『ミッドサマー』を手掛けた最注目スタジオA24が贈る最新作『Pearl パール』が7月7日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開されることを記念して、7月6日(木)、【前夜祭イベント/『Pearl パール』から『X エックス』イッキミ 先行上映】が実施され、YouTubeチャンネル「シネマンション」でもお馴染み、チャンネル登録数31万人の大人気グラビアタレントユーチューバーのRaMu(ラム)と、Youtubeチャンネル「劇団KAIBASHIRA」の映画解説が人気の俳優・かいばしらが登壇するトークイベントを開催! “世界中に愛されるスターになるの”と信じて疑わない無邪気な主人公パールが、無垢で真っ直ぐな気持ちをさらけだすほど、彼女の周囲はどんどん阿鼻叫喚の様相に陥っていく――。全米公開時には「女性版ジョーカー」(Texas Monthly)という評された本作を、新世代のSNSスターたちはどう読み解いたのか。
『Pearl パール』を観終わったあとすぐ、興奮冷めやらぬ観客の前に登壇したRaMuとかいばしらの2人。本作はこの後上映される『X エックス』の前日譚であり、『X エックス』の舞台は、1979年で、その約60年前の1918年を 舞台にした作品が「パール」だがミア・ゴスが『X エックス』と同様、主人公マキシーンと、老婆パールの2役を担ったことでも、話題の作品。『X エックス』を観た時の感想を振り返ったRaMuは「割とモヤモヤしながら終わったんですよ」と笑う。「モヤモヤのままで終わったんですけど、『Pearl パール』を観てからやっと『X エックス』が完成されるっていうか、ただのヤバイ老夫婦ではなかったのか、あれは愛だったのかっていうのがこのパールで分かるので、この二つで1つの作品なんだなっていうふうに思いました」と語る。かいばしらは、「これから『X エックス』をみる皆さんが羨ましいです。『Pearl パール』を観た後で『X エックス』をみると、いろいろなつながり、仕掛けに気づくと思うので、注意深くご覧になってください」と話し、『Pearl パール』の中に隠される『X エックス』とのつながりは、10個以上あると公式が示していることについて話題が振られると、かいばしらは「10個は気づかなかった! 4個ぐらいしか気づきませんでした」と話した。
「スターになりたい」と言う夢を持ちつつ、厳格な母親により、農場から出ることを許されなかったパール。彼女が自身の人生をこじらせる原因にもなるが「現代だったら、TikTokerや、Youtuberと言う手があるのでは?」と、今まさにYoutuberとして活躍する2人からは納得のアドバイスが。しかしすかさず「目指してもいいと思うけど、多分ママが許さないですよね。ママがね、ママ、多分Wi-Fi設置してくれないと思うんで(笑)」と現実的な問題を指摘しつつ「パールは炎上系になるのでは?」と推察。「最近TikTokerとして母親を盗撮して『私のお母さんは毒親です』と暴露するTikTokerたちもいる」と最近のTikToker事情を話し、二人で議論した結果、「やっぱり、パールがYoutuberになったら炎上系かな?」と答えをだした。
最後には、RaMuが「この映画は何回観ても面白くて新たな発見ができる映画だと思います。私も『X エックス』観てもやもやしてたのが、『Pearl パール』観て完成されましたし、3部作の最後『MaXXXine(原題)』でどう完成されるのもものすごく楽しみなので、ぜひ皆さんこれからもパールとマキシーンの2人を追ってください」と話し、前夜祭を締めくくった。
登壇者:RaMu、かいばしら
公開表記
配給:ハピネットファントム・スタジオ
7月7日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
(オフィシャル素材提供)