イベント・舞台挨拶

『ひとつの机、ふたつの制服』日本プレミア試写会

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 登壇者:チェン・イェンフェイ(陳妍霏)

 10月31日(金)より新宿武蔵野館はじめ全国順次公開される映画『ひとつの机、ふたつの制服』の日本プレミア試写会が昨日10月16日に行われた。

 昨年の第29回釜山国際映画祭や第61回台北金馬映画祭で話題を呼び、『あの頃、君を追いかけた』(2011)、『赤い糸 輪廻のひみつ』(2021)で知られる大ヒット・メーカー、ギデンズ・コーが大絶賛。10月31日より日本公開される台湾映画『ひとつの机、ふたつの制服』日本プレミア試写会が10月16日夜、渋谷ユーロライブで行われた。

 映画は、90年代の台北が舞台。受験に失敗し、強引な母の勧めで名門女子校の”夜間部”に行くことになった主人公・小愛(シャオアイ)が、同じ机を使うことから、全日制の成績優秀な敏敏(ミンミン)と机友(きゆう)になるが、やがて同じ男子校生・路克(ルー・クー)を想っていることに気づき……というストーリー。

 日本初上映となった試写会では、まず主演の小愛と敏敏が撮影で着用した制服がロビーでお出迎え。映画の女子校は、実在する名門校「台北市立第一女子高級中学」、通称「北一女」がモデルで、その緑の制服は超有名。映画の制服も「北一女」の制服を再現したものだ。

 また、本編上映前には小愛・敏敏・路克役の3人の若手俳優、チェン・イェンフェイ(『無聲 The Silent Forest』)、シャン・ジエルー(『愛という名の悪夢』)、チウ・イータイ(『台北アフタースクール』)の日本の観客に向けたメッセージ動画も流れた。

 そして、映画本編を楽しんだ後には、小愛を演じたチェン・イェンフェイがオンラインで登場! その笑顔に、思わず「かわいーい!!」と歓声が場内に自然発生!

 Q&Aでは、自分自身が感動したシーンを聞かれると、心の準備も大変だったという母親と激しく言い合うシーンをあげ、この映画が子どもたちだけでなく親世代についても描いているところを見てほしいと回答。そのほかにも、自身が生まれる前の90年代の女子生徒を演じるため、ジュアン・ジンシェン監督が90年代について教えてくれたことや時代を再現した美術の力が助けになったこと、また、自分も映画の小愛のようにコンプレックスを感じることがあると素直に話す場面も。

 さらに、メッセージ動画で日本語を披露していたので、「日本語できるのは『青春18×2 君へと続く道』の出演がきっかけ? 共演の清原伽耶さんとの思い出は?」という質問もあり、「あの映画では日本語を話すシーンはなかったけど、清原さんとはとても仲良くなった。現場を明るくする素敵な女優さん」「互いの言葉は分からなくても撮影がない時は、一緒に猫と遊んだりしていた」と回答。

 一緒に仕事をしてみたい日本の俳優や監督は?という質問には「日本には素晴らしい俳優さんや監督さんがいるので……」と悩みながらも、「ジエンティエンジャンフイ!」という中国語回答に一瞬、通訳も誰??となると自身のスマホを検索、照れ笑いしながらもスクリーンにその人が映ったスマホ画面を見せるチェン・イェンフェイに場内大盛り上がり。「ジエンティエンジャンフイ」は「菅田将暉」さんだった。

 「誰もが楽しめるのに単純じゃない。自己評価の低さに悩む青春の成長物語。この映画が大好き。心が揺さぶられた!!」とギデンズ・コー監督も推薦する青春コンプレックス・エンタテインメント。主演のチェン・イェンフェイの魅力も見逃せない!

公開表記

 配給:ムヴィオラ、マクザム
 2025年10月31日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺、シネ・リーブル池袋他全国順次公開

 (オフィシャル素材提供)

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