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第25回「ニッポン・コネクション」日本映画祭:全プログラム

© 2025 Nippon Connection

 第25回ニッポン・コネクション映画祭のプログラムが発表された。5月27日から6月1日まで、世界最大級の日本映画プラットフォームであるニッポン・コネクション映画祭は、ドイツ・フランクフルトにて25周年を祝う。この6日間、来場者は日本の映画と文化シーンにたっぷりと浸ることができる。映画祭では、最新の日本映画67本のプレミア上映を含む、約100本の短編・長編映画が、フランクフルト市内10ヵ所の会場で上映される。さらに、60名を超える映画制作者やアーティストが日本から来場し、作品を観客に直接紹介する。加えて、約70のカルチャー・イベントと、飲食や手工芸品の屋台が立ち並ぶ入場無料の日本マーケットも開催され、映画祭を一層盛り上げる。すべての作品情報やイベント詳細、チケット情報は、公式ウェブサイトNipponConnection.comにてご確認いただける。

 今年の映画祭のラインナップは、現在の日本映画界を幅広く紹介する多彩な内容となっている。映画祭は5月27日19時にKünstler*innenhaus Mousonturmにて、前田 哲監督によるコメディ『九十歳。何がめでたい』で開幕する。
 本作は、引退後に再び脚光を浴びることになる成功した作家を描いたユーモラスな作品。
 安田淳一監督のチャーミングなタイムトラベル・コメディ『侍タイムスリッパー』も、すでに日本国内で多くの観客を魅了しており、楽しい時間を提供してくれるだろう。
 国際的にも高い評価を受けた2本のドラマ作品として、奥山大史監督の青春映画『ぼくのお日さま』と、五十嵐耕平監督による繊細なドラマ『SUPER HAPPY FOREVER』がドイツ初上映される。
 また、ジャンル映画も健在で、 今年も数々の作品がプログラムに登場する。井上森人監督による奇想天外なB級映画の逸品『温泉シャーク』や、短編作品プログラム『Nippon Shorts: Seeking the Bizarre』などがラインナップに加わっている。
 ニッポン・アニメーション部門では、片渕須直監督の『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』や、押山清高監督による日本アカデミー賞受賞作品『ルックバック』が再び大スクリーンに帰ってくる。
 アニメーション映画制作会社、スタジオポノックによる『ちいさな英雄』では、バラエティ豊かな3本の短編アニメーション作品が紹介される。
 ドキュメンタリー作品では、北日本の先住民族文化を描いた『アイヌプリ』(福永壮志監督)、日本演劇界を描いた『浮草』(モハメド・ガネム監督)、そして消えゆく伝統染色技術を追った『青い記憶』(ヨシダシゲル監督)など、多彩な日本文化を掘り下げる。
 今年の映画祭は、「執着 - 情熱から狂気まで」を重点テーマとし、さまざまなかたちの「執着」という現象を多角的に探る。本特集はKulturfonds Frankfurt RheinMainの支援を受けている。

 25周年を記念し、ニッポン・コネクションでは、映画祭の歴史を振り返るトークイベントと、アーティストRobert J. Klingsによる展覧会を開催する。展覧会では、ニッポン・コネクションでの数々のピンク色の瞬間を描いた水彩スケッチが展示される。さらに、映画評論家であり著者でもあるDr. Jasper Sharpによる、過去25年間の日本映画における最重要作品についての講演も行われる。回顧特集「ターニングポイント - 1990年代の日本映画」では、ニッポン・コネクションの創設のきっかけとなった日本映画史の重要な10年間に焦点を当てる。Kino des DFF – Deutsches Filminstitut & Filmmuseumでは、三池崇史監督による終末的アクション・スリラー『DEAD OR ALIVE 犯罪者』、庵野秀明監督の劇場用映画デビュー作『ラブ&ポップ』、是枝裕和監督の詩的なドラマ『幻の光』などが上映される。

