イベント・舞台挨拶

『Sin Clock』2/24(金)大阪、2/26(日)東京 公開後舞台挨拶

©2022映画「Sin Clock」製作委員会

 偶然の連鎖が引き起こす《予測不能》の犯罪活劇『Sin Clock』が絶賛公開中! 2月24日(金)に大阪・なんばパークスシネマ、2月26日(日)には東京・グランドシネマサンシャイン池袋にて公開後舞台挨拶が行われ、大阪には主演の窪塚洋介、Jin Dogg、牧 賢治監督、東京には主演の窪塚洋介、牧 賢治監督が登壇した。

 大阪での舞台挨拶では、どん底の人生からの一発逆転を目指すタクシードライバー・高木シンジを演じた窪塚は、開口一番、この日MCを務めた宣伝プロデューサーが嚙み嚙みだったことをさっそくいじって会場の笑いを誘った。さらに「何塚です」とボケると、今度はMCから「窪塚さんですね」とツッコミが入るという、笑いの聖地大阪らしいボケとツッコミで舞台挨拶がスタート。


 狂気と色気を兼ね備えた半グレ・ヤスを演じたラッパーのJin Doggは本作が長編映画初出演&今回が映画イベント初登壇。映画で演じたヤスなさがらのドスの聞いた声で「(拍手が)足りひんよ」と一言。まるで、ヤスがそこにいるような緊張感が走った。本作で商業映画デビューとなった監督は、「地元大阪で舞台挨拶ができたことを幸せに思います」と挨拶。


 3人ともゆかりのある大阪への凱旋の舞台挨拶について聞かれると、自身も大阪在住の窪塚は「キャストもスタッフもほぼほぼ関西人で撮った映画で、関西成分たっぷりなので、大阪の人にも楽しんでもらえたのではないかなと思います」と答えると、客席からは拍手が沸き上がった。
 初の映画出演について聞かれたJin Doggは「初めての芝居だったので、普段のPVとは違ったので難しかったです。“普段通りやん“と周りからは言われるのですが、そんなことないのでよろしくお願いします」と苦笑い。窪塚からは「めっちゃ良かったんですよね。新しい扉が開いちゃったなという感じで」、監督からは「アーティストとして活躍しているのでスイッチの入り方がすごかった」と二人から太鼓判を押された。


 撮影を振り返ってのエピソードを聞かれ、窪塚は、冒頭の中華料理屋でのシーンについて、「もう飲んじゃおうよ!」と窪塚の提案でお酒を飲みながら撮影をしたことを暴露。しかし、それは初めての撮影のJin Doggの緊張を解くためでもあったようで、他のキャストもリラックスして撮影に臨めたと語った。また、窪塚は「Jinが拳銃を撃ってるシーンの時に“楽しいっすね!”と心底楽しんでいたので、“これはヤバいな”と思いましたね(笑)」と撮影時のいい雰囲気が伺えるエピソードを披露。監督は、「撮影をしていて、もっと見たくなったので、カットをかけずにそのまま撮影を続けた」と熱のある現場を振り返った。


 Jin Doggの起用と魅力について聞かれた監督は「元々ライブを見に行っていて、“絵になる”人だなと思っていたが、今回の脚本が出来上がった時にJin Doggさんしかいないと思いオファーしました。窪塚洋介とJin Doggが同じ空間に共存する場が作れたのがうれしかった」と喜びを語った。また、Jin Doggが演技プランを考えてきて、それを演じたところ、あまりにも怖すぎたため「もっと素のままで」と監督から要望があり、改めてはまり役であったと賞賛された。


 関西でのオールロケの撮影について聞かれると、監督は「いい意味で路地裏などのドロッとした感じや夜の艶っぽい感じ、湿度の高い感じは関西の魅力だと思うので、作品にいい影響が出ているのではと思います」と関西の空気感だからこそ、この映画が撮れたと語った。窪塚は、「11年いてもうまく関西弁はしゃべれないですね。役柄は一人だけ標準語だったので、逆にそれが良かったと思います」と振り返った。


 最後に監督は「今日のお客さんは若くてイケてる感じの方々が多く、そういうど真ん中の方々にも観に来ていただけてうれしいです」と喜びを語った。Jin Doggは「映画はしばらくお休みしますが、数年後にまたスクリーンで出会えれば」と今後の抱負を語った。窪塚は「パンフレットにもあるけど“全てを奇跡と思うか、もう奇跡だって何にも起こんねえよ”って思うか、前者のほうが楽しく生きていけると思うので、この映画がそのきっかけになればうれしいです」と感謝の言葉で舞台挨拶を締めくくった。

 そして、2月26日(日)に東京・グランドシネマサンシャイン池袋で行われた公開後舞台挨拶は、Netflixで配信が始まった「池袋ウエストゲートパーク」(通称IWGP)も話題沸騰中ということもあり、“キング“こと窪塚洋介が“聖地・池袋”に降臨する本イベントのチケットは即完売! そんな高揚感に満ちた会場内にやってきた窪塚たちの姿に、会場からは「おかえり!」の大合唱。その声援に応えるべくアカペラを披露した窪塚。そこで歌い出したのは――IWGPの劇中で歌っていた某家電量販店のあの曲。“池袋”ならではの粋なプレゼントに会場は大喝采となった。


