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『リンダ リンダ リンダ 4K』2025年トライベッカ映画祭(NY)ワールドプレミア上映後イベント

Ⓒ「リンダ リンダ リンダ」パートナーズ

 登壇者:山下敦弘監督

 2005年の公開から20年経っても色あせるどころか、世界中にファンを増やし続ける珠玉の青春映画『リンダ リンダ リンダ』が、4Kデジタルリマスター版として、8月22日(金)より、新宿ピカデリー、渋谷シネクイントほか全国にて公開する。
 この度『リンダ リンダ リンダ 4K』が、ニューヨークで行われた、アメリカ最大の映画祭のひとつであるトライベッカ映画祭でワールドプレミア上映を行い、山下敦弘監督が舞台挨拶とQ&Aを行った。

 アメリカ・ニューヨークで開催されている2025年トライベッカ映画祭で、6月8日(日)14:15(現地時間)に『リンダ リンダ リンダ 4K』がワールドプレミア上映された。マーティン・スコセッシ監督作品『カジノ』30周年、ダーレン・アロノフスキー監督作品『レクイエム・フォー・ドリーム』25周年、『デビッド・クローネンバーグのシーバース』50周年など錚々たる映画がラインナップされた「Reunions & Retrospectives」部門で『リンダ リンダ リンダ 4K』は上映された。チケットはソールドアウト! 当日券のために並ぶ観客もいるほど、熱気のある会場となっていた。

 会場には山下敦弘監督も赴き、舞台挨拶を敢行。撮影当時27歳だった山下監督が「20年前の映画をこうやって招待してくださったトライベッカ映画祭、ありがとうございます。キャストたちも僕も当時まだ若くて青春が詰まった映画です」と挨拶すると、客席からは大きな拍手が巻き起こった。小さな子どもから大人まで、老若男女幅広い層が鑑賞。くすくす笑いが絶えず、演奏シーンでは手拍子が起きていた。特に、松山ケンイチ演じるマッキーがペ・ドゥナ演じるソンに告白するシーンでは大きな笑いが。最後の演奏シーンが終わり、エンドクレジットが始まると大歓声に会場は包まれた。

 上映後、観客と共に映画を鑑賞した山下監督がQ&Aのために再度登場。「キャストも自分も若かったなと、懐かしさでいっぱい」と感慨を語った。この映画からバンド名をつけた米ガールズ・パンク・バンド、The Linda Lindasのファンという6歳の女の子から「The Linda Lindasは好き?」との質問に「好きです。僕もCD持ってます」と答えると観客席はほっこりムードに。企画の経緯や主人公たち4人はその後は何をしていると思うか?など、観客からの質問は止まることなく、会場から出た後も、質問しきれなかった人、熱い想いを伝えたいファンに囲まれて質問攻めになる姿も見られた。

 興奮冷めやらぬ観客たちからは「クールな青春映画、最高!」といったストレートな感想から、「この映画はウィリアムズバーグなどアメリカの音楽シーンにも影響を与えたカルト的な映画。音楽ファンとしても映画ファンとしても、4Kで改めてスクリーンで観ることができてとても嬉しい!」と現在NYのカルチャーを牽引する地区ウィリアムズバーグへの影響を語る声も! さらに、The Linda Lindasに影響を受けてバンドを始めた7歳の女の子は「演奏シーンが全部大好き! アメイジング!」と、ハイテンションに! 上映後はSNSも盛り上がり、「マジで最高にキュートな映画。ガチで。絶対また観る。★★★★★」「青春の一瞬一瞬が愛おしくなる、名作日常系映画」、「私のオールタイムベストの1本。何度観ても自然と笑顔になる」「彼女たちがただ一緒に過ごしているのを、いつまでも眺めていられる」「高校最後の日々、どんな小さな出来事もすべてが大切に感じられる、あの空気感が見事に描かれていた」など熱い声が続出中。

 2005年の公開後、日本国内でもアニメや映画に大きな影響を与え、アメリカでは本作にインスパイアされたバンドが誕生するなど、世界的にも大きな現象を巻き起こしている『リンダ リンダ リンダ』。トライベッカ映画祭に続き、6/13(金)〜6/22(日)に行われる第27回上海国際映画祭の「4K修復」部門ではアジアプレミア上映も行われる。さらに、スタジオジブリ作品、新海 誠作品などを扱っているGKIDSによる北米配給も決定! その他、中国、韓国、台湾、シンガポールと世界各地、さまざまな言語圏での配給も決定! 映画の内容さながらに、海を越え、言葉を超え、世界に旋風を巻き起こす『リンダ リンダ リンダ 4K』の日本公開は8月22(金)より。次は日本を興奮の渦に巻き込むだろう! ご期待あれ!

【トライベッカ映画祭とは】
 アメリカ・ニューヨークで開催される国際映画祭。2002年に“911からの復興”を目的に、俳優のロバート・デニーロらによって始まり、現在では北米東海岸を代表するインディペンデント映画祭として注目を集めている。新人監督やインディペンデント監督の作品を積極的に選出し、映画祭後も製作資金のサポートや企画開発のプログラムを提供している。映画祭開催期間中には映画上映やトーク・イベントやライブパ・フォーマンスなどが開催される。映画部門以外にもテレビ部門やVR部門、ウェブメディア部門などのジャンルの部門を設け、常に映画の垣根を超えた新たな挑戦を続けている。

公開表記

 配給:ビターズ・エンド
 8月22日(金)より、新宿ピカデリー、渋谷シネクイントほか、全国ロードショー

(オフィシャル素材提供)

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