
登壇者:ジャレッド・レト、グレタ・リー、エヴァン・ピーターズ、ジェフ・ブリッジス、ヨアヒム・ローニング監督、ナイン・インチ・ネイルズ(NIN)ほか
世界で初めて長編映画としてCGを本格導入し、その革新的な技術とビジュアルで世界を席巻。まさに映像エンターテイメントの歴史を変えた伝説の映画『トロン』。ジェームズ・キャメロン、ジョージ・ルーカス、ピーター・ジャクソン、ティム・バートン、ウォシャウスキー兄弟など名だたる映画監督に影響を与え、本作をきっかけにCGアニメーションの可能性を模索し始めたピクサー創始者ジョン・ラセターは、「『トロン』がなければ『トイ・ストーリー』は生まれなかった」と発言するなど、後に誕生するさまざまな作品に影響を与えてきた。その最新作『トロン:アレス』が10月10日(金)より日米同時公開となる!
伝説的シリーズの新たな幕開けを前に、現地時間10月6日(月)、アメリカ・ロサンゼルスにて映画『トロン:アレス』のワールドプレミアが開催された! 本作を手掛けたクリエイター陣や、ジャレッド・レト、グレタ・リー、ジェフ・ブリッジスら豪華キャスト陣、そして、音楽を担当した世界的アーティスト、ナイン・インチ・ネイルズ(NIN)が一同に会し、映画完成を祝福した。
「トロン」らしいスタイリッシュでクールな世界観のワールドプレミアが開催!
NIN5年ぶりの新曲「As Alive As You Need Me To Be」特別映像も解禁!
映画の舞台となるのは、高度なAIプログラムを現実の世界で“実体化”させることに成功した世界。ディリンジャー社は、最強の人型軍事AI・アレスを現実世界に実体化させる。しかし、AI兵士が現実世界で“生存”できるのはわずか29分間……。やがて、“永遠”を求めてAI兵士たちは暴走を開始し、現実世界を侵食していく――。
今回プレミアの会場となったのは、ハリウッドの中心に位置するブルーバード。映画の世界観をイメージし“真っ赤”に染まった空間には、映画の公開を待ちわびた観客たちが集結。



大きな歓声があがる中、豪華キャスト・クリエイター陣が華やかな装いで登場し、ファンたちとの交流を楽しむ姿がみられた。本作を手掛けたのは、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(17)、『マレフィセント2』などでメガホンを取ったヨアヒム・ローニング監督。自身が手掛けた最新作がついにお披露目となるということで、ヨアヒム監督は、「この映画の完成まで、3年かかりました。撮影中は、“プレミアの日が早く来ないかな”とずっと思っていました。バンクーバーで、週6日、夜遅くまで撮影して、もうヘトヘトになって……。でも、こうしてプレミアの場に立つと、あの苦労も全部吹き飛んでしまうんです。キャストや、共にこの作品を作り上げてきた仲間たちとここにいられることが、本当にうれしくて、感謝の気持ちでいっぱいです」としみじみとコメント。本作の見どころを問われると、「ぜひ劇場で観てください。この映画は“体で感じる”作品です。サウンドが体を突き抜け、音楽が全身を包み込み、そして映像が圧倒的に迫ってきます。ナイン・インチ・ネイルズの音楽、視覚効果による壮大な映像――それらすべてを大スクリーンで体験してほしい。IMAX、Dolby Atmos、レーザー映像――この映画はそのために作られたんです」と語った。
その主人公となるのが、ディリンジャー社が贈る、最強の人型軍事AIアレス。彼もまた、他のAI兵士同様、現実世界でわずか29分間しか生存できないが、“永遠”を求め他のAI兵士たちが暴走していく中、ひとり“異変”が……。アレスは人類を滅ぼす存在となるのか? それとも……? アレス役を務めたジャレッド・レトは、もとより「トロン」シリーズの大ファン。今回はいちキャストとしてだけでなくプロデューサーとしても本作に携わり、9年もの年月をかけてアレスのキャラクター像を作り上げていったという。ジャレッドは「このシリーズはもう47年以上続いてる。僕が最初の映画を観たのは11歳のときで、人生が変わったんだ」と感慨深そうに語った。

また会場には、そんなジャレッド演じるアレスに大きな影響をもたらすエンコム社のCEO、イブ・キム役を務めたグレタ・リー、アレスを現実世界へと贈り出したディリンジャー社の社長、ジュリアン・ディリンジャー役を務めたエヴァン・ピーターズらも登場。


