

登壇者:井上麻里奈(ギア役)、瀬戸麻沙美(ノア役)、朴 性厚(原案・監督)
MC:天神英貴(DJTJ役/コンセプト・メカニックデザイン)
2025年7月16日(水)より、ディズニープラス「スター」で独占配信される『BULLET/BULLET』。同作は、前編『弾丸疾走編』が7月25日(金)、後編『弾丸決戦編』が8月15日(金)に劇場公開も予定されている、オリジナル・アニメーション。
6月22日(日)、ベルサール秋葉原で開催された、GiGOとさまざまなエンタメコンテンツがコラボレーションする大型イベント「GiGO EXPO ZERO」内にて、本作のスペシャルトークイベントを実施した。
ギア役の井上麻里奈、ノア役の瀬戸麻沙美、そして原案・監督を務める朴 性厚監督が登壇。MCはDJTJ役で出演し、本作のコンセプト・メカニックデザインも手掛ける天神英貴が務めた。
『BULLET/BULLET』は、『呪術廻戦』(TVアニメ第1期・劇場版)や、クランチロール・アニメアワード最優秀オリジナルアニメーション賞を受賞した『NINJA KAMUI』などで知られる朴 性厚監督が、約10年の構想を経て制作した完全オリジナル・アニメ。
“盗み屋”がうっかり「世界の秘密」を盗んでしまったことから始まる、超ゴキゲンなノンストップ・アクションが展開される。
朴監督は本作の着想について、「声を上げることの大切さをテーマにしたアニメを作りたかった。難しいテーマではあって暗くなりがちだけれど、より分かりやすい言葉で作品の中に落とし込んで、ポップにみんなが分かりやすく楽しめる作品を目指しました」と語った。

主人公・ギアを演じた井上は、「アクション、カー・アクション、家族ドラマ、世界に突き刺すメッセージなど要素が多い作品です。個人的に好きな点は、ギアを取り巻く家族の愛。それがギアを演じる上で大きなテーマになっています」と作品の魅力を語る。

一方、殺し屋に追われる謎のヒロイン・ノアを演じた瀬戸は、「たくさんの要素が詰まっている作品ですが、メッセージ性のあるストーリーの中に散りばめられたギャグ・シーンやツッコミどころある笑える場面が大好きです」とコメント。

また、朴監督は自身にとって初挑戦となるカー・アクションの演出について、「子どもの頃に観たハリウッド映画の中にあったカー・アクションに憧れがあって、これまでやってこなかったカー・アクションを演出するのが課題でした。いろいろなアングルを演出するなかで発見もありました」と見どころを語った。
天神は、メカニックのこだわりについて「車やロボットが見どころで、ノアの乗っているバイクは飛行機を改造したイメージ。名前はノアが乗るからアーク、すなわち箱舟です」と制作の裏話を明かした。

ギアというキャラクターについて、井上は「当初はギアをザ・主人公と思って演じたけれど、回を追うごとにギアに対してキャラクターではなくて、退廃した世界の中で生きてきた一人の人間だと捉えることでギアを掴めたような気がしました。感情の赴くままに生きるギアの姿に他の登場人物たちも惹かれたのでは」と語る。
また瀬戸は、ノアについて「ギアを誘惑するかのようにしなを作ったり女性の武器を使ったりするけれど、それはあくまでノアの一面であって本当の部分ではありません。いろいろな要素の詰まったギアと出会い心を開いていく中で見えてくるのは、魅力的な女性であり等身大の女の子の姿。演じる上では背伸びした女性にならないよう気をつけました」と語った。

劇中では、ギアたちが旅の途中で食事をするシーンに、度々農心ジャパンの「辛ラーメン」が登場する。朴監督は、「僕にとっては故郷の味を感じられるラーメンで、韓国には袋の中にお湯を入れてそこから直接食べるという文化があります。ギアたちが旅する中でそのような食事シーンがあったら面白そうだということで採用しました。まさか農心ジャパンさんとコラボできるとは思わず、嬉しいです」とコメントした。


イベントでは、“超ゴキゲンなノンストップ・アクション”にちなみ、「夢中になってついついノンストップ止まらないもの」を登壇者たちが発表。
天神は「やすりがけ! 3Dプリンターやプラモを作った時に削ったりしていると落ち着く」、朴監督は「仕事! 楽しくて止められない」と笑顔で回答。井上は「私はもう大人なので基本的には止められます。理性的なので」と前置きしつつも、「好きなゲームが発売されて一度始めると……深夜3時4時までやる!」と暴露して笑いを誘った。
瀬戸は「常に家では音楽や映像を流していて、最近はヒグマの対処法動画を観て山に詳しくなりました。ヒグマに会ったら死んだふりはしない、背を向けない」など豆知識を披露し、井上が「勉強になりました!」と感心する一幕も。

