
登壇者:森本慎太郎(SixTONES)、森川智之、LiLiCo
映画『F1®/エフワン』ぶっちぎれイベントが都内で行われ、本作で声優に初挑戦する森本慎太郎(SixTONES)とベテラン声優の森川智之、映画コメンテーターでタレントのLiLiCoが登壇して、作品について楽しいクロストークを繰り広げた。
本作は、映画『トップガン マーヴェリック』でメガホンを取ったジョセフ・コシンスキー監督とブラッド・ピットがタッグを組んだ超話題作。F1®全面バックアップで制作されており、F1®グランプリと同じロゴを映画ロゴに使用し、世界各国の本物のサーキットで撮影している。出演者たちも数ヵ月の厳しいトレーニングを積み、リアルを追求するため限界まで挑戦している。プロデューサーには世界チャンピオンの称号を持つ現役スターF1®レーサーのルイス・ハミルトンも名を連ねている。
森本は、ブラピが演じる元カリスマF1®レーサー・ソニーとぶつかり合う若きチームメイト、ジョシュアの日本語吹替版声優を務めた。作品について森本は「見ることのできない景色が広がっていて疑似体験ができます。アフレコ中、気持ちが高ぶって興奮してきました。アフレコが終わった後に『安全運転しないと……』と思いました」と素直な気持ちを吐露した。声優初挑戦の森本は、アフレコの難しさについては、「口の動きに合わせてしゃべることと、声だけに感情を乗せなきゃいけなかったり、一番は滑舌でした。考えることが多すぎて、もう大変。お芝居するときは体も動くから、アフレコしてるときも手とかを動かしてました。大丈夫かなっていう心配もありますが、すごく楽しかったです」とアフレコを振り返っていた。

また、ブラピの魅力を聞かれた森本は「顔じゃないですか。メチャかっこいいですよ。女性はたぶん『キャー!』ってなれるブラピが詰まっていると思います」と話した。
『トップガン〜』や『ミッション:インポッシブル』などでトム・クルーズの吹き替えを務め、“トム・クルーズ公認声優”としても知られる森川は、今作では、物語のカギを握るピーター役の吹き替えを担当。自身もF1®の大ファンであることを明かした森川は、「おそらくF1®ファンの皆さんの望みがかなう映像です。スゴイ映像を見させてもらえます。それと、人間ドラマもしっかりと描かれています」と力を込めて作品をアピール。

今作で吹替に初挑戦した森本について、森川は「素晴らしいの一言」と大絶賛。自ら声優プロダクションの社長の顔も持つ森川は、「良い人を見つけた。ぜひ、俳優業、声優業も極めてほしい」と森本に熱くエールを送った。

映画には出演していないがイベントに登壇したLiLiCoは今作に期待するところを聞かれると、「スウェーデンでは年齢にとらわれず可能性を信じて行動します。ブラピの演じているのもそんな役。応援しちゃう」とノリノリ。「ブラピは歩いてるだけでめっちゃカッコいい。あんなカッコいい人はいない。映画を観ながら、ジムに行ってるプラピを想像していました」とうっとり。

声優として本作に関わっていないLiLiCoは「意地悪なおばさんの役はないの?」声優での参加を猛プッシュしていた。森本に向けては「役者として大好きなんです。こんな繊細な演技をしてくれるいい男ってなかなかいないので、ずっと演技を続けてほしいですね」と称賛の言葉を送った。

ブラッド・ピットが実際に時速290kmでF1®マシンを操縦していることでも話題の本作。イベント中盤、3人はF1®の風圧を体験。セットした髪形や顔の表情が変わってしまうくらいの強さに「目が開けられない!」とビックリ。LiLiCoは「ぶっちっぎりで今年一番楽しかった」と大興奮で大満足の様子。


風圧体験を終えた森本は「目が開かないですね」と逆立ったままの髪型。LiLiCoは「もっといい男になってるわ!」とワイルドな森本の姿を絶賛した。F1®レーサーは重力に耐えられるようなトレーニングをしている。『こんなブラピが見たかった!』。今まで見たことのないプラピの肉体美に注目。
映画のキャッチコピー「すべての映画を、ぶっちぎれ!」にちなみ、3人が“ぶっちぎっていること=自身が一番だと思うこと”を発表するコーナーがあり、森本は「僕、趣味が多いんですよ。車はもちろん、ダイビングとかキャンプとか釣りとか、いろんなことをするんです。基本、全部形から入ります。探究心がぶっちぎりな反面、飽きちゃうのもめちゃくちゃぶっちぎって早い。森本慎太郎を言葉で表現するとしたら、そこが最初に出てくると分かりやすい……」と自虐笑いして反省しきり。
最後にLiLiCoは「いつまでもチャレンジする気持ちを、みんなに持ってほしい」。森川は「ブラッシュアップして、映画『トップガン マーヴェリック』を超えました!」。森本は「F1®のチームが監修に入っていますし、映像もサウンドもすごくこだわっています。人間模様も描かれていて、何よりもブラピがカッコいい! 1回だけじゃ感じられない魅力があるので、レースにチャレンジできると思って、何度も映画館に足を運んでみてください!」と熱いメッセージを送った。

(取材・文・写真:福住佐知子)
公開表記
配給:ワーナー・ブラザース映画
6月27日(金) 全国公開