
現地時間3⽉2⽇、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催されている第97回アカデミー賞®授賞式が開幕︕
レッドカーペットに『⼩学校〜それは⼩さな社会〜』から⽣まれた短編版『Instruments of a Beating Heart』で監督の⼭崎エマとプロデューサーであるエリック・ニアリ、そして映画に出演しているあやめが登場。

『Instruments of a Beating Heart』は絶賛公開中の『⼩学校〜それは⼩さな社会〜』から⽣まれた23分の短編版。(『ニューヨーク・タイムズ』運営の動画配信サイト「Op- Docs」にて配信中)
イギリス⼈の⽗と⽇本⼈の⺟を持ち、⽇本の公⽴⼩学校に通った⼭崎エマ監督は、海外⽣活を送る中で気づかされた“⾃分の強み”は“⽇本⼈ゆえ”であり、遡ればそれは、公⽴⼩学校で過ごした時間に由来するのではないかとの思いに⾄り、「⼩学校を撮りたいと思った」ところからスタートした。コロナ禍の2021年4⽉から1年、150⽇、700時間(監督の⼩学校滞在時間は4,000時間)にわたって撮影は行われた。





短編版『Instruments of a Beating Heart』のアカデミー賞®の話題を受けて、昨年12⽉より公開された映画『⼩学校〜それは⼩さな社会〜』は当初13館からスタートした上映館数が、全国のミニシアター、シネマコンプレックスへも広まり、現在までに71館で上映、間もなく100館に到達し、興⾏収⼊は先週末(3/2時点)で9,000万円を突破している。⽇本全国、さらには世界中で教育に対する新たな視点を提供し、観客に考える時間を与えている。今後、本作がさらに、多くの⼈々にとって⽇本のみならず“教育の今と未来”について考え、語り合うきっかけになることを期待したい。「THE MAKING OF A JAPANESE」旋⾵はまだまだ続く。
『⼩学校〜それは⼩さな社会〜』
ストーリー
桜が満開の4⽉。新年度は⼊学式から始まる。授業が始まり、1年⽣は挙⼿の仕⽅や廊下の歩き⽅、掃除や給⾷当番など、集団⽣活の⼀員としての規律と秩序について初めて学ぶ。そんな1年⽣の⼿助けをするのは6年⽣だ。⼩さくてまだ何も分からない1年⽣も、わずか6年の間に⾃分が何者であるかという⾃覚を持ち、6年⽣にふさわしい⾏動を取るようになる。
主⼈公は学校そのもの。カメラは、1年⽣と6年⽣に焦点を絞り、春夏秋冬、彼らの学校⽣活を追う。
コロナ禍において学校⾏事実施の有無に悩み、安全と犠牲をめぐる議論を重ねる教師、社会⽣活におけるマナーを学んでいく1年⽣、経験を重ね次章への準備を始める6年⽣……。3学期になり、2年⽣に進む1年⽣は、新1年⽣のために⾳楽演奏をすることになる。彼らは社会の⼀員として⽣きていくために、ものごとをやり遂げる責任感や、そこで得られる達成感を感じて学び、また“誰かのために何かをする喜び”も体験するのだ。
桜のつぼみがほころび始め、また新年度が始まる。
(英題:THE MAKING OF A JAPANESE、2023年、⽇本・アメリカ・フィンランド・フランス、上映時間:99分)
キャスト&スタッフ
監督・編集:山崎エマ
プロデューサー:エリック・ニアリ
製作・制作:シネリック・クリエイティブ
国際共同製作:NHK
共同制作:Pystymetsä Point du Jour YLE France Télévisions
協⼒:世⽥⾕区、世⽥⾕区教育委員会
製作協⼒:鈍⽜倶楽部
予告編
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公開表記
配給:ハピネットファントム・スタジオ
『⼩学校〜それは⼩さな社会〜』絶賛公開中!