イベント・舞台挨拶

映画『いまダンスをするのは誰だ?』初日舞台挨拶

ⓒいまダンフィルムパートナーズ

 「水曜どうでしょう」のテーマソング「1/6の夢旅人2002」や、「第51回 日本レコード大賞」優秀作品賞(2009年)を受賞した「手紙~親愛なる子供たちへ~」で知られるシンガーソングライターの樋口了一が、俳優初挑戦した映画『いまダンスをするのは誰だ?』(古新 舜監督)が10月7日(土)、新宿K’s cinemaにて主演の樋口了一による初日舞台挨拶が行われた。パーキンソン病の薬を飲みながらの、初めての映画初日舞台挨拶、ライブでの軽妙なトークに定評のある樋口に、満席の場内は温かな笑いと涙に包まれた。

 本作は、仕事一筋で家庭を顧みなかった主人公がある日、40代で若年性パーキンソン病と診断されたことで出会った人たちや、「ダンス」を通じて自らの生き方を見つめ直していくストーリー。

 樋口自身も、2007年頃からギターが弾きにくくなり、声が出しづらいといった体の不調を感じ始め、その原因がパーキンソン病だと2009年診断されているが、現在も定期的にライブを行うなど、故郷の熊本を拠点にパーキンソン病と闘いながら音楽活動を続けている。パーキンソン病当事者が主演する劇映画は日本初となる。

トーク内容

樋口さん、俳優初挑戦でした。自身のTwitterで「これで『水曜どうでしょう』ファミリー全員が俳優デビュー」と投稿されていましたね。

樋口了一:「水曜どうでしょう」は旅にかこつけての即興劇の連続です。みんなに少しは追いついたかなと思い投稿しました。演技者である大泉 洋くんは、ずっとお芝居をやってきて、それに比べるなんておこがましいですけどね。大泉 洋くんはじめ、TEAM NACSのみんなは、北海道の時はよかったけど、全国区になったとき、大丈夫か?と最初は心配していました、親になったような気持ちですね(笑)。いまは安心して見られます。みんな素晴らしい演技者になったよね。

古新監督、タイトルの由来は、原案の松野さんの会社での実体験とか?

古新 舜監督:原案の松野幹孝さんが、パーキンソン病を隠して勤務していた時に実際に“躍っているのか”と言われた実体験です。患者を孤立から救い、知ってもらうため監督しました。松野さんは去年お亡くなりになり、完成した作品を見せてあげられなかったけれど、天国で喜んでいると思います。

樋口さん、パーキンソン病の診断は、奇しくもレコード大賞という一大事の時期2009年でした。公表は2012年、どのような心の変化があったのですか?

樋口了一:ある時、デビュー当時のプロデューサーと飲んだ時“病気のことは公表すべきと思う。君には公表して果たすべき役割がある”と言われました。表現していることに意味があると思いました。

樋口さん、つい先日も「水曜どうでしょうキャラバン」ライブ、茅ケ崎、山梨、長野、富山、盛り上がっていましたねー。ミュージシャンであること、映画のキャラクターを演じること、似ているところは?

樋口了一:乗り移ってくる、自分だけじゃなくなる、ことが似ています。憑依する感じです。“さらけ出せ”“冷静”せめぎあったなかで、何かが生まれる感じが共通です。

樋口さん、「いまダンスをするのは誰だ?」、伝えたいことは?

樋口了一:パーキンソン病の方もそうでない方も、再生出来得ることを伝えたい。うまくいかなかったとしても、何とか頑張ったことは、100%ハッピーエンドなことだと思う。

 登壇者:樋口了一、古新 舜監督、MC(野村展代P)

公開表記

 配給:アークエンタテインメント
 10月7日(土)新宿K’s cinemaほか全国順次公開

(オフィシャル素材提供)

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