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『万事快調〈オール・グリーンズ〉』第30回釜山国際映画祭レッドカーペット

© 2026「万事快調」製作委員会

 登壇者:南 沙良、出口夏希、児山 隆監督

 発表当時、若冠21歳の大学生によるユーモラスでオフ・ビートな文体が癖になる新時代の青春小説で、第28回松本清張賞を満場一致で受賞した波木銅『万事快調〈オール・グリーンズ〉』(文春文庫)が、『猿楽町で会いましょう』の児山 隆監督により映画化、2026年に公開となる。(配給:カルチュア・パブリッシャーズ)

 未来が見えない町に暮らす秀美と美流紅たち。自分たちの夢をかなえるために、この町とおさらばするには、一攫千金を狙うしかない! 彼女たちは、同好会「オール・グリーンズ」を結成し、禁断の課外活動を始める――。

 ラッパーを夢見ながらも、学校にも家にも居場所を見いだせず鬱屈とした日々を送る朴 秀美(ぼく・ひでみ)役には、映画初主演した『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(18年)で多くの映画賞新人賞を獲得、NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(22年)、「光る君へ」(24年)に出演、今年は『愛されなくても別に』で主演を務めるなど、多くの映画やドラマで活躍している南 沙良。もう一人の主人公、陸上部のエースで社交的、スクールカースト上位に属しながらも、家庭では問題を抱えている映画好きの矢口美流紅(やぐち・みるく)役には、雑誌「Seventeen」の『ミスセブンティーン2018』に選ばれ、現在は「non-no」専属モデルに加え、俳優として『舞妓さんちのまかないさん』(22年/NETFLIX)、映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』(24年)、『赤羽骨子のボディガード』(24年)、『か「」く「」し「」ご「」と「』(25年)など話題作への出演が続く出口夏希。今最も旬な二人がW主演を務め、時代の閉塞感を吹き飛ばす、不適切で爽快な青春映画が誕生!

 この度、映画『万事快調〈オール・グリーンズ〉』が、9月17日(水)より韓国・釜山で開幕した「第30回釜山国際映画祭」のVision部門に正式出品され、オープニングセレモニーのレッドカーペットに、南 沙良、出口夏希、児山 隆監督が登壇した。
 レッドカーペット登壇直前、南と出口に今の心境を聞くと、「楽しみ!」と声を弾ませた2人。国内外のスターが集結するレッドカーペットに観客の期待と興奮が高まる中、南は深緑色のロング・ドレス、出口は黒地のアシンメトリー・ドレスの華やかな装いで登場すると、観客から「かわいい!」と歓声が沸き起こった。3人は終始笑顔で観客の呼びかけに応えながらレッドカーペットを歩き、アジア最大級の映画祭は大盛況で幕を開けた。

 今回、南と出口は海外映画祭に初参加となる。オープニングセレモニーの終了後、感想を問われた南は、「楽しくてあっという間でした。天気も途中まで雨だったのですが、晴れて気持ちよく歩けて良かったです」といい、出口は「全てが驚きでしたが、たくさんの国から俳優さんが集まるこの場に立てたことが、すごく感動的でした」と感慨深げにコメントし、映画祭の雰囲気を存分に楽しんだ様子。また、公式上映を前に、南は「キャスト、スタッフの皆さんと一緒に丁寧に作り上げた作品なので、こうやって海外の方に届けることができてすごく嬉しいですし、どういう反応が返ってくるか、楽しみです」と期待を込めた。

 9月20日(土)には世界最速上映となるワールドプレミアが予定されており、南 沙良、出口夏希、吉田美月喜、児山 隆監督が参加予定。前代未聞の不適切で爽快な青春を描いた本作が、海外でいかに評価されるか期待が高まる中、今後の続報にもご注目いただきたい。

公開表記

 配給:カルチュア・パブリッシャーズ
 2026年 公開

(オフィシャル素材提供)

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