
【登壇者】主演:与田祐希、共演:鈴木 仁、星乃夢奈
ドラマ特区「死ぬまでバズってろ︕︕」(10月16日深夜よりMBSドラマ特区枠で放送)の第1話先⾏上映&トークイベントが10月13日(月・祝)、都内で行われ、主演の与田祐希、共演の鈴木 仁、星乃夢奈が出席した。
承認欲求に取り憑かれ、バズるためなら⼿段を選ばない告発系インフルエンサー・タパ⼦を待ち受けるのは、栄光か破滅か――!? 現代のSNS社会を舞台に描く、超令和的インターネット・サスペンスとなっている。
今年2月に約8年半在籍したアイドルグループ・乃木坂46を卒業後、地上波ドラマ初出演となった与田は、普段はアルバイトで生計をたてているが、偶然撮影した飲酒ひき逃げ事故の動画がSNSで大バズりしたことで、告発系インフルエンサーへと変貌していく主人公・浅野加菜子役を演じた感想を聞かれると「初めて原作の漫画を読ませていただいたときは、私とは真逆のタイプで共通点はないかもしれないと思ったんですけど、何かしらの共通点を探してみたら、人一倍、人に褒められたり(笑)、『いいよ』って言ってもらえるのが好きなところかなと思って、加菜子って狂気みたいな部分もあるけど、そこのかわいさみたいなところも出せたらいいなと思って演じさせていただきました」と打ち明け、「あと、個人的には髪の毛を初めてあそこまで明るくしたので、そこも『似合ってるよ』って言ってもらえたら嬉しいです(笑)」とちゃめっ気たっぷりに笑った。

加えて、加菜子のように承認欲求はあるか尋ねられた与田は「めっちゃあります」と即答し、「だって褒められるのめっちゃ好きですもん。加菜子もお金を稼ぎたいというのもあると思うんですけど、人から認められたりするのがきっと好きなんだろうなと思うので、そこも共通点ですね」と笑顔で語った。
とある秘密を抱えたイケメン俳優の楠木役を演じる鈴木は「(モテる役は)慣れないですね。違和感を持ちながらですけど、実際に楠木がいたらこんな感じなのかなと想像しながら、でも役としては同じ俳優業をやっている役だったので、ベースはあまり考えすぎずにできたのかなと思いますね」といい、父の飲酒運転事故をタパ子によってSNSに晒された田中まみ役を演じる星乃は「まみちゃん自身は素直で、自分の気持ちにまっすぐに生きている女の子で、人の隙に入るのが上手そうな女の子そうだなと思って、常にニコニコしていてかわいらしい女の子で、女の子から見てもかわいいって思ってもらえるようにかわいく演じました。話が進む度にまみちゃんの裏が見えていくんじゃないかなって思います」とコメントすると、与田から「かわいかったよ」と声が飛んだ。

また、撮影現場は笑いの絶えず和気あいあいとしていたそうだが、それぞれの第一印象を聞かれると、鈴木の第一印象について与田は「よくしゃべるし元気。撮影が5日間しかなかったにしてはいろんなことをしゃべりましたね」と答え、逆に与田の第一印象について鈴木は「最初から他愛もなく普通にしゃべってくれるなというのが印象的で、撮影日数も多くなかったので、皆さんとどうコミュニケーションが取れるかなと心配していたんですけど、まったく気にすることなく初日からしゃべれたんですけど、撮影の後半に『与田ちゃんって第一印象はみんなにどう思われてるの?』って質問をしたら、ヘアメイクさんとかスタッフさんから『1つ壁がある』って言われていて、『最初は入りにくい』と聞いて(笑)、自分はそこで驚いた記憶がありますね」とエピソードを告白。
これに与田は「ほとんどの人と、最初はちょっと緊張しちゃうんです。最初だけ人見知りなので、ちょっと様子を見ちゃうんですよ」と打ち明け、鈴木ももともと人見知りだったそうで「この仕事を始めて、はじめましての機会が増えて、少しずつ自分からしゃべれるようになったんですけど、その距離感がちょうどよくしゃべれたのかなって思いました」と分析した。
そして、星乃の第一印象について与田は「よくしゃべるなって」と答えて笑いを誘い、星乃から「鈴木さんと一緒じゃないですか」と突っ込まれると、与田は「私がよくしゃべっているだけなのかもしれない(笑)」と笑いつつ、「初日から明るくて、お弁当も最初の日に一緒に食べて、その日に連絡先を交換しました」と告白。
