
登壇者:野村康太、松尾 潤、鈴木美羽、中山ひなの、宗綱 弟監督
MC:賀屋壮也(かが屋)
修学旅行をきっかけに、集められた6人の“1人ぼっち”たちが織りなす青春ストーリー映画『6人ぼっち』が5月2日(金)新宿ピカデリーほかにていよいよ全国公開した!
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映画の公開を記念して、本作で6人の“ぼっち”たちを演じた、主演の野村康太をはじめ、共演の松尾 潤、鈴木美羽、中山ひなのが登壇し、初日舞台挨拶を開催! 映画で担任教師役を演じた賀屋壮也(かが屋)をMCに迎え、公開を迎えた気持ちから自身の修学旅行の思い出までたっぷり話した。
映画上映後、ステージには本作に教師の島役で出演するかが屋の賀屋壮也が司会者として登場。「今回、教師役として出演させていただきましたが、ほぼ金八先生の衣装でした。令和の金八先生としてやらせていただきましたが、皆さん金八先生ってご存じですか?」と呼びかけて、映画を観たばかりの観客たちは大笑い。さらに「衣装合わせの時には、ほぼ金八先生の衣装が用意されて。これはいじられているのかなと思いました」とボヤいてみせて、会場を沸かせる中、本作で“ぼっち”たちを演じた、主演の野村康太、共演の、松尾 潤、鈴木美羽、中山ひなの、そして本作が長編デビュー作品となる宗綱 弟監督が登壇。加賀との撮影は、共演者たちも非常に楽しいひとときだったようで、イベント中も共演者たちから「すごく面白かった」「楽しかった」というコメントが次々と寄せられ、すでにキャストたちの仲の良さが伺える和気藹々とした様子でイベントがスタート。賀屋も「教室の空気が本当に学校のようだった!」と野村たちとの撮影を振り返った。
ちなみにこの日は、修学旅行で同じ班となる6人の“ぼっち”たちが勢ぞろいする予定だったが、飯島祐太郎役の吉田晴登と、馬場すみれ役の三原羽衣が残念ながら欠席。イベント冒頭ではふたりのコメントを加賀が代読。
そしてここからはあらためて映画のトークに。
まずは公開初日を迎え、「すごくうれしいです!」と笑顔を見せた野村。野村にとって本作が撮影当時、初の主演作品だったのだが、「すごくうれしいですし、やっと皆さまにお届けできました。撮影した時、僕は19歳だったので、1年半以上前。(松尾)潤の髪が(撮影から)すごく伸びていますけど、それくらいの年月がたったということ。やっとお届けすることができてものすごくうれしいです」と笑顔でコメント。
そして、松尾が「この映画のキャッチコピーにもある“青春できてない青春映画”というのが皆さんの目にどう映っているのか、というのが僕の中で気になっていて。それを知ることができるということで、ものすごく楽しみです」と続けると、鈴木も「映画では、個性の強い6人のぼっちが集まりますが、友だちや家族といても孤独を感じたり、漠然とした不安があったりして。みんなといてもひとりだなと感じることがあると思うので、どんな世代、どんな年齢の方にも刺さるんじゃないかと自信を持って言えます!」と熱くコメント。さらに中山が「撮影が1年半前とかで。今日は舞台挨拶をまわるのも3ヵ所目なんですが、ようやく実感がわいたというか。皆さまのお顔を前にして、ようやく届いたんだなということがヒシヒシと伝わってきて、うれしいです」と感慨深い様子で語り、
宗綱監督も「僕にとっても長編デビュー作。撮り終えてからもいろんな方のお力添えやご協力もあってここまで来ることができた。やっとという気持ちと、うれしいという気持ちと、ドキドキしている気持ちがあります。とにかくこの(満席の)景色が感慨深い感じです」と客席を見渡しながら晴れやかな顔を見せた。
本作では6人の“ぼっちたちの”キャラクターをハッシュタグで表していたが、演じている本人との共通点はあるのか?という質問も。まずは「#陰キャ」な加山糸を演じた野村に質問が及ぶと、「日によります。 “#陰キャ”な時もありますし、“#陽キャ”になる日も」と説明。共演者からは「明るかった」と評されていた野村だが、最初に現場に入った時は人見知りをしてしまったこともあったようで、「僕は最初はわりと静かにしていて。話しかけていいのかなと気を遣ってしまうんですけど、最初は(松尾)潤くんが話しかけてくれて。そこから会話が広がりました」と振り返った。
一方、「#ネガティブ」な山田ちえを演じた中山は「落ちついているところは似ているかもしれないけど、私は実はめちゃくちゃポジティブ。嫌なことがあっても寝たら忘れる」ときっぱり。
