作品紹介

『かつて、ノルマンディーで』

©Les Films d’Ici-Maia Films-ARTE France Cinema-France 2006

イントロダクション

 『ぼくの好きな先生』の記録的な大ヒットの後、4年の沈黙をやぶってニコラ・フィリベールが発表した最新作。
 1975年、ある映画製作で、彼は助監督として初めての大仕事に関わった。場所はノルマンディー。監督は、ルネ・アリオ。実際の事件とミシェル・フーコーのテキストを元に、主要な登場人物すべてを地元の農民たちが演じた意欲的な試みの映画。今、ニコラは再びその地を訪れ、30年前の映画に出演した人々を訪ねる。
 懐かしき思い出、日々の暮し、人生、そして映画……。さまざまな断片を、まるで道を彷徨うかのように映しながら、やがて万華鏡のように驚くべき美しさで輝く≪1本の映画≫があらわれる。
 今年のカンヌ映画祭で「もっとも光り輝く隕石」(ル・モンド紙)と絶賛された、まさにニコラ・フィリベールの最高傑作である。

ストーリー

 監督は、ルネ・アリオ。
 その題材は、19世紀に、ここで実際に起きた農家の青年による衝撃的な家族殺し。アリオの試みは、主要な役を、事件が起きた村の農民たちに演じてもらうことだった。ニコラ・フィリベールは、そのキャスティングを任されたのだ。
 そして30年の時が経った……。
 ノルマンディーに戻ったニコラは、映画に出演した人々を訪ねる。映画の題材は陰惨なのに、彼らは、誰もが映画の思い出を楽しげに語る。彼らに流れた時間はさまざまだ。
 父親役、母親役、妹役、主役になり損ねた男……ただ一人、ピエール・リヴィエールを演じたクロード・エベールの消息だけがわからない……。

 (原題:Retour en Normandie、2007年、フランス、上映時間:113分)

キャスト&スタッフ

 監督:ニコラ・フィリベール
 出演:ジョゼフ&マリ=ルイーズ・ルポルティエ、ニコル・ピカール、ジェルベール&ブランディーヌ・ペシェ、アニック&ミシェル・ビッソン、ジャクリーヌ・ミレール、クロード・エベールほか

ギャラリー

公開表記

 配給:バップ+ロングライド
 銀座テアトルシネマにてロードショー中、全国順次公開

(オフィシャル素材提供)

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