作品紹介

『エンジェル 見えない恋人』

© 2016 Mon Ange, All Rights Reserved.

イントロダクション

 姿の見えない少年“エンジェル”と、盲目の少女“マドレーヌ”。世界の片隅で出会ったふたりの、小さな恋の物語。詩的で幻想味あふれる映像美に包まれた、とびきりピュアな珠玉のラブロマンスがヨーロッパから届いた――。

 製作を務めるのはベルギーの至宝と呼ばれる名監督、ジャコ・ヴァン・ドルマル(『神様メール』『トト・ザ・ヒーロー』)。彼が自身の映画に出演している俳優であり、長年の友人でもあるハリー・クレフェン監督とタッグを組み、『ぼくのエリ 200歳の少女』や『シザーハンズ』に続く、切なくも愛おしい究極のラブロマンスが誕生した。

 美しく成長したヒロインのマドレーヌ役を演じるのは、これが長編映画デビューとなる新星フルール・ジフリエ。彼女を含めて幼少期、10代の思春期と、三人の女優がマドレーヌを演じるが、そのスムーズなスイッチングには誰もが驚くはず。切り替わりに気づかなかったという観客も居たほど、少女から大人までの成長がごく自然に見える。エンジェルの母親ルイーズ役には、エリナ・レーヴェンソン。ハル・ハートリー監督の『シンプルメン』や『愛・アマチュア』での鮮烈な姿で知られるほか、最近では『わたしたちの宣戦布告』などの代表作を持つ名女優である。

 そして何といっても映画の要となるのは、エンジェルの実在感だ。我々は姿が見えない彼の心情を確かに感じて、その繊細な動きに共感するだろう。斬新な着想のおとぎ話を、不思議なリアリティでみごとに支えている。

© 2016 Mon Ange, All Rights Reserved.

ストーリー

 “姿の見えない少年”エンジェルは、ある日、“盲目の少女”マドレーヌと知り合う。盲目ゆえにエンジェルの秘密に気づかないマドレーヌだったが、ふたりは次第に心惹かれ合っていく。

 永遠に続くかに思えた幸せな日々。そんな時、マドレーヌは「あなたの姿が見たい」と目の手術を決心するが……。

 (原題:MON ANGE、2016年、ベルギー、上映時間:79分、PG-12)

キャスト&スタッフ

 監督:ハリー・クレフェン
 脚本:ハリー・クレフェン、トマ・グンジグ
 製作:ジャコ・ヴァン・ドルマル、オリヴィエ・ローサン、ダニエル・マルケ
 出演:フルール・ジフリエ、エリナ・レーヴェンソン、マヤ・ドリー、ハンナ・ブードロー、フランソワ・ヴァンサンテッリほか

予告編

公開表記

 配給:アルバトロス・フィルム
 2018年10月13日(土) ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー

(オフィシャル素材提供)

関連作品

スポンサーリンク
シェアする
サイト 管理者をフォローする
Translate »
タイトルとURLをコピーしました