さらに「#ガリ勉」の新川 琴を演じた鈴木は「わたしは12歳からこの活動をしているので、学校に行く前や、学校に行った後に撮影があったりして、テストの時は、始発で学校の近くのファストフード店に行って勉強したりしていました。なので、“ガリ勉”じゃなくて“ギリ勉”でしたね」と笑った。 最後に「#空気読めない」五十嵐大輔を演じた松尾は「確かに自分も空気読めないところあるかも」と冗談めかしながらも、現場ではムードメーカー的な役割で、共演者にも積極的に声をかけていたとのことで、中山たちからも「声をかけてくれるし、切り込んでくれるからだいぶ助かりました」と感謝されるひと幕も。賀屋からも「最初の一歩を踏み出せるって、めちゃくちゃ“空気読めてる”!」と言われると、「じゃあ“空気読めてる”のかもしれないです!」と喜んでみせた。
寄せ集めの6人の“ぼっち”たちの修学旅行を描いた本作だが、登壇者たち自身の修学旅行の思い出はどんなものだったのだろうか? 残念ながら高校時代はコロナのために修学旅行には行けなかったという野村だが、中学時代の修学旅行の思い出を振り返り、「行きの新幹線で、友人とトランプをしていたらテンションが上がりすぎてしまって、帰りは3人席にひとりだけで座らされました」と苦笑い。賀屋が「修学旅行って前日と行きの新幹線が一番テンションあがる!」とコメントすると、登壇者一同賛同の様子。続けて、監督が「この作品が“本物の修学旅行”と言ってくれて嬉しかった」と語った。
続く松尾が「高校の修学旅行で台湾に行ったんですが、初日はずっと台湾のダムを見ていました」といったエピソードを披露して周囲は笑いに包まれ、さらに中山は「私もコロナ禍で、高校の修学旅行は本当はシンガポールに行く予定だったのに、コロナの影響で東京に変わり、福岡県の学校だったのですが最終的に大分県に行きました。かわいい私服を選んで行ったのに、土砂降りで(笑)。それでもレインコートをきて雨の中走ったりして、それも青春だったかも」と爽やかに述懐。鈴木は「中学では、滋賀県に民泊したんですけど、そこで泊まらせていただいたご夫婦とは、今でも連絡を取り合っています」と心温まる思い出を披露した。最後に宗綱監督は「僕の修学旅行先は北海道でしたが、出身はこの映画の修学旅行の舞台の広島です!なので、これをきっかけに広島に行ってみたいと思ってもらえたらうれしいです」とコメント。
さらに、撮影中にも野村と松尾、鈴木、中山の4人はオフが重なり、宮島に観光に行ったというエピソードも。宗綱監督と同じく広島出身の賀屋が「揚げもみじ食べた!?」と尋ねると、一同大盛り上がり。あまりの盛り上がりっぷりに驚きながらも、全員揃ってロケ地の広島のアピールをした。
そして最後のメッセージを求められた野村は「この映画はキャストの皆さま、スタッフの皆さまと作りあげた素敵な作品。僕自身、思い出深い作品になっているので、皆さまにとっても思い出深い作品になったらいいなと思っています。ぜひ劇場に足を運んでいただけたら」と語りかけ、あらためて「『6人ぼっち』をたくさんの方に愛していただけるよう祈っております」と呼びかけ、イベントは締めくくられた。
<本日、欠席となってしまった吉田晴登・三原羽衣のコメント>
吉田晴登
本日は映画『6人ぼっち』の公開日に足を運んでいただきありがとうございます!
飯島祐太郎(いいじまゆうたろう)役を演じました吉田晴登(よしだはると)です。
本日の登壇が難しくなってしまい申し訳なく、ぼっちのメンバーと一緒にこの場に居られないことが非常に残念ではあるのですが、他のぼっちのメンバーがきっとこの作品にまつわるお話で会場を盛り上げてくれているものと信じています。
作品を観ていただいて、何か少しでも、皆さんの心に響くものがあったとしたら嬉しいです。
ぜひここにいらっしゃっていただいた皆様には、一緒にこの作品を盛り上げていただけますと嬉しいです。
本日はどうもありがとうございました。
三原羽衣
『6人ぼっち』公開初日舞台挨拶に足を運んでくださった皆様、ありがとうございます。
馬場すみれを演じさせていただきました三原羽衣(みはらうい)です。
『6人ぼっち』、楽しんでいただけましたでしょうか? 本日の登壇が出来なくなってしまったこと、本当に申し訳ありません。
今作は性格の違った6人ぼっち達を描いた青春映画です。
素敵なキャスト、スタッフの皆様で作り上げたこの作品を観ていただけて嬉しい気持ちでいっぱいです!
皆様の生の感想を聞くことが出来なくて、とても残念に思いますが、ぜひSNS などで感想を書いていただけたら嬉しいです。
ご来場いただき、本当にありがとうございました!
公開表記
配給: ギグリーボックス
5月2日(金) 自由行動、開始!新宿ピカデリーほか全国順次公開
(オフィシャル素材提供)