシャル・リポート

Ⓒむつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会

 登壇者:川西拓実(JO1)

 ビッグコミックスピリッツ連載の青春音楽コミックを、映画初主演となる大人気グローバルボーイズグループ・JO1の川西拓実と桜田ひよりのW主演、さらに日本中に社会現象とも言える人気を巻き起こした大ヒット・ドラマ「silent」監督の風間太樹によって満を持して実写映画化した『バジーノイズ』が、5月3日(金・祝)より全国公開する。

 風間太樹監督が描く、行き先の見えない若者たちの<出会い>と、末来を見つける姿。 川西拓実(JO1)、桜田ひよりら最旬キャストが、今を生きる若者たちのリアルを体現。また、ミュージック・コンセプト・デザインを気鋭の音楽プロデューサーYaffleが手掛ける。音楽だけあればいいと思っていた清澄は、好きなこともやりたいこともなく、他人の「いいね」だけを追いかけてきた潮に出会う。清澄の音楽に心を震わせた潮は、彼の演奏動画をSNSに投稿しバズらせる。潮に導かれバンドを組んだ清澄が、仲間と音を創り出す喜びに目覚めた時、突然、潮が姿を消した。心に空洞が空いた清澄を、音楽はさらに新たな道へと導こうとしていた――。

 映画『バジーノイズ』(5月3日公開)に主演するJO1の川西拓実(24)が4月6日(土)、東京・後楽園の東京ドームの巨人対横浜DeNA戦で、映画の大ヒットを記念したファーストピッチ・セレモニーに登場した。

 映画『バジーノイズ』はビッグコミックスピリッツに連載の大人気青春音楽コミックが原作。DTMで一人音楽製作に打ち込む清澄(川西)が同じマンションに住む潮(桜田ひより)との出会いをきっかけに、外の世界と交流し、新たな音楽活動に目覚めていく姿を描く。川西の初主演映画で、大ヒット・ドラマ「silent」の風間太樹監督がメガホンを取った。

 川西は兵庫県内の小中高時代、約15年間、野球をやってきた。高校では1、2番を打ち、守備はセンター、右投げ右打ち。父親の影響で生まれた時からの巨人ファン。高校時代は明石商業(当時)も山崎伊織(25)と対戦し、四番・岡本和真選手(27)とは公私で交流もある。

 川西は場内アナウンスとともに歓声を浴び、マウンドへ。背中には「BUZZY NOISE」のネーム、背番号は岡本選手の「25」を背負って登場。きれいなフォームで巨人のドラフト3位の外野手、佐々木俊輔(24)が構えるミットへ。惜しくも手前でショートバウンドしてしまったが、時速125キロの速球に場内から「おお!!」という歓声もあがった。

 「160キロ出します」と宣言していた川西。「もうちょっといけたかなと思いますが、まぁまぁ頑張ったんじゃないかな。バウンドしてしまって、ちょっと悔しいですね。次回こそ160キロを出して、ジャイアンツに入団できたら(笑)」と振り返った。

 人生初のファーストピッチはいままでにない緊張感だったそうで、「正直言っていいですか? ライブや映画初主演よりも緊張しました(笑)。毎日、試合をしている選手の皆さんはすごいなと感じました。映画では、仲間の絆が描かれているんですが、野球は一人ではできないスポーツ。皆さん絆が繋がればと思って投げさせていただきました」と話した。

 セレモニーに先立っては、JO1の野球経験者、豆原一成(21)が見守る中、ブルペンで約20球の投球練習。捕手のミットから「パン!」という快音も。内海哲也巨人投手コーチ(41)が打席に立ったり、巨人のブルペン・キャッチャーが球を受けるサプライズも。「始球式でこんなに早い球を投げるのは初めてだ」と励まされ、球速101キロを出していた。

 ※フ ァーストピッチ 試合前に行うセレモニーで、選手は守備につかない。始球式では出場する選手が守備位置についた状態で投げる。

囲み取材の模様

初のファーストピッチは?

 球速にこだわったんですが、125kmでした。もうちょっといけたかなと思いますが、まぁまぁ頑張ったんじゃないかなと思います。バウンドしてしまって、悔しいですね。次回こそ160キロを出して、ジャイアンツに入団できたら。

セレモニーに向けての準備は?

 ちゃんとマウンドがあるところで。2日間、ひたすら投げ込み練習をしました。

東京ドームのマウンドは?

 本当に広くてすごい。たくさんの方がいらっしゃって、立っているだけで緊張しました。

映画主演と今回、どちらが緊張しましたか。

 正直言って、今回のほうが緊張しました(笑)。

球を受けた佐々木選手とは話を交わしましたか?

 僕の球がカットボール気味になるとおっしゃっていただきました。

実際に間近でプロの選手を見て、いかがでしたか?

 かっこいいですね。皆さん大きいです。毎日ここで試合しているのは本当にすごいなと思いました。

両チームに応援メッセージを。

 怪我のないように、皆さん全力プレーで頑張ってほしいなって思います。映画『バジーノイズ』では、仲間の絆が描かれているんですが、野球は一人じゃできないスポーツなので、皆さんの絆が繋がればいいなと思って投げさせていただきました。

高校時代はどんな選手でしたか?

 足が速かったので。センター、1番2番を打つことが多かったです。球速は130キロくらいを出したことがあります。夏の大会で山崎伊織投手とは対戦したこともありますが、負けてしまいましたが、いい思い出です。

巨人ファンですか?

 僕の父親が元々巨人ファンでだから生まれた頃からもう巨人ファンです。注目している選手は背番号25番、岡本さんです!

メンバーにはどう報告しますか?

 率直にちょっと悔しいなと伝えたいですね。メンバーからは「普通にやんないよね?」「ちょっとボケるよね」「アンダースローで投げるとかやるよね」と言われたけれども、さすがにできなかったです(笑)。

公開表記

 製作幹事・配給:ギャガ
 5月3日(金・祝)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

(オフィシャル素材提供)

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