イベント・舞台挨拶

『君は放課後インソムニア』完成報告イベント

Ⓒオジロマコト・小学館/映画「君ソム」製作委員会

 若手実力俳優の森 七菜、奥平大兼をダブル主演に迎え、池田千尋監督が実写映画のメガホンを取る『君は放課後インソムニア』が6月23日(金)全国公開となる。

 2019年より「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)にて好評連載中の「君は放課後インソムニア」は、「富士山さんは思春期」、「猫のお寺の知恩さん」で一瞬のきらめきのような思春期を描いた青春漫画の旗手・オジロマコトが手掛け、お笑い芸人のケンドーコバヤシさんやテレビプロデューサーの佐久間宣行氏ら、幅広い世代から高い支持を得る大人気漫画で、現在、コミックスは第11集まで刊行されている。来月4月からはテレビアニメの放送も予定されており、“君ソム”旋風が間もなく全国を席巻すること必至だ。

 すでに解禁されているように、映画『君は放課後インソムニア』は、若手実力俳優の中でも屈指の森 七菜と奥平大兼が、不眠症に悩む女子高生の曲伊咲(まがり・いさき)と同じく不眠症の男子高生・中見丸太(なかみ・がんた)を演じる。さらに先日、主人公二人が所属する天文部の顧問・倉敷兎子(くらしき・うさこ)に桜井ユキ、天文部のOG・白丸 結(しろまる・ゆい)に萩原みのり、クラスメイトには、上村海成、安斉星来、永瀬莉子、川﨑帆々花らフレッシュなキャストが出演することが追加発表された。

 6月23日(金)の公開までちょうど100日となった3月15日(水)、都内で映画『君は放課後インソムニア』の完成報告イベントが行われ、ダブル主演の森 七菜と奥平大兼が、池田千尋監督とともに登壇した。

 元々、原作の大ファンだという森は、主演の話が舞い込んだ時に「驚きました。夢が叶ったと思える瞬間でした。年数も相まって感動しました!」とハイテンション。さらに原作の魅力を聞かれると「語りきれない」と言いつつも「どこかで本当にあった話を誰かが覗き見して描いているよう。私自身が高校生活を楽しめたほうではなかったので、代わりに(主人公の)二人が楽しんでくれているような感じで読んでいました。好きなエピソードがたくさんある11巻の原作を2時間にしているので、どこが入っているんだろうとワクワクしながら脚本を読みました。これを私たちが動きにして声にして届けるんだというプレッシャーはありました」と思い入れたっぷり。

 本作が映画初主演となった奥平は「脚本を読んだ後のタイミングで原作を読みました。出てくるみんなが個性豊かでだんだん惹かれていって素直に作品を楽しめました」と原作の魅力にハマったようだ。

 池田監督は「自分の高校時代を思い出しました。キラキラ、キュンキュンしたものではなくて、私も廃部になりそうな映像文化部でひとりで映画を作り始めたんです。当時は地味でただ頑張っていただけのことが、こんなふうにキラキラと描いている原作をすごく覚えていて。撮る時も、原作の生っぽい、すぐそこに生きていそうな高校生たちがいる空気感を、どう作品の中に作っていくかを心掛けました」と語った。

 原作の舞台と同じ(石川県)七尾市での撮影を聞かれると森は「実際に行ってみて、(原作者の)オジロ先生の漫画の七尾市の再現率がどれだけ高かったのか、そのまま写真のように美しく捉えられていたのか分かりました。ファンとして聖地巡礼しながら撮影した感じで嬉しかったです」と撮影自体を存分に楽しんだ様子。

 奥平も「いろいろなところを歩きたくなる、静かで、のどかで、心が癒される場所だと思いました。街を歩いていると、ここ見たことあるなと思うと原作にあるシーンだったり。不思議な感覚でした」と東京とは違う風景を満喫したようだ。

 池田監督からは「七尾市の方は原作を知っていらっしゃる方がとても多くて、ロケ地もなかなか許可が下りないところまで快く貸してくださいました。原作の画の中では表現できても、実際に撮影する時には難しいことがいくつかありました。実際の高校の天文台をお借りしたんですが、サウナ並みの暑さが大変でした」と撮影エピソードが語られ、本編では爽やかなシーンに見える映像も実は過酷な撮影現場であったことを伺わせた。

 撮影前日に七尾市を巡るツアーをしたというキャストたち。奥平は「実際に漫画に出てくるキャストたちと街を歩くと、みんな本物にしか見えない。みんなそれぞれのキャラクターとして納得できるものがあって楽しかった」と感心し、森も「正夢を見ているような気持ちになって不思議でした。私も我ながら原作にかなり似てるんじゃないかって自分で思ってて(笑)。さすがに鏡を見ると、同じ制服で同じ髪型をして、どこを見ても『君ソム』の世界が本物の世界に生きているので、映画の世界に入り込みやすかったです」と明かした。

 最後にメッセージを求められると、池田監督は「“生きることを全力で肯定すること”を映画で実現しようと決めました。不眠症で辛いとか、学校で居場所がないとか、若い時って裏腹な希望と絶望みたいなところで生きています。そういう人たちにも、生きることをただ肯定するだけでいいんだ、と。主人公の二人がすごいパワーで世界に対して窓をどんどん開いていく姿を感じてほしくてこの映画を作りました」と語り、奥平も「自分の中でまだ言葉で表せられない何かがあります。演じた丸太が映画の中でまっすぐ生きていたと観ていただいた皆さんに伝われば嬉しいです。公開近くにはアニメが放送されますし、アニメにはアニメの、映画には映画の良さがあると思います。比べて楽しんでもらえたら」と語った。

 森は「高校生のキラキラした物語ではあるんですが、その人なりの悩みがあって抱えているものがあり、キラキラだけがその人の人生すべてじゃない。監督が言った通り、生きることすべてを肯定できる、自分が悩んでいることも含めて自分なんです。悩みを抱えている人に、伊咲と丸太が観てくださった方の両肩に頭を乗せて寄り添ってくれるような優しい映画になっているので、映画館に来てもらえたら嬉しいです」と締め括った。

 登壇者:森 七菜 & 奥平大兼 × 池田千尋監督

公開表記

 配給:ポニーキャニオン
 6月23日(金) 全国公開

(オフィシャル素材提供)

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