 劇場公開前のPR活動から初日や公開後の舞台挨拶まで、映画の撮影以外でも多くの時間を一緒に過ごしてきた牧監督と窪塚。「趣味が一緒だったり、聴いてきた音楽が一緒だったりとかもするんで。わりと昔からのツレ感があるんですよ、監督には」という窪塚に対して、「僕もそんなふうに思っていました」と返した牧監督。そんな思いがあふれた窪塚が「好きだよ」とラブコールを送ると、牧監督も「俺も愛しているよ」。そんな二人のやり取りに会場からは笑顔が。さらにイベント中も、監督に向けられた質問に、監督が「そうですね」と言うタイミングで、窪塚もユニゾンで「そうですね」とかぶせてシンクロさせるなど、まさに“ツレ“のようなやり取りに会場は大盛り上がりとなった。


 そしてあらためて、IWGPの舞台となった池袋の地に立った窪塚は「やっぱりあれがかかりますね」と切り出すと、SADSが歌ったドラマの主題歌「忘却の空」の一節を披露し、会場は大喝采。「某タバコのCMでも使われている曲なんで、ディスっているわけではないですから気を付けてくださいね」と会場に念押しし、会場を沸かせた。


 本作の主人公・シンジという役柄は、牧監督が窪塚に宛て書きした役柄だったという。「牧くんは俺のことをこんな感じに見ていたのか」と冗談めかした窪塚は、「タンスの奥にしまったというか、土の下に埋めたような、自分が思い起こしたくないような感情だったり、記憶をもう一回引っ張り出さないと、シンジが最初のほうにまとっている鬱屈とした空気感が出てこないかなと。思い出したくないことも思い出しながら、取り組ませていただきました」とコメントしつつも、最後に「うそです」とおどけた様子で冗談めかし、会場は大笑い。一方の牧監督は「設定自体は元からあった中で本格的に宛て書きをしたわけですが、くすんだまま(のキャスト)だと絵にならなくて。だから窪塚さんがタバコをくゆらすシーンとか、それだけで絵になるなと思って。実は今日、知り合いからもメールがあったんですけど、この映画を観て、10年ぶりにタバコを吸っちゃいましたと言われて。窪塚洋介という人の画の力のすごさを感じましたね」と付け加えた。
 そんな牧監督に対しては全幅の信頼を寄せている様子の窪塚。「牧くんが横にいるから言うわけではないけど、エグゼクティブ・プロデューサーのサイバーエージェントの藤田晋さんをツモってくれたのも牧くんだし、俺をツモってくれたのも牧くん。スタッフの座組も、脚本も牧くんがやっていて。その上、現場でも助監督や制作部がやるような、車をさばくとか、地面を濡らす作業なんかも、牧くんが率先してやっていて。『牧くんはやることがあるからいいんだよ』と言うと、『すみません、クセでやるんですよ』といっていて。それがわざとらしくもなく、本心なんだと思うけど、その姿に胸を打たれて。この監督のために自分のやるべき姿をやろうと自然に思わせてくれた」とその思いをせつせつと語ると、「だから彼にはすばらしい力があるし、一本目の商業映画でここまでのものを作るなんて、のびしろしかない。それは楽しみだし、今後も長く付き合って一緒に仕事をしていきたいような仲間になるんだろうなと思います」と太鼓判を押した。


 牧監督のことを「ミスター・シンクロ」と呼び、その引き寄せの強さ、偶然性に「マジで作り話じゃないかなと思うくらい」に驚いているという窪塚。その例について、ダイゴ役の坂口涼太郎の父がタクシードライバーで、その名前がシンジだということ。劇中車のナンバー・プレートが、窪塚が前に乗っていた数字に類似していたということ。そして3台用意されたタクシーのナンバー・プレートが偶然にも窪塚の誕生日と、橋本の誕生日が並んでいたということ。さらには監督を含めたスタッフの生年月日が3人も一緒だったということなど、数多くの偶然を引き寄せているという。さらに本作の主要キャラクターの誕生日が3月3日であるが、本作の公開館数が全国33館であるなど、数々の運を引き寄せている牧監督。そんな運の強さに窪塚も「嫌いじゃないです」と笑顔を見せた。


 そんなイベントもいよいよ終盤。「言いたいこともだいたい言えたので最後に一曲だけ」と前置きした窪塚は、あらためて「忘却の空」を披露し、大盛り上がり。“池袋“を舞台としたイベントは、終始、大盛り上がりとなった。

 

 登壇者:《大阪》窪塚洋介、牧 賢治監督、Jin Dogg
     《東京》窪塚洋介、牧 賢治監督

公開表記

配給:アスミック・エース
絶賛上映中!

 (オフィシャル素材提供)

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