これに星乃は「それ、めっちゃ嬉しくて! 私は初めましての方も共演できた方もそうなんですけど、ご縁を大切にしたいと思う人で、仲良くしたいと思っていても連絡先を聞いちゃっていいのかなとか、ご飯に誘っちゃっていいのかなって考えちゃう人なんですけど、与田さんから『連絡先交換しようよ』って言ってくださって、“優しい! 女神がいる!”って感じですごく嬉しかったです」と喜びを爆発させた。

このトークを聞いたMCから、与田は誰とでも仲良くなれるタイプなのかと尋ねられると「ここ2・3年くらいで人としゃべれるようになりました。その前は人としゃべっていなかったとかではないんですけど、裏でもコミュニケーションを取れるようになりました」と胸を張り、「昔はずっと遠くを見ていたり、床を見ていたり、人としゃべることは好きなんですけど得意ではなかったので変わりたいなと思って、ご縁は大切にしたいので積極的に話しかけるように意識していたら、だんだんと臆することなくしゃべれるようになって、(星乃と)ご飯に行く約束もしています」と声を弾ませた。
さらに、本作で加菜子が告発系インフルエンサーとして生きていくことを誓うことにちなみ、死ぬまで続けたいことを聞かれると、鈴木は「死ぬまで趣味を発見し続けます」と宣言し、現在はボルダリングやキックボクシング、ボーリングや登山など、アクティブな趣味が多いそうで「常に動いていることが好きなんですけど、来年も1つ新しく始めたいなと思うものがあって、毎年1つくらい増えては1つ削って、どんどんやりたいこと尽くしの人生にしていこうかなと思っています。ちゃんと働いて、趣味だけの人生にはします」と回答。
星乃は「今みたいに幸せに生き続けます」といい、「今の自分の生活の仕方とか考え方とか生き方が好きなので、その考え方をどこかで曲げたりせずに、拗らせたりせずに、そのままずっと大人になっていきたいなと思います」とにっこり。
与田は「おばあちゃんに電話すること」と答え、祖母が怪我をして大変なことになる夢を見たそうで「そこから毎日、安全確認の電話をしていて、あるときおばあちゃんから『3日に1回でいいよ』ってちょっと迷惑がられたんですけど(笑)、続けてやろうって思っています。だんだんと距離を離される可能性もあるんですけど、諦めずにかけ続けようと思います」と力強く語った。
また、もし芸能活動をしていないと仮定して、今からインフルエンサーになるなら、何系のインフルエンサーになりたいか質問されると、もともとインフルエンサーだったという星乃は「もう1回ゼロからできるのであれば、しっかり知識をつけた上で美容アカウントをやってみたかったです」と吐露し、自己流でさまざまな投稿はしていたそうだが「特に極めているものはなかったんですけど、いま美容の資格を取ろうと思っているので、それを取ってゼロからちゃんと知識を得た上でやりたかったなって思います」と目を輝かせた。

鈴木は「俺のSNSを見てくださっている方は分かると思うんですけど、インフルエンサーは無理なんですよ。自分を上げたくないし、発信の仕方も分からないんです」と苦笑しつつ、写真や動画を撮ることが好きなことを明かし「自分を映さずに旅行映像をうまく編集したり、インフルエンサーのカメラマンをやるかなって想像しています」とコメント。
与田は「この仕事をしていなかったら、たぶんSNSはやってないと思います」といい、「私がSNSをやっている理由って、ファンの方に喜んでもらいたいとか、お知らせを見てもらいたいという理由なので、もしファンの人がいなかったら、26歳の私はたぶん地元の友だちとだけのアカウントで野良猫とかを上げている気がします(笑)」とにっこり。「それでも何かを選べと言われるなら……いや、なんでもないです」と続けたが、MCから答えを追求されると「人が喜ぶ暴露ならいいかなと思います。人が傷つかない暴露だったら、やってやってもいいかなって(笑)」と与田節で答えてファンを笑わせた。
