

イントロダクション
■ 参列者=観客。“式に参加する”映画体験
観客は、スクリーン越しに物語を“見る”のではなく、“式に参列する”という感覚で、物語に巻き込まれていく。
映画そのものを“儀式”と定義した本作は、ホラーというジャンルの新たな地平を切り拓く試みでもある。
■ 脚本にホラー作家・くるむあくむを迎えて
脚本は、SNSを中心に熱狂的な支持を集めるホラー作家・くるむあくむが担当。
代表作『N』『或るバイトを募集しています』などで見せた都市伝説的な想像力と、読者をじわじわと追い詰める構成力で注目される彼にとって、本作は初の映画脚本作品となる。
ジャンルも手法も異なる二人のクリエイターが、それぞれの“恐怖観”をぶつけ合い、融合させて生まれたのが『〇〇式』だ。
静けさの中に忍び寄る違和感、言葉では説明できない“空気の揺れ”のような恐怖が、映像と音の隙間から観客の深層に染み込んでいく。
『〇〇式』とは
“式”とは。
何者かがいつの間にか始めたもの。
一度始まると、⽌めることはできないもの。
意味が⽣まれる前に、すでにそこに在るもの。
『〇〇式』は、どこかに存在する、とある“式”の話。
それは祝福か、別れの儀式か――。
その答えはどこにあるのか。

ストーリー
撮影バイトとして、とある式に足を踏み入れた2人の男。
進行は穏やかで、参列者も静かに座っている。
だが、どこかがおかしい。
進むほどに蓄積していく違和感は、いつの間にか逃れられない”何か”へと姿を変えるのであった――。
(2025年、日本、上映時間:41分)
キャスト&スタッフ
監督:近藤亮太
脚本:くるむあくむ・近藤亮太
出演:九十九黄助、吉田ヤギ
畦田ひとみ、浅沼 成、斉藤應之介、吉田悟郎、辻本耕志
ギャラリー




予告編
オフィシャル・サイト(外部サイト)
https://nothingnew.film/marumarushiki/
公開表記
製作・配給:NOTHING NEW
6月27日(金) 下北沢K2先行上映 7月4日(金) 全国順次上映
(オフィシャル素材提供)