 第25回ニッポン・コネクション映画祭の特別ゲストは、背景美術などを担当し、美術監督を務める林 孝輔氏。林孝輔氏には、KYOCERA Document Solutionsの協賛によりニッポン・ライジングスター賞が授与される。映画祭期間中には、ギャラリストのStefan Riekeles氏との対談を通じて、林 孝輔氏の創作活動の舞台裏について詳しく紹介する予定だ。
 さらに、来場が予定されている著名な日本の映画関係者には、山下敦弘監督(『化け猫あんずちゃん』『どんてん生活』)、豊田利晃監督(『次元を超える』『ポルノスター』)、瀬田なつき監督(『違国日記』)、宇賀那健一監督(『ザ・ゲスイドウズ』『みーんな、宇宙人。』)、古賀 豪監督(『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』)、甫木元空監督(『BAUS 映画から船出した映画館』)、酒井麻衣監督(『チャチャ』)、そして奥山大史監督(『ぼくのお日さま』)らが名を連ねている。

 日本文化を間近に体験できる多彩なカルチャー・プログラムも、当映画祭の大きな魅力となっている。国際的に活躍する音楽ユニットチャラン・ポ・ランタン、ガールズロックバンドЯeaL、ジャズアンサンブルKOKO Trio、著名なピアニスト石井琢磨氏、シンガーNILOによるコンサートでは、クラシックからJ-POP、ロックまで幅広いジャンルの音楽を楽しめる。特別イベントとして、ハンブルク発のMario Kart Livebandが登場し、伝説的なビデオ・ゲーム「マリオカート」を大スクリーン上で名曲とともにライブ演奏するパフォーマンスも行われる。Produktionshaus NAXOS前では、ミニ・コンサートや、アーティストこだまこずえ氏によるライブ・ペインティング、ラジオ体操など、無料の野外イベントも開催され、気軽に立ち寄ることができる。今年も、参加型ワークショップが多数開催される。日本の紙編み、能面の絵付け、マンガの作画、お守り作りなど、さまざまな体験が楽しめる。さらに、人気のテイスティング・イベントや料理教室も欠かせないプログラムとして登場する。講演では、日本文学の翻訳に関するテーマや、北日本旅行のおすすめ情報について紹介される。2025年大阪・関西万博(EXPO 2025)に関連して、ドイツ館のライブ配信ツアーも実施予定。ニッポン・キッズ・プログラムでは、子ども向けに、アーティストこだまこずえ氏によるグリーティング・カード作りのワーク・ショップ、和菓子作り体験教室、さらには合田経郎監督による人形アニメーション『こまねこのかいがいりょこう』の上映など、充実したプログラムが開催される。

 映画祭の上映およびイベントは、映画祭のメイン会場であるKünstler*innenhaus MousonturmおよびProduktionshaus NAXOSの2ヵ所に加え、Cinéma Arthouse Kino、Kino des DFF – Deutsches Filminstitut & Filmmuseum、Mal Seh’n Kino、Pupille – Kino in der Uni、Internationales Theater Frankfurt、Saalbau Bornheim、NaxosAtelier、NAXOS Galerieの8つの会場で開催される。

 全プログラムおよびチケット情報は、映画祭公式ウェブサイトNipponConnection.comにてご覧いただける。

映画プログラムの詳細について

ビジュアルが際立つアートハウス映画

 ドラマからコメディ、ロマンスに至るまで、日本の映画制作者たちはその語り口と独創性を常に発揮しており、特にアートハウス作品において顕著だ。甫木元空監督による『BAUS 映画から船出した映画館』では、2014年に30年の歴史に幕を下ろした伝説的な東京の映画館「吉祥寺バウスシアター」の実話に基づく物語が描かれる。本作のヨーロッパ・プレミア上映には監督が登壇予定。佐向大監督は、ユーモアと軽妙なタッチで日本の学校制度を多角的に描いた『中山教頭の人生テスト』の世界初上映を本映画祭で迎える。吉田大八監督の『敵』は、引退した文学教授が静かな余生の中で、謎の敵への恐怖に取り憑かれていく様子を描いている。大九明子監督の『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』は、優れた若手俳優たちを起用し、喜びと悲しみ、ロマンスと悲劇が交錯する雰囲気豊かな文芸作品。森ガキ侑大監督の『愛に乱暴』は、結婚生活の崩壊に直面した女性の心理を描いた皮肉なスリラー・コメディで、閉塞感のある心理描写が特徴だ。