イベントの後半には、渡辺優斗役を演じた櫻井海音からのビデオメッセージがサプライズで上映され、櫻井から「(同イベントは)もう終わっちゃうんだ。じゃあ僕のこの映像が途切れたあとに与田さん、面白い一言を!」と振られると、与田は「おい! ちょっと待ってよ! ふざけるなよ! あいつ……」と声を荒らげ、櫻井から「3、2、1」とカウントダウンされると、与田は「ばかやろー!!」と大絶叫した。
そして、櫻井への怒りが収まらない様子の与田は「何か1つ暴露してやろうかな、櫻井海音の(笑)」と笑い、「初めて会話をした時に、何を言われたかというと『僕、秋元真夏さんの大ファンで』って。なので、『なんかすいませんね』って返しました(笑)」と裏話を披露し、会場を沸かせた。
最後に、本作の見どころを聞かれた与田は「ほとんどの方がSNSによって人生が変わったり、もしかしたら誰かによって変えられることもあったり、SNSに限らず誰かの正義が誰かの悪であったりする世の中なんだろうなと思うんですけど、このドラマはSNSのよさと面白い部分、そして怖い部分がポップにジェットコースターのような早いスピードで描かれているので、ぜひ皆さんにも他人事とは思わずに見ていただきたいですし、ポップな部分も楽しんでいただけたら嬉しいなと思います」とアピールし、「せーの、ぜひ見てください」と3人で声を揃えようとしたが、鈴木が「ぜひ、ご覧……」と言ってしまい、与田は「『見てください』だって言ったじゃん」と突っ込むなど仲睦まじいやり取りを見せ、仕切り直して「せーの、ぜひ見てください」と声を揃え、ステージを降りた。
あらすじ
借金を抱え、うだつのあがらないバイト生活に明け暮れる26歳フリーターの浅野加菜子(与田祐希)。公園で酒を飲み、看板に映るイケメン俳優(鈴木 仁)を見て、華々しい世界を羨むばかりだった。そんなある日、バイトからの帰り道にライブ配信をしていると、偶然にも飲酒運転によるひき逃げ事故を目撃してしまう。とんでもないことが目の前で起きた加菜子は、迷いながらもその動画をSNSにアップする――。
そんな加菜子のもとに、突如「事故動画ネットにあげたでしょ」と、警察官の渡辺(櫻井海音)が現れる。
動画は瞬く間に拡散され、有名アナウンサー(清水 伸)逮捕のきっかけとなり、ニュースでも取り上げられた加菜子は注目の的に。
賞賛の声と“いいね”の通知、リポストの数々。メディアに取り扱われ、初めて味わう“バズ”の快感に加菜子は承認欲求に溺れ、人生が変わっていく。
ドラマ特区「死ぬまでバズってろ!!」概要
作品情報
出演:与田祐希、櫻井海音、鈴木 仁、星乃夢奈 ほか
監督:戸塚寛人、佃直樹
脚本:政池洋佑、木江 恭、鶴田幸伸
制作プロダクション:ソケット
製作:「死ぬまでバズってろ!!」製作委員会・MBS
オープニング主題歌:まふまふ「死神様にお願い」(A-Sketch)
エンディング主題歌:あみゅり「死ぬまで愛して!」(B ZONE)
ドラマ特区「死ぬまでバズってろ!!」放送情報
2025年10月16日(木)初回放送スタート
MBS:10月16日(木)より毎週木曜 24時59分~
テレビ神奈川:10月16日(木)より毎週木曜 23時30分~
チバテレ:10月17日(金)より毎週金曜 23時00分~
テレ玉:10月22日(水)より毎週水曜 24時00分~
とちテレ:10月23日(木)より毎週木曜 23時30分~
群馬テレビ:10月23日(木)より毎週木曜 24時00分~
公式HP
https://www.mbs.jp/shinubuzz/(外部サイト)
公式SNS
公式X:@dramatokku_mbs
公式Instagram:@dramatokku_mbs
公式TikTok:@drama_mbs
公式タグ:#死ぬバズ #ドラマ特区
配信
TVer、MBS 動画イズムで見逃し配信
https://tver.jp/series/sr4bgkjnuk(外部サイト)
FOD見放題にて独占配信
https://fod.fujitv.co.jp/title/20al(外部サイト)
原作情報
原作:ふせでぃ「死ぬまでバズってろ!!」文藝春秋)
(オフィシャル素材提供)