

イントロダクション
本作は、2024年のサウス・バイ・サウスウエスト映画祭でプレミア上映され、ミッドナイターズ部門(ホラーやスリラーなど深夜上映向け作品)にて観客賞を受賞。監督は、アイルランドの新鋭ダミアン・マッカーシー。低予算ながらも長編2作目にして高い評価を獲得し、国際的に注目を集めた話題作だ。
物語の主人公は、盲目の霊媒師。彼女は、ゴーレムのように不気味な木製マネキンを通じて、殺された双子の妹の死の真相に迫っていく。罪の償いをテーマに据え、「目に見えない恐怖」を描くスタイルは、アリ・アスター監督の『へレディタリー/継承』(18)を想起させるとの声も。さらに、米映画批評サイト Rotten Tomatoesでは驚異の支持率96%(8/14現在)を記録。The Guardian紙でも「ゴシックとJホラーを思わせる巧みな演出」と評されるなど、各国メディアから高い評価を受けている。
キャストには、『ボヘミアン・ラプソディ』(18)でブライアン・メイを好演したグウィリム・リーが、ダニーの元夫・テッド役として出演。本作で重要なキーパーソンを担う。

ストーリー
ある夜、郊外の屋敷で女性・ダニーが惨殺されるという悲劇が起きる。容疑者は、現場に現れた精神科病院の患者とされていたが、事件は多くの謎を残したまま幕を閉じた。それから1年後、盲目で霊能力を持つ、ダニーの妹・ダーシーが、不気味な木製マネキンと共に、ダニーが殺された屋敷を訪れる。そこには、ダニーの元夫・テッドと、その恋人・ヤナが暮らしていた。姉の死の真相を探ろうとするダーシーを待ち受けていたのは、思いもよらぬ真実と恐怖だった──。
(原題:ODDITY、2024年、アイルランド、上映時間:98分)
キャスト&スタッフ
監督・脚本:ダミアン・マッカーシー
撮影:コルム・ホーガン
編集:ブライアン・フィリップ・デイヴィス
衣裳:スザンヌ・キーオ
音楽:リチャード・ミッチェル
出演:グウィリム・リー キャロリン・ブラッケン タイグ・マーフィー キャロライン・メントン ジョナサン・フレンチ スティーブ・ウォール
ギャラリー









公開表記
配給:アンプラグド
11.7(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開
(オフィシャル素材提供)