ジャンル映画の魅力 — 黒沢清特集

 今年の映画祭では、日本のジャンル映画も充実したラインナップを誇る。特に、2016年にニッポン名誉賞を受賞した影響力のある監督、黒沢 清の作品が4本上映される。最新作『Cloud クラウド』は、サスペンス要素を含む冷静な観察劇から、崩壊寸前の不条理な世界を描くスリラーへと展開していく。また、黒沢監督自身が1998年に手がけた同名スリラー『蛇の道』の、日仏共同製作によるリメイク版も上映される。映画祭では、オリジナル版とリメイク版の両方が上映される予定。さらに、回顧上映の一環として、1999年に公開されたドラマ『カリスマ』も再びスクリーンに登場する。主演は役所広司で、謎めいた比喩的な語り口が特徴の本作は、カルト的な人気を誇る黒沢 清監督の代表作の一つとされている。

日本のインディペンデント映画

 ニッポン・ヴィジョンズ部門では、インディペンデントで制作された注目の作品が多数上映される。伊地知拓郎監督のドラマ『郷』は、同調圧力と競争社会に生きる日本の若者たちのリアルな姿を繊細に描いた作品で、ヨーロッパ・プレミアには監督が登壇予定。近藤亮太監督のホラー映画『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』では、若者が行方不明になった兄の謎を追う姿が描かれる。この長編デビュー作もヨーロッパ・プレミアとして、監督の登壇が予定されている。インディペンデント映画界で注目の宇賀那健一監督による悲喜劇的なエピソード映画『みーんな、宇宙人。』は、困難な時代においても人間の善意を信じることの大切さを思い出させてくれる。また、同じく宇賀那監督の型破りなパンク・コメディ『ザ・ゲスイドウズ』も上映される。草場尚也監督の『雪子 a.k.a.』は、小学校教師の雪子がヒップホップとラップへの情熱を通じて、不安や恐れに立ち向かう姿を描いている。このほかにも、ニッポン・コネクションでは将来有望な若手監督による短編映画プログラムが多数紹介される。

感動的なドキュメンタリー映画

 ニッポン・ドックス部門では、今年も心を打つドキュメンタリー作品が多数上映される。5月27日には、NAXOS Kinoにて、湊 寛監督による『無理しない ケガしない 明日も仕事! 新根室プロレス物語』が上映され、映画祭の幕を開ける。この作品は、プロレスに馴染みのない観客の心にも響く、魅力と共感に満ちたアウトサイダーの物語を描いている。また、竹林 亮監督は、日本の児童養護施設を題材にしたドキュメンタリー『大きな家』を本映画祭でドイツ初上映し、登壇して自ら紹介する。さらに、熊谷博子監督の『かづゑ的』では、ハンセン病を患いながらも強い意志を持ち続けた宮﨑かづゑの人生が描かれる。本作はインターナショナルプレミアとして上映され、監督も登壇予定。

戦後80周年

 2025年は第二次世界大戦終結から80年の節目となる。これを機に、ニッポン・コネクションでは、メディア・パートナーであるhr INFOの協力のもと、原爆投下という悲劇が芸術においてどのように表現されてきたかをテーマとしたパネルディスカッションを開催する。さらに、塚本晋也監督による反戦ドラマ『ほかげ』、稲垣浩監督の1943年の作品『無法松の一生 』が上映される。『無法松の一生』は山崎エマ監督が同作の歴史的背景を描いたドキュメンタリー『ウィール・オブ・フェイト~映画『無法松の一生』をめぐる数奇な運命~』とともに上映され、稲垣作品を歴史的な文脈で読み解く内容となっている。

国際審査員と各賞について

 当映画祭では、ニッポン・ヴィジョンズ部門において2つの審査員賞が授与される。今年の国際審査委員には、本映画祭で新作『違国日記』を発表する瀬田なつき監督、チューリッヒのFilm Verleih Gruppeのトーマス・ヴァルトナー氏、そしてギリシャの映画評論家でAsian Movie Pulseの代表、パナヨティス・コツァサナシス氏の3名が名を連ねている。これらの審査委員によりニッポン・ヴィジョンズ部門の最優秀作品が選出され、第15回ニッポン・ヴィジョンズ審査員賞が授与される。受賞作品には日本映像翻訳アカデミー(JVTA)より字幕制作が無償で提供される。また、審査委員により第2回ニッポン・ストーリーテリング賞が選出され、最優秀脚本作品にStorymaker Agentur für Public Relationsの提供により、賞金1,000ユーロが授与される。さらに、観客によって選ばれる観客賞も3部門で授与される。フランクフルトに本社を置くメッツラー銀行は、第20回目となるニッポン・シネマ賞のスポンサーを務め、賞金4,000ユーロが授与される。第11回ニッポン・ヴィジョンズ観客賞には、フランクフルトにある日本文化普及センターの支援により、賞金2,000ユーロが授与される。加えて、最優秀ドキュメンタリー作品に贈られる第6回ニッポン・ドックス賞には、映画祭より賞金2,000ユーロが提供される。

