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『モディリアーニ!』ジョニー・デップが“パンク・ロック・アーティスト”と呼ぶ孤高の天才芸術家モディリアーニとは?新場面写真解禁

©Modi Productions Limited 2024

 芸術家モディリアーニの人生を変えた激動の72時間を描く、ジョニー・デップ約30年ぶりとなる監督復帰作『モディリアーニ!』が、2026年1月16日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開となる。
 この度、本作の題材となった孤高の天才芸術家アメデオ・モディリアーニについて新場面写真と共にご紹介!

 1916年、戦火のパリ。才能に溢れながらも批評家に認められず作品も売れなかった、酒と混乱の日々を送る芸術家モディリアーニ。キャリアを捨て、この街を去ろうとしたその時、仲間とミューズの存在が彼を引き止める。人生を変える運命とも言うべき“狂気と情熱の3日間”が始まる。その先に待つのは、破滅か、それとも再生か――。画家や彫刻家としてフランス・パリで活動していたが、不摂生な生活による貧困、肺結核、薬物依存などにより若干35歳で亡くなったイタリア人芸術家アメデオ・モディリアーニの人生を変えた激動の72時間を描く。本作は長年の友人アル・パチーノの声かけから実現した、『ブレイブ』(1997)以来約30年ぶりのジョニー・デップ監督作で、先日8年半ぶりに来日を果たし、ジャパン・プレミア上映され話題となった。

 アメデオ・モディリアーニ(1884-1920)とは、エコール・ド・パリを代表する20世紀初頭のパリで独自の様式を確立したイタリア人画家・彫刻家であり、その作品は「一目でモディリアーニと分かる」と評されるほど鮮烈な個性を放った。細長く引き伸ばされた顔や首、アーモンド形の瞳、そして柔らかい曲線が織りなす官能的な造形は、どこにも属さない孤高の存在感を示している。イタリア・リヴォルノに生まれたモディリアーニは、パリへ移り住んでから、貧困と病に苦しみながらも、画家・詩人・モデルたちが集うボヘミアン社会の只中で、人物表現に生涯を捧げた。ニーチェに傾倒していた彼の描く人物像は、外見ではなく「内面の本質」をとらえることに重きが置かれ、デフォルメされた身体や空洞のような瞳は、モデルの魂を静かに浮かび上がらせるかのようである。代表作には、恋人ジャンヌ・エビュテルヌを描いた「ジャンヌ・エビュテルヌの肖像」、そして伸びやかな裸体を大胆に描いた「髪をほどいた横たわる裸婦」などがあり、いずれも大胆な造形と静謐な情感が同居し、彼の美意識を象徴する作品群として高く評価されている。35歳で夭折したモディリアーニは、生前こそ評価されなかったものの、没後に世界的再評価を受け、現在ではピカソと並ぶ高額取引がされ、20世紀を代表する画家の一人として位置付けられている。その絵画は、憂いと優雅さ、孤独と官能が同時に立ちのぼる、唯一無二の美を宿し続けている。

 ジョニー・デップは、「モディリアーニはパンク・ロック・アーティスト。自らの才能と気まぐれな性格に翻弄されていた。他に選べる道がなかったし、他の道を選ぶことを考えもしなかっただろう。彼はそういう道を歩む運命だった。すべてを壊した後でさえ、進むべき道は一つしかなかった…。それは再び創造を始めることだった。なぜなら彼は創造するために生まれてきたのだから。私はそんな彼の苦境に共感した」と語る。
 併せて解禁された新場面写真には、何かに怯えるような面持ちで自身の作品に囲まれるモディリアーニの姿をはじめ、恋人でありモデルでもあったベアトリスとのひと幕、さらに親交の深かったモーリスやスーティンと酒場で会話を交わす場面、モディリアーニがキャンバスに向かう様子が切り取られている。

 孤高の天才芸術家モディリアーニが、息をするように創り、壊し、そして再び創造を重ねた激動の3日間を描く『モディリアーニ!』は、2016年1月16日(金)より、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開。

公開表記

 配給:ロングライド、ノッカ
 1/16(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国公開

(オフィシャル素材提供)

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