さらに、ケヴィン・フリン役でシリーズ続投を果たしたジェフ・ブリッジスの姿も! ケヴィン・フリンといえば、かつてエンコム社の開発者だった人物だが、突然に失踪し、その行方は不明とされてきた――。彼を再び劇場で目撃できる日を心待ちにしていたファンも多い。ジャレットは「こうしてジェフと一緒にいられるのは本当に最高だよ」と今回の共演を喜び、「俳優って、なんだか同じ“チーム”の一員みたいなところがあるんだよね。みんな少し緊張していて、いい芝居をしたいと思ってる。だからリラックスしてこそ、本当にいいものが出せるんだ。ジェフとはすぐにその感覚を共有できたんだよ」と、共に乗り越えた撮影を振り返る。そして、「ジェフは愛さずにはいられない人なんだ。みんなが想像する通りの人。優しくて、寛大で、辛抱強くて、楽しくて、ユーモアがある。素晴らしいことだよね」と大絶賛し、「よく“憧れの人には会わないほうがいい”なんて言うけど、僕は会えて本当に良かった。共演することができて素晴らしい経験だった。もっと一緒にやれたらいいのに、って思うよ」ともコメント。

ジェフも「本当にそうだね」と笑顔を見せた。ジェフ演じるケヴィンが、アレスの物語にどう関わってくるのかぜひ注目してみてほしい。

また会場には、本作の音楽を担当したナイン・インチ・ネイルズ(NIN)のふたりも登場! 『ソーシャル・ネットワーク』(10)、『ドラゴン・タトゥーの女』(11)、『ソウルフル・ワールド』(20)などの音楽を手掛け、アカデミー賞®作曲賞など数々の賞を受賞したトレント・レズナーとアッティカス・ロス率いるナイン・インチ・ネイルズ。しかし、彼らがグループ名義で映画音楽を担当するのは、今回が初めてのこと。ヨアヒム監督は、「音楽は『トロン』というシリーズのDNAの中でも非常に重要な要素です」とその重要性を語り、「最初のウェンディ・カーロス、そして『レガシー』のダフト・パンク。あれは本当に史上最高のスコアのひとつでした。だからこそ、トレント・レズナーとアッティカス・ロス、ナイン・インチ・ネイルズが参加してくれると決まったときは、ものすごくホッとしました。彼らの音楽は、この映画の方向性を示してくれました。少しグリティで、より生々しい方向へと導いてくれたんです。その結果に、とても満足しています」とNINの手腕を称賛した。

そしてこの度、そんなNINが本作のためだけに書き下ろした新曲「As Alive As You Need Me To Be」の特別映像も解禁に! 彼らにとって5年ぶりの新曲ということもあり、先行配信されるや否や、全世界で話題となった「As Alive As You Need Me To Be」。重厚なデジタル・ビート、ノイズ、荘厳なメロディが組み合わさったこの楽曲が、“永続コード”をめぐり繰り広げられる、“人間 VS. AI”の壮大なバトルをさらに凶暴に盛り上げていく――。映像では、“29分間”という限りある運命に逆らうべく、現実世界へと勢いよく襲い掛かってくるAIたちの脅威、一方で、人間のイブと出会い移ろいゆく様子のアレスの姿も収められており、NINの生み出すサウンドが、観客たちの感情を大きくかき乱してくれていることを予感させる。果たして生き残るのは人間とAIどちらなのか? それとも……? 世界に“未知の光景”を見せ続けてきた伝説的シリーズの最新作『トロン:アレス』を、是非劇場の大画面・大迫力のサウンドで体感してほしい。© 2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved. そしてこの度、そんなNINが本作のためだけに書き下ろした新曲「As Alive As You Need Me To Be」の特別映像も解禁に! 彼らにとって5年ぶりの新曲ということもあり、先行配信されるや否や、全世界で話題となった「As Alive As You Need Me To Be」。重厚なデジタル・ビート、ノイズ、荘厳なメロディが組み合わさったこの楽曲が、“永続コード”をめぐり繰り広げられる、“人間 VS. AI”の壮大なバトルをさらに凶暴に盛り上げていく――。映像では、“29分間”という限りある運命に逆らうべく、現実世界へと勢いよく襲い掛かってくるAIたちの脅威、一方で、人間のイブと出会い移ろいゆく様子のアレスの姿も収められており、NINの生み出すサウンドが、観客たちの感情を大きくかき乱してくれていることを予感させる。果たして生き残るのは人間とAIどちらなのか? それとも……? 世界に“未知の光景”を見せ続けてきた伝説的シリーズの最新作『トロン:アレス』を、是非劇場の大画面・大迫力のサウンドで体感してほしい。
公開表記
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
10月10日(金)日米同時公開
(オフィシャル素材提供)