全作品とイベントの概要

 上映されるほとんどの映画は、日本語オリジナル音声に英語字幕付きで上映される。

NIPPON CINEMA

『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』 大九明子, 日本 2024, ドイツ初上映

©2025 “She Taught Me Serendipity” Film Partners

『中山教頭の人生テスト』 佐向 大, 日本 2025, 世界初上映

『敵』 吉田大八, 日本 2024, ドイツ初上映

『はたらく細胞』 武内英樹, 日本 2024, ドイツ初上映

『無法松の一生』 稲垣 浩, 日本 1943, ドイツ初上映

『ぼくのお日さま』 奥山大史, 日本 / フランス 2024, ドイツ初上映

© 2024「BOKU NO OHISAMA」Production Committee & COMME DES CINEMAS

『侍タイムスリッパー』 安田淳一, 日本 2024, ドイツ初上映

© 2024 MIRAIEIGASHA

『リバー、流れないでよ』 山口淳太, 日本 2023

『碁盤斬り』 白石和彌, 日本 2024, ドイツ初上映

©2024 “BUSHIDO” FILM PARTNERS

『瀧の白糸』 溝口健二, 日本 1933

『Cloud クラウド』 黒沢 清, 日本 2024

『蛇の道』 黒沢 清, フランス / ベルギー / ルクセンブルク / 日本 2024, ドイツ初上映

『SUPER HAPPY FOREVER』 五十嵐耕平, フランス / 日本 2024, ドイツ初上映

『チャチャ』 酒井麻衣, 日本 2024, ヨーロッパ初上映

©2024 “CHA-CHA” film partners

『ぼくが生きてる、ふたつの世界』 呉 美保, 日本 2024, ドイツ初上映

『まる』 荻上直子, 日本 2024, ドイツ初上映

© 2024 Asmik Ace, Inc.

『違国日記』 瀬田なつき, 日本 2024, ドイツ初上映

Ⓒ2024 TomokoYamashita,SHODENSHA Publishing Co.,Ltd./ “Worlds Apart” Film Partners

『Happyend』 空 音央, 日本 / アメリカ 2024, ドイツ初上映

『ほかげ』 塚本晋也, 日本 2023

『BAUS 映画から船出した映画館』 甫木元空, 日本 2024, ヨーロッパ初上映

©Honda Promotion BAUS/boid 

『九十歳。何がめでたい』 前田 哲, 日本 2024, ドイツ初上映

Ⓒ2024″90 Years Old-So What?” Film Partners  ⒸAiko Sato/Shogakukan

『次元を超える』 豊田利晃, 日本 2025, ドイツ初上映

Transcending Dimensions ©DIMENSIONS

『愛に乱暴 』 森ガキ侑大 , 日本 2024, ドイツ初上映

ⓒ 2013 Shuichi Yoshida / Shinchosha ⓒ 2024 "Rude to Love"Film Production Committee

『劇映画 孤独のグルメ』 松重 豊, 日本 2024, ヨーロッパ初上映

©2025 “Solitary Gourmet” Film Partners

NIPPON ANIMATION

『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』 古賀 豪, 日本 2023, ドイツ初上映

©”Kitaro Tanjo Gegege no Nazo” Production Committee ©2025 polyband Medien GmbH. All rights reserved.

