作品紹介

『メカニカル・テレパシー』

© Akiko Igarashi

イントロダクション

 「もしも心を可視化できたら?」という着想から始まり、SF的要素と恋愛感情を掛け合わせ、観客の認識を静かに揺らす、不思議な「心」の恋愛映画。

 本作は大阪を拠点に、2004年より映像制作者の人材発掘を行っているシネアスト・オーガニゼーション大阪(CO2)の第13回助成企画に、監督の五十嵐皓子が企画を応募して選出され、初長編監督作品として完成した。

 主演・真崎を演じた吉田龍一を始め、白河奈々未、申 芳夫、伊吹 葵など、CO2俳優特待生がメインキャストを務めた。

© Akiko Igarashi

ストーリー

 ある大学の研究室で、「心を可視化する機械」の開発が行われていたが、実験中に事故が起こり、開発者の三島草一(申 芳夫)が意識不明のまま目覚めなくなる。共同研究者で草一の妻の碧(みどり、白河奈々未)は開発を続け、草一の心の可視化を試みていた。成果を出さない開発を疎ましく思う大学側は、機械の調査という名目で、真崎トオル(吉田龍一)を研究室に送り込む。

 可視化された草一を目の当たりにする真崎。果たして、真崎が目にした人物は、可視化された草一の心なのか、碧の願望が可視化されたのか?

 徐々に碧に惹かれていく真崎は、本当に重要なことは何なのかということに気づいていく。

  (2018年、日本、上映時間:78分)

キャスト&スタッフ

 監督・脚本:五十嵐皓子
 撮影:中瀬 慧
 音楽:宇波 拓
 出演:吉田龍一、白河奈々未、申 芳夫、青山雪菜、石田清志郎、時光 陸、松井綾香、長尾理世、竹中博文、古内啓子(声の出演)ほか

ギャラリー

予告編

オフィシャル・サイト(外部サイト)

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公開表記

 配給:アルミード
 10月9日(金)よりアップリンク渋谷ほか全国順次公開

(オフィシャル素材提供)

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