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『旅と日々』第30回ケララ国際映画祭(インド)にてグランプリ受賞!

©2025『旅と日々』製作委員会

 登壇者:大川景子(編集)

 『ケイコ 目を澄ませて』『夜明けのすべて』など作品を発表するごとに国内映画賞を席巻し、本作で第78回ロカルノ国際映画祭インターナショナル・コンペティション部門にて最高賞である金豹賞&ヤング審査員賞特別賞をW受賞した、日本映画界を代表する存在である三宅 唱監督最新作『旅と日々』(原作:つげ義春 『海辺の叙景』『ほんやら洞のべんさん』)が11月7日(金)より全国で大ヒット公開中。

 本作は、スペイン語圏最大の国際映画祭である第73回サン・セバスチャン国際映画祭サバルテギ・タバカレラ部門へ正式出品されたほか、アジア最大級の国際映画祭である第30回釜山国際映画祭のコンペティション部門にも正式出品され、30近くの海外映画祭での上映や、US、カナダ、メキシコ、フランス、韓国、中国、台湾、香港、インドネシア、ポルトガル、ギリシャでの配給が決まっており、世界各国から熱い視線が注がれている。
 日本国内興行収入は12月13日(土)に1億円を突破し、韓国でも12月10日(水)の劇場公開から約1週間で観客動員数3万人を突破するなど、国内外で高く評価されている。

インド・ケララ国際映画祭でグランプリを受賞!

 インド・ケララ州にて12月12日(金)より開催されていた第30回ケララ国際映画祭(International Film Festival of Kerala)の授賞式が12月19日(金)18:00(現地時間/日本時間同日21:30)より行われ、世界各国から14作品が選出されたコンペティション部門において、『旅と日々』が最高賞であるグランプリの栄冠に輝いた。現地では映画祭に参加した本作編集の大川景子がトロフィーを受け取り、笑顔で報道陣に応えた。
 ケララ国際映画祭は、インド国内で最も評価の高い映画祭のひとつ。近年では、第24回(2019年)で『ある船頭の話』(オダギリ ジョー監督)、第28回(2023年)で『悪は存在しない』(濱口竜介監督)が日本映画としてグランプリを受賞している。なお、今回のコンペティション部門審査員には、イラン出身のモハマド・ラスロフ監督(『聖なるイチジクの種』)や、マレーシア出身で日本でも活躍するエドモンド・ヨウ監督(『ムーンライト・シャドウ』)らが名を連ねた。
 映画祭での公式上映後には「とても美しい映画」という絶賛の声が相次ぎ、通りがかりの観客に大川が「あなたの映画、とても良かった!」と声を掛けられる場面もあった。

国内映画賞においても高い評価を獲得

 『旅と日々』は12月初旬に発表された第47回ヨコハマ映画祭で、2025年日本映画ベストテン第2位に選出されたほか、助演女優賞(河合優実)、最優秀新人賞(髙田万作)、撮影賞(月永雄太)を受賞。さらに、12月19日(金)に発表された第80回毎日映画コンクールの受賞候補として、日本映画大賞、主演俳優賞(シム・ウンギョン)、助演俳優賞(堤 真一)、監督賞(三宅 唱)、撮影賞(月永雄太)、美術賞(布部雅人)、録音賞(川井崇満)の計7部門にノミネート、作品のみならず、俳優陣・スタッフワークに至るまで幅広い評価を集めるなど、国内の映画賞でも高い評価を受けている。

公開表記

 配給:ビターズ・エンド
 大ヒット上映中!

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