
テレンス・ラウとフェンディ・ファンが共演する“香港発・台湾行き”のロードムービー『鯨が消えた入り江』が、8月8日(金)より2週間限定上映されることが決定し、あわせて《ポスタービジュアル》《予告編》《場面写真》が解禁された。
本作は、香港と台湾を舞台に、一通の手紙がつないだ真夏の奇跡を描く感動作。新作小説に盗作疑惑が浮上し、世間から激しいバッシングを浴びた、香港の人気作家・ティエンユー。心に深い傷を負った彼は、かつて文通していた少年が語ってくれた、天国につながるという“鯨が消えた入り江”を探しに、ひとり台湾へと旅立つ。まるで、死に場所を求めるかのように……。しかし、慣れない異国の地でぼったくりに遭い、台北の繁華街で酔い潰れてしまうティエンユー。そんな彼を助けたのは、地元のチンピラ・アシャンだった。ティエンユーが旅の目的を打ち明けると、アシャンは「その場所を知っている。お前をそこに連れて行ってやる」と請け合う。こうして、心に傷を負った作家と、孤独に生きてきた青年の、一夏の旅がはじまるのだった――。
心に傷を負った香港の作家・ティエンユー役には、日本でも大ヒットを記録した『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』の“ソンヤッ(信一)”役で人気急上昇のテレンス・ラウ。本作では、喧嘩をしたことすらない、優しくて純朴なティエンユーを繊細に演じている。そんな彼の旅の道連れとなるチンピラ・アシャン役には、「HIStory 2 越界 ~君にアタック!」のフェンディ・ファン。
これが初共演とは思えない、テレンスとの完璧なケミストリーで観客を魅了する。ノスタルジックな街並み、紺碧のビーチ、オレンジ色の黄昏――。映るものすべてが美しく煌めく台湾の原風景をバックに、時空を超えた男たちの絆が描かれる。
このたび披露された《ポスタービジュアル》は、夕暮れ時の入り江で寄り添い佇むティエンユーとアシャンの姿に、「そこは、二人だけの楽園」というコピーが重なり、彼らの関係性と物語の行方を示唆する内容となっている。また、《予告編》は、彼らの運命的な出逢いと、旅を通じて仲を深めていく様子に胸が躍る前半部から一転、切ないラストを予感させる展開に……。最後は、「忘れられない夏になる」と意味深に締め括られている。





信じることの尊さを描いたロードムービーの傑作を、この夏、ぜひとも劇場で体感してほしい。
キャスト&スタッフ
監督:エンジェル・テン
出演:テレンス・ラウ、フェンディ・ファン
(原題:我在這裡等你|英題:A Balloon’s Landing、2024年、台湾、上映時間:101分)
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公開表記
配給:マーチ
2025年8月8日(金)〜21日(木) 2週間限定上映
(オフィシャル素材提供)