イベント・舞台挨拶

映画『唄う六人の女』完成披露上映会

©2023「唄う六人の女」製作委員会

 映画『唄う六人の女』完成披露上映会が都内で行なわれ、舞台挨拶にキャストの竹野内豊、水川あさみ、アオイヤマダ、服部樹咲、桃果、武田玲奈、石橋義正監督が登壇してクロストークを繰り広げた。女性キャストたちはそれぞれが劇中で着用した華やかな衣装で登場して観客の目を楽しませた。竹野内とダブル主演の山田孝之はスケジュールがあわず、欠席。ビデオでメッセージが届いた。

 本作は、深い森に迷い込んだ2人の男(萱島・竹野内と宇和島・山田)が、6人の謎の美女たちの行動に次第に翻弄されていく姿が描かれるサスペンス・ストーリー。石橋監督によるオリジナル作品。

 フォトグラファーの萱島役を演じた竹野内は「オファーを受けてから、今日まで数年(3年ほど)かかりました。一時は、もう出来ないかもと思っていたので、嬉しいです。独創的な、石橋監督にしか作れない世界観。今日、ここに立てたのは奇跡だと思います……」と感慨深げに話した。また、石橋監督作品に出演することを願っていたという竹野内は、オファーについて「本当に光栄でしたね」と明かしたが、「最初に脚本を拝読したときに活字の中だとなかなか描写を捉えることができなかった。言葉では、こういう映画だったって言えないような、そういう世界観なんですよね-」とコメントした。

 “刺す女”を演じた水川は黒の着物姿で登場。一切セリフがない六人の女の1人を演じた。「ほとんどしゃべらずに、不思議な感覚というか、不思議な体験でした。私は何もリアクションを起こさないのに、やり取りが進んでいくのってとても新しくて面白かったです」と語った。監督からは、言葉だけでなく何のリアクションも起こさないでほしいと言われたそうで、「セリフがなくても何かしら反応してしまいそうになるのでグッとこらえて。そぎ落とす作業ばかりでそれが新しかったです」とにっこり。

 “濡れる女”を演じたヤマダは、水中シーンは事前にプールで練習をつんだという。「私は普段ダンス・パフォーマンスをしているので、言葉がない世界にはあまり抵抗がなかったです」と語った。竹野内も水中に沈むシーンがあり、呼吸をためておくことの難しさや水温の低さに苦労したことを明かしていた。ヤマダは「必死にやりすぎて、上がれなくなって一度竹野内さんに助けていただきました」とエピソードを披露した。

 “撒き散らす女”役を演じた服部は「私は演じて楽しかったです。寝てるか、撒き散らかすしかしていません(笑)。ロケ場所(奈良の民俗博物館など)も自然が豊かで気持ちが良かった。緑のパワーをもらって自分のエネルギーを全部出し切るぞと。身体を使う演技が楽しかった」と振り返っていた。

 “見つめる女”役を演じた 桃果の瞬きをしない目の演技に注目。役作りでは「純粋で無垢な役柄。人間じゃない生物になりきって演じました」と語った。

 “包み込む女”役を演じた武田は、竹野内の恋人役と2役を演じ分けた。「全くの別人で雰囲気が全く違う(着物と洋服など)ので、自然と切り替えて演じられました」と話していた。

 石田監督は「無事にこの日(公開)を迎えられて良かった。過酷な撮影で結構ボロボロになりました。現場も楽しかったけれど、皆さんが愛情を持ってかかわってくれたことが嬉しかった」と撮影を振り返る。また、女性たちの妖艶な衣装は「デザイナーと時間をかけて作りました」と話した。

 ビデオで参加した山田からは「私がいても、いなくても、映画は変わらずステキなものなので楽しんでいってください」とのメッセージが届けられた。

 最後に、竹野内が「森の美しさや六人の彼女たちの存在を通して石田監督の込めた思いを感じ取ってください」とメッセージを伝えた。

 登壇者:竹野内豊、水川あさみ、アオイヤマダ、服部樹咲、桃果、武田玲奈、石橋義正監督

 (取材・文・写真:福住佐知子)

公開表記

 配給:ナカチカピクチャーズ/パルコ
 10月27日(金)、TOHOシネマズ日比谷他、全国ロードショー

(オフィシャル素材提供)

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