
登壇者:野水伊織(映画感想屋声優)×奥浜レイラ(映画パーソナリティ)
大島依提亜(グラフィックデザイナー)×奥浜レイラ
ヴィヴィアン佐藤(ドラァグァクイーン)×シルヴィア・ポンパドール・マンチェスター(ドラァグァクイーン)
映画スタジオA24 製作の⼤ヒットシリーズ『X エックス』、『Pearl パール』に続く最新作にして完結編『MaXXXine マキシーン』。前作『Pearl パール』でも大好評だった、「スナック“パール”」が「復活スナック“パール”〜パールの夢から、マキシーンの夢へ」として一日限定で5/25(土)に復活! 本作は、1985年のハリウッドを舞台に、“ハリウッド・スター”を夢みる主⼈公・マキシーンが、謎の連続殺⼈⻤や、彼⼥の過去を知る私⽴探偵、FBI ら、⽴ちはだかる敵たちと戦いながらスター街道を突き進むスターダム・スリラー・エンターテイメント。
今回実施した「復活スナック“パール”〜パールの夢から、マキシーンの夢へ」は、日暮里にある30年前に閉館した映画館を改修したイベントスペース「元映画館」で実施。館内は、Xトリロジー一色に染まった。イベント当日は14時に開店。開店の1時間前から本イベントを楽しみにしていたファンが並ぶ。入口に入る前からパールのチラシで埋め尽くされた掲示板や、顔を覗かせるとポスタービジュアルが完成する、フォトスポットがお出迎え。一歩入り口に足を踏み入れると、まるでタイムスリップしたかのようなムードある雰囲気に包まれる。


受付手前にあるトイレは、リアルに故障中で入れないように「KEEP OUT」と書かれたテープが貼ってあり、そこにタグが貼られ謎のタイムコードが。トイレの個室には、VHSが壁一面敷き詰められ、そのVHSの1つには、「FOR MAXINE」と映画『MaXXXine マキシーン』とリンクする仕掛けが。タイムコードは、その仕掛けとリンクする映画本編の尺を示しているようだ。もう1つのトイレには、家庭用撮影ビデオのテープが壁一面敷き詰められ、それが写る鏡には、またしてもタイムコード付きのタグ、その上に手書きのメモを発見。電話番号が記されている……。




館内に入ると、Xトリロジーの全ポスターが掲出。ヒグチユウコ×大島依提亜によるXシリーズのオルタナティブポスターが全種飾られ、いよいよXトリロジーが完結すると思わせられる。



2階には、「BAR&SNACKシネマのあとで」が併設しており、コラボメニューを展開。入場料に含まれているマキシーンをイメージした真っ赤なポップコーンやコラボカクテル、コラボホットドッグを提供。カクテルは、マキシーンのとあるシーンをイメージしたオリジナルカクテル。ホットドッグは2種類展開され、1種はパールをイメージした真っ赤なバンズの「ピクルスサルサ」、もう1種は、マキシーンをイメージした緑のバンズの「ベーコンチリ」。




そして、「BAR&SNACKシネマのあとで」に向かう窓にもタイムコードが記載されたタグを発見! 潰されそうになっているミニ・カー……。これは何を象徴しているのか? そして、会場の中央にも、タグが! その位置から上を見上げ、映画館には珍しく天窓があり、そこからは、本イベントの来場者を見下ろす、パール婆さんを発見! 受付には、映画のビデオテープがたくさん並び、マキシーン本編にも登場する『サイコ』のVHSも!



さらにイベントでは、3つのトーク企画を行った。1つ目はXシリーズを愛し、パールに扮した映画感想屋声優の野水伊織と、映画パーソナリティの奥浜レイラが、過去2作を振り返る。2つ目は、本作の宣材デザインを担当し、シリーズ全てに携わっているグラフィックデザイナーの大島依提亜と奥浜レイラがシリーズのビジュアル制作の秘話について話しながら、大島が自作のマキシーン仕様のVHSカバーや、発売前のマキシーンのパンレットの色校正を披露し、来場者も大興奮。最後に、ドラァグァクイーンとして活躍する、ヴィヴィアン佐藤とシルヴィア・ポンパドール・マンチェスターの二人が、マキシーンの舞台となる1980年代の時代背景や、クィア論の観点から映画の楽しみ方を語った。







閉館後、多くの来場者から公開後も再び実施してほしい!という声が上がるほど大盛況のうちに幕を閉じた。
『X エックス』、『Pearl パール』の完結編にして強烈なフィナーレ、A24史上最高に痛快で、爽快なスターダム・スリラー・エンターテイメント『MaXXXine マキシーン』は、6.6(金)より全国公開!
公開表記
配給:ハピネットファントム・スタジオ
6月6日(金) TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
(オフィシャル素材提供)