イベント・舞台挨拶

『役者として生きる~無名塾第31期生の4人』初日舞台挨拶

©TAKIONJAPAN2022

 師匠・仲代達矢と役者への道を歩みはじめた4人の弟子たちの姿を追うドキュメンタリー映画『役者として生きる~無名塾第31期生の4人』がついに初日を迎えた。その公開記念舞台挨拶が10月15日(土)に都内劇場で行われ、主題歌担当の一青窈、第31期生の上水流大陸、中山正太郎、島田 仁、朝日 望、そして稲塚秀孝監督が登壇した。

 念願の公開を迎えて上水流は「無名塾には3年間育ててもらったことを感謝しています。塾生時代は毎日必死で駆け巡っていました。その日々を同期生たちと乗り越えることができて本当に良かった」と男泣き。

 2度の受験を経て無名塾入りしたという朝日。「辛く苦しいこともあったけれど、同期がいて真摯にお芝居を見てくださる先生方がいて、大きな愛を持って私たちを受け止めてくれる仲代達矢さんがいた。恵まれた環境でお芝居を学ぶことができて幸せでした」と感謝した。

 中山は「塾生生活はあっという間でした。みんなで料理を作ったりして、そんな時間を思い出すことが多いです」と懐かしそう。劇中に実父が登場する島田は「完成した作品を観て、20代前半の自分の中にあった“芝居をしたい! 上手くなりたい!”という気持ちを再び思い起こしました」と気持ちを新たにしていた。

 歌手生活20周年の一青は、本作のために主題曲を書き下ろした。「仲代さんの自伝には“晩年も青春のように謳歌していきたい”と書かれていたので、歳を重ねるにつれて人生を謳歌していけるような人生応援ソングを目指して歌詞を書きました」と仲代の生き様にインスピレーションを受けたという。

 無名塾については「心を鍛える場所だと思った」と印象を明かし「私は歌手だけれど、すごく入りたいと思う場所でございます。もっと若かったら、15年くらい早ければ応募したかった。年齢制限を外してほしいと思っています」とジョーク交じりに入塾を希望していた。

 そして第31期生たちは「オールマイティーにやっていきたい」(上水流)、「日々精進していきたい」(中山)、「仲代さんの背中を追って後世に伝えたい」(島田)、「ご縁を大切にしていきたい」(朝日)と役者としての飛躍を宣言。これに一青は「今しかできないことを躊躇せずにやってほしい。後悔しない演技を常にしてもらい、“これはすごい!”という演技を叩きだしてほしい」とエールを送った。

 最後に稲塚監督は「これからこの4人は役者としての道を進んでいきます。それには皆さんの応援が必要です。これからも彼らの活躍を見守っていただければ幸いです」と観客に呼び掛けていた。

登壇者:一青窈、無名塾31期生(上水流大陸、中山正太郎、島田 仁、朝日 望)

作品概要

出演:仲代達矢と無名塾、第31期生の4人(上水流大陸、中山正太郎、島田 仁、朝日 望)
語り:一青窈・松崎謙二
主題歌:「あうん」作詞・歌:一青窈
監督・プロデュース:稲塚秀孝
製作・配給:タキオンジャパン
配給協力:トリプルアップ
上映時間:92分
K’s cinemaにて先行上映! 10月22日(土)から池袋シネマ・ロサにて公開

http://yakusha-ikiru.com(外部サイト)

(オフィシャル素材提供)

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