作品紹介

『夕凪の街 桜の国』

©2007「夕凪の街 桜の国」製作委員会
©2007「夕凪の街 桜の国」製作委員会

ストーリー

 昭和33年、復興の進む広島で母とふたりで暮らす皆実(麻生)は、同僚の打越(吉沢)から愛の告白を受ける。しかし、原爆で死んだ父や妹のことが脳裏に焼き付いている皆実は、生きることに負い目を感じ、自らの幸福に飛び込んでいけない。やがて、原爆症が発病し衰弱していく皆実の元に、疎開先の叔母の家の養子になった弟・旭(伊崎)が戻ってくる。打越、旭と共に川岸に行った皆実は、すっかりうち解け仲良く石投げをする二人の姿を見ながら静かに息を引き取る。
 平成19年の東京。最近定年退職した父・旭(堺)の挙動に不審を持った娘の七波(田中)は、偶然再会した小学校時代の同級生・東子(中越)と共に、家をふらっと出て行った父の後を追う。だが、父が向かったのは広島行き長距離夜行バスの乗り場だった。

(2007年、日本、上映時間:118分)

スタッフ&キャスト

 監督:佐々部 清
 原作:こうの史代
 脚本:国井 桂、佐々部 清
 出演:田中麗奈、麻生久美子、吉沢 悠、伊崎充則、中越典子、粟田 麗、金井勇太、藤村志保、堺 正章ほか

ギャラリー

©2007「夕凪の街 桜の国」製作委員会
©2007「夕凪の街 桜の国」製作委員会

公開表記

 配給:アートポート
 2007年7月28日よりシネマスクエアとうきゅう他全国ロードショー

(オフィシャル素材提供)

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