『ポノック短編劇場・ちいさな英雄』 米林宏昌, 百瀬義行, 山下明彦, 日本 2018

© 2018 Studio Ponoc

『ルックバック』 押山清高, 日本 2024

『数分間のエールを』 ぽぷりか, 日本 2024

©「A Few Moments of Cheers」Production Committee

『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』 片渕須直, 日本 2019

『こまねこのかいがいりょこう』 合田経郎, 日本 2024

『化け猫あんずちゃん』 久野遥子, 山下敦弘, フランス / 日本 2024

『屋根裏のラジャー』 百瀬義行, 日本 2023

© Ponoc

NIPPON VISIONS

『DIAMONDS IN THE SAND』 ジャヌス・ヴィクトリア, 日本 / マレーシア / フィリピン 2024, ドイツ初上映

『雨花蓮歌』 朴 正一, 日本 2024, 日本国外初上映

『怪獣ヤロウ!』 八木順一朗, 日本 2024, ドイツ初上映

© 2024 Team KAIJU GUY!

『ザ・ゲスイドウズ』 宇賀那健一, 日本 2024

© 2024 “THE GESUIDOUZ” Film Partners

『みーんな、宇宙人。』 宇賀那健一, 日本 2024, ドイツ初上映

© 2024 CAELUM

『光る川』 金子雅和, 日本 2024, ドイツ初上映

『逃走』 足立正生, 日本 2025, ヨーロッパ初上映

『温泉シャーク』 井上森人, 日本 2024, ドイツ初上映

『雪子 a.k.a.』 草場尚也, 日本 2024, ドイツ初上映

『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』 近藤亮太, 日本 2024, ヨーロッパ初上映

©2024 “Missing Child Videotape” Film Partners

『アフリカン・カンフー・ナチス2 ブンブン』 セバスチアン・スタイン、サムエル・ンカンサー, ガーナ / 日本 / ドイツ 2024, ドイツ初上映

© [2025] Sebastian Stein. All rights reserved.

『郷』 伊地知拓郎, 日本 2024, ヨーロッパ初上映

『嬉々な生活』 谷口慈彦, 日本 2024, 日本国外初上映

NIPPON DOCS

『かづゑ的』 熊谷博子, 日本 2023, 日本国外初上映

©Office Kumagai 2023

『無理しない ケガしない 明日も仕事! 新根室プロレス物語』 湊 寛, 日本 2024, ヨーロッパ初上映

©Hokkaido Cultural Broadcasting co.,Ltd.

『浮草』 モハメド・ガネム, フランス 2024, ドイツ初上映

© GREC / Mohamed Ghanem 2024

『百年の音色』 ニック・ドーワイヤー, ツ・ニーアル, 日本 2024, ドイツ初上映

『大きな家』 竹林 亮, 日本 2024, ドイツ初上映

『青い記憶』 ヨシダシゲル, 日本 2024, ドイツ初上映

『Black Box Diaries』 伊藤詩織, 日本 / アメリカ / イギリス 2024

ⒸTsutomu Harigaya

『アイヌプリ』 福永壮志, 日本 / アメリカ 2024, ヨーロッパ初上映

© Takeshi Fukunaga / Ainu Puri Produc4on Commi7ee

NIPPON RETRO

『ラブ&ポップ』 庵野秀明, 日本 1998

©1998 Love & Pop Productions.

『幻の光』 是枝裕和, 日本 1995

『カリスマ』 黒沢 清, 日本 1999

©1999 Nikkatsu Corporation

『蛇の道』 黒沢 清, 日本 1998

©1998 Kadokawa Pictures

『MEMORIES』 森本晃司, 岡村天斎, 大友克洋, 日本 1995

©1995 MASH ROOM / MEMORIES PROJECT

『2/デュオ』 諏訪敦彦, 日本 1996

©Bitters End

『どんてん生活』 山下敦弘, 日本 1999

Ⓒ1999 真夜中の⼦供シアター

『ポストマン・ブルース』 SABU, 日本 1997

©1997 F・T・B Suplex Inc. TV TOKYO Corp. NIKKATSU Corp.

