イベント・舞台挨拶

『バカ塗りの娘』青森県大ヒット御礼舞台挨拶

写真提供_東奥日報社

 絶賛公開中の『バカ塗りの娘』は、日本が誇る伝統工芸・津軽塗をテーマに、オール青森ロケで撮影され、公開されると全国で「津軽塗の美しさに感動した」「故郷を思い出して、家族に会いたくなった」「それぞれの登場人物が踏み出す姿に勇気をもらった」「観終わった後、温かい涙が溢れ出た」など、絶賛する感想が続々と寄せられた。また、青森から全国へ、そして世界へと羽ばたこうとしている本作は、第18回カメラジャパン・フェスティバル、第42回バンクーバー国際映画祭など海外映画祭も続々決定。
 この度、青森での大ヒットを受けて、本作にも出演している青森出身の王林をゲストに迎え舞台となった弘前市で舞台挨拶が行われた。

 この日観客と一緒にスクリーンで本作を鑑賞した王林は「感動して涙が出ました。津軽塗の物語ですが、家族の話でもあり、人との関わり方や将来に悩んでいる方へのメッセージもあり、こんなにたくさんの要素と言葉で想いを伝えてくれる映画だということを改めて知ることができて、このような作品に出演することができて嬉しいです」と挨拶。監督が特にこだわったという津軽塗の工程シーンへ「津軽塗が完成するまでに工程に感動した」「津軽塗の“音”がとても胸に響いた」「津軽塗シーンが良かった」など声が多く寄せられているが、王林は、「私のお祖父ちゃんが実際に津軽塗の職人さんでした。いつも見ていた光景や聞いていた音がぎゅっと詰まっていました。幼い頃なので確かな記憶でなかったのが、この映画を観た瞬間にお祖父ちゃんが黙々と作業していたときの姿などいろいろ思い出してきました。お祖父ちゃんは今も元気で過ごしていますが、津軽塗職人としての姿はもう見ることができないので、清史郎とお祖父ちゃんの姿が重なり、とても懐かしい気持ちになりましたし、津軽塗の奥深さをリアルに伝えてくれた作品だなと感じました」と自身の思い出もふまえ、本作で描かれる津軽塗シーンの魅力をアピール。
 やりたいことをなかなか言い出せない優柔不断な美也子・子どもたちと上手く向き合うことのできな不器用な津軽塗職人の父・清史郎、家業を継がないと決め自由に生きる道を選んだ兄のユウ、それから美也子の背中を押してくれたユウのパートナーの尚人。本作にはさまざまな登場人物がでてくるが、家族の描き方については「美也子にとって小さい時から津軽塗が傍にあって、父・清史郎とは言葉の会話ではなく、津軽塗で会話しているような感じがしました。そして津軽塗があることで、どれだけ家族がバラバラになってしまっても、津軽塗が家族を繋いでいるんだなということを強く感じました。自由奔放に生きている部分であったり、兄妹の関係性だったり、個人的にはユウに似ているのかなと思います。まるで自分を見ているかのようで共感したり、もどかしさを覚えるシーンもあったり、簡単に言葉にできないけど、家族ってこういうものだよなというものを見させてもらえた気がします」。
 青森を舞台にする映画ということで、出演のオファーを受けた王林。その活動の根底には、「青森の伝統工芸・文化を全国に広めたい」という強い想いがある。その一環で今年、「What Is Heart(わいは)」というアパレルブランドを立ち上げた王林。「今日来ているこのワンピースもWhat Is Heart(わいは)です。これは私のお祖父ちゃんが実際に塗った津軽塗の錦塗の柄をデザインしたものです。お祖父ちゃんが津軽塗を辞めるときに、いろいろなものを手放していったので、お祖父ちゃんの塗りを形として残していきたいと思いました。私自身が津軽塗職人になれなくても、このような形で、津軽塗を知らない方々にも、津軽塗を知ってもらえるきっかけを作ることができればと思っています。出来上がった服をお祖父ちゃんにも持っていきましたがとても喜んでくれました。新しい津軽塗の魅せ方ができたのかなと思います」と自身のブランドに込めた想いを語った。
 「青森がとにかく好きで、青森のことを全国に広めたいという想いで芸能活動をしています。これからも青森の魅力をいろいろな角度から発信していきたいです」と青森愛を爆発させた。

 登壇者:王林

公開表記

 配給:ハピネットファントム・スタジオ
 全国公開中

(オフィシャル素材提供)

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