『花まんま』とゼクシィのコラボ映像解禁！

　2005年、第133回直木賞を受賞した短編集『花まんま』(文春文庫)は、記憶の濃淡を丁寧に語り分けながら、人間の哀しさや温かさを繊細に織り込む巧みな筆致で評価される作家・朱川湊人の代表作で、ある兄妹の不思議な体験を描いた物語。初版からおよそ20年を経た今春、東映配給の劇場映画『花まんま』として４月25日(金)公開される。
　早逝した両親と交わした「兄貴はどんな時も妹を守るんや」という約束を胸に、たった一人の妹の親代わりとして大阪下町で生きる熱血漢の兄・俊樹を演じるのは、日本のみならず、国際的にも評価されている鈴木亮平。まもなくの結婚を控えながら、ある＜秘密＞を抱えている妹・フミ子を、今や“国民的俳優”とも評される有村架純が演じる。鈴木・有村の二人が兄妹役として初共演を果たし、『こんな夜更けにバナナかよ愛しき実話』『そして、バトンは渡された』などコメディから感動作まで幅広い表現力を併せ持つヒットメーカー前田哲監督がメガホンを取った。

兄・俊樹〈鈴木亮平〉のスピーチが心を打つ、特別編集版!!
結婚情報誌「ゼクシィ」が贈る、“家族の愛”が溢れる感動コラボ映像を公開！

　ついに４月25日(金)より公開された映画『花まんま』。鑑賞者からは「鈴木亮平の兄やんのスピーチでめっちゃ泣いた」、「家族の絆や喪失の痛みがじんわり胸に響きました」「それぞれの愛の形に胸が熱くなり、大切なことに改めて気づかされました」といった絶賛コメントが多数寄せられ、特にクライマックスとなる結婚式でのスピーチの場面は、多くの観客の記憶に深く刻まれる感動的なシーンとなっている。鈴木亮平の演じる兄・俊樹が披露宴で語るスピーチは、この物語の集大成とも言える重要なシーン。これまで胸の内に秘めてきた想いがあふれ出し、兄妹の絆と深い愛情を丁寧に紡いでいくこの場面に、会場では思わず涙する観客も続出している。鈴木は、ひとつひとつの言葉に心を込めながら、俊樹という人物の心情を繊細かつ力強く表現。そのスピーチは単なるセリフではなく、観る人の心を揺さぶる“メッセージ”として、深い余韻を残している。

　そんな感動的なスピーチ・シーンが、このたび結婚情報誌「ゼクシィ」とのスペシャル・コラボレーションによって、特別編集された《ゼクシィコラボ映像》として公開された。映像では、有村架純演じるフミ子の「私、結婚します」という印象的なセリフと共に、婚約者の中沢太郎（鈴鹿央士）との挙式シーンが美しく映し出されている。そして、披露宴のスピーチでは、俊樹は今まで胸に秘めていた想いを力強く語り始めます。幼い頃に両親を亡くし、妹の親代わりとして懸命に生きてきた俊樹。そんな自分の歩みをどこか誇らしく思っていた彼が、「今僕らがあるんは皆さんのおかげです」と、こらえきれない涙とともに感謝の気持ちを届ける姿は、観る者の心を深く打つ。そして映像のラストには、「結婚式で家族に本音を伝えよう」という“ゼクシィ”らしい温かいメッセージが添えられ、本作のテーマでもある“家族の絆と愛”が静かに、力強く胸に響いてくる。“結婚式”という特別な舞台に寄り添いながら、兄妹の想いと家族のつながりを丁寧に描いた、感動のスペシャル映像となっている。