『DEAD OR ALIVE 犯罪者』 三池崇史, 日本 1999

©1999 Kadokawa Pictures

『WiLD ZERO』 竹内鉄郎, 日本 1999

『ポルノスター 』 豊田利晃, 日本 1998

『月はどっちに出ている』 崔 洋一, 日本 1993

© 1993 All Under the moon Partners

SHORT FILMS

『みじめな奇蹟』 折笠 良, カナダ / フランス / 日本 2023, ドイツ初上映

『先生にもわからない』 河﨑 晶, ドイツ 2024

『Body Obsession』 永迫志乃, 日本 2019, ドイツ初上映

『強迫的な秩序についてのカエル』 永迫志乃, 日本 2010,

『逆さまの天才』 西遼太郎, 日本 2024, ヨーロッパ初上映

『ヤポラポンキー』 木原正天, 日本 2024, ドイツ初上映

『ゾウのかたち』 桑宇轩, 日本 2023, ドイツ初上映

『私の横たわる内臓』 副島しのぶ, 日本 2024, ドイツ初上映

『ヨビとアマリ』 比留間未桜, 日本 2024, 日本国外初上映

『カワウソ』 泉原昭人, 日本 2023

『Shoe Lover』 松本サキ, 日本 2023, ドイツ初上映

『美食家あさちゃん』 瀬名 亮, 日本 2024, ドイツ初上映

『告解』 中西 舞, 日本 2025, 世界初上映

『1/96』 小栗 旬, 日本 2024, ドイツ初上映

『駆け抜けたら、海。』 十川雅司, 日本 2023

『声よ』 湯淺歩夢, 日本 2024, 世界初上映

『暝映』 芝田日菜, 日本 2023, ヨーロッパ初上映

『とおぼえ』 川添 彩, 日本 2022, ドイツ初上映

『Void』 岩崎裕介, 日本 2023, ドイツ初上映

『Sunrise』 八代夏歌, 日本 2024, 日本国外初上映

『scenario』 三浦和徳, 日本 2024, ヨーロッパ初上映

『罪人の木』 石原理衣, 小野川浩幸, 日本 2024, ドイツ初上映

『キルマゲドン』 小泉京介, 戸巻のぞみ, 日本 2023, ドイツ初上映

『ねこの名はたつみ』 小山亮太, 日本 2024, 日本国外初上映

『ちあきの変拍子』 白岩周也, 福留莉玖, 日本 2024, 日本国外初上映

『オン・ア・ボート』 ヘソ, 日本 2024, ドイツ初上映

『遠い声』 伊藤高志, 日本 2024, 日本国外初上映

『Desk Bugs』 キム・ハケン , 韓国 / 日本 2024

『ウィール・オブ・フェイト~映画『無法松の一生』をめぐる数奇な運命~』 山崎エマ, アメリカ / 日本 2020, ドイツ初上映

『いぬりんご』 都知木愛鯉, 日本 2024, 日本国外初上映

『さかのめ』 午菴クルミ, 日本 2025

『Glass And Kumo』 リ・シテイ, 日本 2024

『グッド・喪ーニング』 辻 仁奈, 日本 2025

『I』 指針, 日本 2024

『いとあむ、いとなむ。』 葭原武蔵, 日本 2025

『ぼくの!』 大原せい, 日本 2024, 日本国外初上映

『ニニとネネのだいだっしゅつ』 倉澤紘己, 日本 2024

『オクトポリス』 山元南穂, 日本 2024

『新生・玉水物語』 黒田貴子, 日本 2024

『部屋日記』 楊暘, 日本 2024

『近所の沼』 藤原美咲, 日本 2024

開催場所

 映画祭メイン会場:Künstler*innenhaus Mousonturm 及び Produktionshaus NAXOS
 その他フランクフルト市内の開催場所:Cinéma Arthouse Kino, Kino des DFF – Deutsches Filminstitut & Filmmuseum, Mal Seh’n Kino, Internationales Theater Frankfurt, Pupille Kino, Saalbau Bornheim, NaxosAtelier

映画祭について

 日本映画祭「ニッポン・コネクション」は、約100人のボランティアを中心としたチームからなるNPO法人「ニッポン・コネクション」により運営されている。また、ヘッセン州科学研究芸術文化大臣のティモン・グレメルス氏、フランクフルト市長のマイク・ヨーゼフ氏、および在フランクフルト日本国総領事館の後援を受け、開催されている。2000年の映画祭発足以後、日本映画における世界最大級のプラットフォームへと発展し、2024年には約19,000人の来場者を数え、ヘッセン州における最大級の映画祭となった。

Nippon Connection
25th Japanese Film Festival, May 27 – June 1, 2025, Frankfurt am Main / Germany

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(オフィシャル素材提供)

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