『世界の終わりから』第44回ポルト国際映画祭で最優秀作品賞受賞！

　女優の伊東蒼が主演を務め、紀里谷和明が監督した映画『世界の終わりから』が、世界３大ファンタスティック映画祭の一つである第44回ポルト国際映画祭で最優秀作品賞を受賞した。

　1981年より開催されているポルト国際映画祭（ポルトガル）は、ファンタジーとポルトを合わせた“ファンタスポルト”の愛称で親しまれ、シッチェス・カタロニア国際映画祭（スペイン）、ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭（ベルギー）と共に、世界３大ファンタスティック映画祭の一つに数えられる。ファンタジーやホラー、SFなどのジャンル映画に特化し、過去に同映画祭で最優秀作品賞受賞作品には、デヴィッド・フィンチャー監督の『セブン』(1996)、ヴィンチェンゾ・ナタリ監督の『キューブ』(1998)、ギレルモ・デル・トロ監督の『パンズ・ラビリンス』
(2007)などがあげられる。

　このたび『世界の終わりから』が「Best Film Award」にあたる最優秀作品賞の「GRANDE PRÉMIO FANTASPORTO 2024」を受賞した。受賞を受け紀里谷監督は「今回このような賞をいただき心から感謝しております。全てはキャストとスタッフの努力と才能が生み出したものです。また、この作品を支えてくださったスポンサーの方々、そして何よりこの作品を愛してくださった多くのファンの方々に心から感謝いたします。本当にありがとうございました。」とのコメントを寄せている。

　映画「世界の終わりから」は紀里谷和明監督によるSFファンタジー。事故で両親をなくし、自身も生きる希望を失いかけている中で突然、世界を救う使命を託された女子高生のハナ。巻き起こる様々な困難を前に戸惑いながらも世界を救うために奔走する。
　主人公ハナを確かな演技力で体現した伊東蒼と、毎熊克哉、朝比奈彩、冨永愛、高橋克典、北村一輝、夏木マリなど豪華キャスト陣によるアンサンブル、そして紀里谷監督の描き出す独特の映像美と現代に警鐘をこめたメッセージは、劇場公開時に大きな話題となり拡大ムーブオーバーを生んだ。
　また本作の配信が４月７日より開始、Blu-rayが４月17日に発売されることも決定、Blu-rayにはメイキング映像や紀里谷監督による新録インタビューを納めた特典ブックレット付き。詳しくは下記詳細情報まで。