
登壇者:吉沢 亮 & 板垣李光人
奥嶋ひろまさ氏による大人気コミックを原作に実写映画化した『ババンババンバンバンパイア』。6月30日、東京都練馬区にある老舗の銭湯・たつの湯で銭湯トークイベントが実施され、主演の吉沢 亮と共演の板垣李光人が参加した。
たつの湯は本作の舞台である銭湯「こいの湯」のモデルとなった場所。外観や駐車場、薪割り場など、数々の重要なシーンの撮影が行われた。



首元に手ぬぐいを下げた銭湯ルックで登壇した二人。銭湯でアルバイトをする450歳のバンパイア・森 蘭丸を演じた吉沢は「銭湯でイベントなんて初めて」と興味津々で「撮影でも使わせていただき、原作漫画の聖地にもなっているたつの湯でイベントが出来るということで嬉しく思います」と笑顔で挨拶。「こいの湯」のひとり息子で、蘭丸に血を狙われる15歳のピュアボーイ・立野李仁役の板垣は「自分たちが撮影した場所でイベントをさせていただけるのは光栄です」と喜んだ。
風呂椅子に座ってのトークでは、たつの湯での撮影裏話が飛び出した。篠塚 葵(原菜乃華)が森 蘭丸とキスをしようとしていると李仁が勘違いする場面について吉沢は「チュチュチュ、と言ってるところは爆笑しながら見ていました」と撮影の様子を振り返ると、板垣は「監督は言い方よりもチュの球数にこだわられていた。自分としては多めに言ったつもりが、もっと多く言ってほしいと言われて」と照れ笑い。吉沢は「よくあれを笑わらずに言えるなあと感心しました。僕だったら爆笑して撮れなかったはず。素晴らしいです」と見どころに上げていた。

李仁が可愛すぎて蘭丸が悶えるシーンについて話が及ぶと、吉沢は自身の変顔演技に触れて「あれは瞬発力で。必死こいてやっていました」と回想すると、板垣は「表情筋をいかんなく変顔で披露されるという……」と驚き、吉沢は「スピード感と切り替えが大事です。100か0かでやれるかどうか。実はああいうの大好きなんです」と語り、吉沢のコメディ・センスにも注目だ。

薪を割るシーンでは、吉沢から直接「遠心力でやる!」という上手な割り方のコツを教わったという板垣。「教えていただいたら一発で出来るようになった。とても上手いし、吉沢さんは薪割りもいけるんだと驚きました」と吉沢のオールマイティーぶりに舌を巻いていた。

吉沢と板垣は大河ドラマ「青天を衝け」』(2021)以来の共演。板垣の印象を吉沢が「僕らは二人とも省エネ。撮影以外は割と静かで、その辺が似ている」と共感を寄せると、板垣は「吉沢さんは職人気質で粛々と自分自身と闘ってるような印象。それは本作でも間近で見て感じました」と述べた。共通点はオンライン・ゲームだそうで、板垣が「ゲームの時の吉沢さんは普段よりもしゃべってテンションが高い。普段の吉沢さんからは想像ができない」と豹変ぶりを明かすと、当の吉沢は「普段の3倍くらいはテンションが上がっている」と認めて「彼はそのまま静かで淡々と仕事をこなすタイプ。共通の友達とワチャワチャ騒いでいる間に、彼が淡々とモンスターを倒す」とゲーム上での関係性を紹介していた。

公開表記
配給:松竹
夏はバババ!7月4日(金) 全国ロードショー‼
(オフィシャル素材提供)