また、キャラクターデザイン&総作画監督・吉松孝博氏による描き下ろし第二弾キービジュアルがこの日初公開され、さらに山下大輝演じる“泣き男”、会沢紗弥演じる“食肉センター・エマ”、岩橋由佳演じる“闇カワアイドル・アイ”、松井暁波演じる“戦うお姉ちゃん・マリ”、姫野春菜演じる“ナオミ・ブリリアント”、大槻丈一郎演じる“SSS”、大井麻利衣演じる“つや子”と“サイレントキラー・リサ”、関口雄吾演じる“チン教授”といった、クセ者ぞろいの第二弾殺し屋キャラクターたちも一挙紹介された。


イベントの最後には、登壇者それぞれがメッセージを寄せた。
井上は「アフレコは1年以上前に収録していたので、ようやく皆さんに観ていただける時が来たかと嬉しいです。世の中にいろいろな思いを抱えながらも、自分たちはどのように行動し、どのように生きていくのか、そんな大きなメッセージも含まれた作品です。楽しい気持ちでご覧になっていただき、自分の考えの一つのきっかけになってもらえたら嬉しいです」と語り、瀬戸は「メッセージ性の強い作品ですが、その中に散りばめられたギャグにクスっと笑いながら、考えさせられながらも自然と楽しめる作品になっています。それぞれのキャラクターたちがそれぞれの想いを持って立ち回っていきますので、隅々まで見逃すことなく楽しんで欲しいです」と呼びかけた。
朴監督は「僕は作り手が楽しまないと、視聴者には伝わらないと思っています。みんなで楽しみながら一生懸命に作った作品です。この想いが皆さんに届くと思いますので、楽しんでご覧ください」と、作品への自信と想いを語り、大盛り上がりのなか、トークイベントは幕を閉じた。

ディズニープラス「スター」『BULLET/BULLET』

【ストーリー】
文明が崩壊し、荒野となった近未来の世界。人々は旧時代の遺物を活用し、貧しいながらも日々を暮らしていた。少年ギアはジャンク屋で働く裏で、4つの人格を持つロボットQu-0213、ギャンブル狂のシロクマとチームを組み、不当に奪われた品を取り返す”盗み屋”を営んでいた。ある日、殺し屋に追われる謎の少女ノアからの依頼をきっかけに、荒野の武装集団や、凶悪な殺し屋たちに追われることに。どうやらギアが盗んだのは、この世界を揺るがす「秘密」のようで――。
【配信情報】ディズニープラス「スター」で2025年7月16日(水) 独占配信
【1話~8話】2025年7月16日(水)~
【9話~12話】2025年8月13日(水)~
【劇場版】「弾丸疾走編」7月25日(金) 新宿ピカデリー他、全国公開
「弾丸決戦編」8月15日(金) 新宿ピカデリー他、全国公開
【出演】ギア:井上麻里奈、シロクマ:山路和弘、ノサ姉:釘宮理恵、カウ姉:花澤香菜、エイ婆:折笠 愛、ナカ兄:関 智一、ノア:瀬戸麻沙美、バレル:古川 慎、ウィール:茂木たかまさ、リン:若井友希
【監督・原案】朴 性厚
【原作】E&H production・ギャガ
【シリーズ構成】金田一士
【キャラクターデザイン・総作画監督】吉松孝博
【「ガッチャ」デザイン】辻野芳輝
【コンセプト・メカニックデザイン】天神英貴
【キーアニメーター】佐野誉幸、赤井方尚、諸貫哲朗
【美術監督】赤井文尚
【色彩設計】鎌田千賀子
【3D統括】菅 友彦
【カー・アクション・ディレクター】三沢 伸
【撮影監督】李 周美
【編集】柳 圭介,ACE
【音響監督】藤田亜紀子
【音響効果】中野勝博
【音響制作】INSPIONエッジ
【音楽】堤 博明
【音楽プロデューサー】小林健樹
【製作】ギャガ
【アニメーション制作】E&H production
【公式HP】https://bullet-bullet.com/(外部サイト)
【公式X】https://x.com/BULLETBULLET_PR
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