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『左手に気をつけろ』絶賛の声が到着!併映作品『だれかが歌ってる』で蓮實重彦「開始一分で涙が」

©文化振興ネットワーク、CULTURAL DEVELOPMENT NETWORK

 第36回東京国際映画祭NIPPON CINEMA NOW部門に公式出品した井口奈己監督『左手に気をつけろ』を2024年6月8日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開する。
 この度、本作を鑑賞した著名人からコメントが到着した。
 また、併映作品『だれかが歌ってる』へ蓮實重彦が言葉を寄せた。

 左利きを媒介するウイルスが蔓延し、こども警察による厳しい取り締まりが行われている世界を舞台に、主人公・神戸りんが行方不明になった姉を探す冒険へと乗り出す物語。

 今回、ひと足先に本作を鑑賞した各界の著名人から推薦コメントが続々と到着!
 井口奈己監督が生み出した、軽やかでいてエネルギーに満ち溢れた本作について、漫画家のいがらしみきお「これほどストレートでやさしくパワフルなものを見せてくれるとは」、エッセイストの甲斐みのり「今すぐ誰かと話したくてたまらない!」、映画監督の横浜聡子「井口監督だからこそ撮れる映画」と絶賛。このほか、小森はるかやJinmenusagi、澁谷浩次、中島京子、野中モモ、早川千絵、深田晃司、藤野千夜、細馬宏通、山本浩貴らが言葉を寄せた。
 また、併映作品『だれかが歌ってる』に関して映画評論家の蓮實重彦は、鑑賞時に涙を流したことを明かし「ひたすら涙もろくなっていることだけでは説明のつかないショットの力だと確信しています」と語っている。

『左手に気をつけろ』へのコメント

いがらしみきお(漫画家)
 コロナに対してのアンサー映画を世界中で誰が撮るのかと思っていたら、井口奈己監督がこれほどストレートでやさしくパワフルなものを見せてくれるとは。

甲斐みのり(エッセイスト)
 ヌーベルバーグ作品に初めて触れた若き日のように、静かな高揚感を抱きつつ繰り返し観て。
 こども警察、運命の人、左手のユートピア、東京の風景、人口9割を占めるという右利きの自分……
 のびやかで奔放な井口監督ワールドについて、今すぐ誰かと話したくてたまらない!

小森はるか(映像作家)
 「御用だ」の声が微笑ましく聞こえてしまうことに、心がざわつく。
 子どもたちの声だから、というだけではない。
 一見何事もなさそうな一日が描かれるので、その声と置き換えられる現実が、私たちの身の回りに溢れていることを思い起こさせるのだろう。

Jinmenusagi(ラッパー)
 映画本編が終わっても、こども警察たちの活躍を最後まで見届けた気になるのはまだ早い。ACE COOL監修によるエンディング・テーマ「御用だ!」にて更なるこども警察の躍進を“聴き”届けろ!

澁谷浩次(yumbo)
 ついに井口監督が「女が男を追う映画」を撮ってしまったのか?と心配になったが、最後まで観ると、女が追いかけていたのは何かもっととんでもなくスケールのでかいものだったことに気づかされる。なんという越境!

中島京子(小説家)
 空色の美しさがとても印象に残りました。それは、左手の色だったのではないかと、観終わった後、あたたかい気持ちで思いました。

野中モモ(翻訳者・ライター)
 ワーッ!と弾けてあまりに楽しそうな、しかし決して「可愛く」はない、むしろ恐ろしい子どもたち。
 非日常セッティングでばっちりかますマダムロス。
 好きなタイプの冒険です。

早川千絵(映画監督)
 待ち焦がれていた井口奈己監督の新作。
 映像と音のリズムがひたすら心地よく、不意に現れたユートピアはなんとも不思議で美しかった。

深田晃司(映画監督)
 ロードムービーに大仰な距離はいらない、いくつかの写真と景色と素敵な横移動があればそれでいい、と高らかに教えてくれる。
 そして、映画史への数々の引用符を吹き飛ばすような破壊と包摂のラストに唖然とした。

藤野千夜(小説家)
 ずっと待っていた井口奈己監督の新作は、なんてキュート! 見れば見るほど楽しくなる。御用だ!御用だ!と走るこども警察を、のどかな世田谷線の車窓から見守りたい。

細馬宏通(行動学者)
 覚悟の春。スクリーンに来た子どもたちが走り去る。線路が誘う。隣人を運命の人として愛する者の前にだけ現れる、思いがけない左手の世界。マダムロスの叫びを目撃せよ!

山本浩貴(小説家・デザイナー・いぬのせなか座主宰)
 陰鬱な顔! それでも笑っちゃう場所へ、大人が探すでなく子どもが連れ去ってくれる。でかくてわちゃわちゃした声にまきこまれ、コロナ禍のあの(冗談みたいな)生真面目さからもようやっと解放された気分だ。

横浜聡子(映画監督)
 スクリーンを躍動するこどもたちを楽しんでいたはずなのに、いつの間にか彼らがどこかうすら怖い存在に見えてくる不思議さ。
 こどもと映画の親和性の高さをよく知る井口監督だからこそ撮れる映画。

『だれかが歌ってる』へのコメント

蓮實重彦(映画評論家)
 たったいま、『だれかが歌ってる』拝見しました。開始一分から涙が流れ、終わりには滂沱のありさま。これは、晩期高齢者のいま、ひたすら涙もろくなっていることだけでは説明のつかないショットの力だと確信しています。

公開表記

 製作・配給:一般社団法人文化振興ネットワーク
 6月8日(土)より、渋谷ユーロスペースほか全国順次ロードショー

(オフィシャル素材提供)

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