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『おいしい給食 Road to イカメシ』第2回横浜国際映画祭 舞台挨拶

©2024「おいしい給食」製作委員会

 登壇者:市原隼人、綾部真弥監督、岩淵規プロデューサー

 5/4(土)から開催している第2回横浜国際映画祭のレッドカーペット前に、『おいしい給食 Road to イカメシ』主演の市原隼人、綾部真弥監督、岩淵 規プロデューサーが映画祭での上映に併せて舞台挨拶を実施した。

 主演の市原は満席に埋まった会場を見渡し、「2019年に第1弾が始まりまして、その時はまさか続編が作られるなんて夢にも思いませんでした。お客さんに楽しんでいただきたい、第3弾を作り意義を噛み締めながら、現場で今できる自分のすべてを尽くしました」と挨拶。

 横浜国際映画祭への参加を喜びつつ、横浜について「幼いころから横浜にはよく来ていましたので、横浜の街並みと共に育ってきたと言っても過言ではなく、今でも少し時間があれば横浜で過ごしたいなと思える街で、親しみのある街。食べ歩きだったり、ホテルに泊まってみたり、家族で過ごしたい街で、品があって、街並みも綺麗で、大きな道路とか。どんどんどんどん開発されていくワクワクさせてくれる街です」と印象を語った。

 MCから「横浜市では令和3年までは学校給食が小学校までで、中学からはお弁当でしたが、2026年度から中学校給食も全員実施になる予定です」と聞かされた監督は、「コロナの影響で未だに給食の黙食が続いている地域もあって、黙食になれちゃった生徒もいるみたいで。みんなで食べて話して、人のことを知るというのを諦めてほしくないなと。我々『おいしい給食』は“給食は人生最初の会食”を謳ってます。同じ給食を食べるからこそ個性が際立つし、友人ができるし、自分とは違う人と触れ合う大事さをぜひ続けてほしい」と横浜市の給食の取り組みを嬉しいと話した。

 続けて市原は「とにかく早く食べたい!早く食べられる人がカッコいい!と思っていた。牛乳が飲みたいんだかなんだか分からないけど、牛乳ジャンケンがしたい!」とエピソードを明かすと、会場からは大きな笑いが起こった。「義務教育の時間から外れたような、プレゼントを頂いたような時間だったんです。僕も演じた甘利田のように給食のために学校に行っていたと言っても過言ではない。とにかく1日の一大イベントが給食だったので楽しみな時間でした」と給食愛に溢れるコメントを続け、横浜市の取り組みを喜んだ。

 制作の舞台裏を聞かれた岩淵プロデューサーは「モニターチェックの場所で、毎回監督が笑うなよとスタッフに言うくせに、毎回監督が笑ってNG出す」と明かし、笑いの絶えない現場だったそう。それを聞いた監督は「自分が笑えないものは皆さんにお見せできないんで」と笑顔で切り返していた。

 抽選で市原との撮影会も実施され、給食の帽子を被った子どもが当選し、大喜びする様子に会場は温かい雰囲気に包まれ、子どもの日を前にした素敵なプレゼントがファンに届けられた。

 舞台挨拶の最後に市原は「続編を作るにあたって存在意義を探しました。甘利田がどう変化し、進化・成長していくべきか?と考えたんですが、いつまでも変わらぬ甘利田でいることが答えでした。シーズン1からメッセージは変わりません。どんなに滑稽で笑われても、好きなものは好きと人生を謳歌する――そんな甘利田先生を見ていただき、皆さんにも人生を楽しんでいただきたいです」と締めくくった。

公開表記

 配給:AMGエンタテインメント
 2024年5月24日 全国公開

(オフィシャル素材提供)

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