
米国を代表するドキュメンタリー作家のひとり、スティーヴ・ジェームズ監督(『フープ・ドリームス』『スティーヴィー』)による最新作『原爆スパイ』につきまして監督メッセージ動画が解禁された。
マンハッタン計画に参加しながら、密かにアメリカの機密情報をソ連に提供していた天才科学者、テッド・ホール。その知られざる人生を追ったドキュメンタリー『原爆スパイ』のスティーヴ・ジェームズ監督から、メッセージ動画が届いた。
広島・長崎への原爆投下から80年。人類はそれ以降、核兵器を使用していない。しかし監督は、「核の危機は、ここ数年で何度も迫ってきた」と警鐘を鳴らす。現在の核兵器は、当時の何倍もの破壊力を持ち、もし再び使用されれば、被害は想像を絶するものになると危惧している。ジェームズ監督は、アメリカ国内にも「原爆投下は誤りだった」と考える人々がいることを、ぜひ知ってほしいと訴える。そして、再びどの国も、広島・長崎のような惨状を経験することのないように、と──。
公開表記
配給:パンドラ
渋谷ユーロスペース、広島八丁座にて好評上映中!以後全国順次上映
(オフィシャル素材提供)