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主演:菊地凛子×監督:熊切和嘉『658km、陽子の旅』旅の途中で出会う豪華俳優陣を一挙解禁!

©2022「658km、陽子の旅」製作委員会

 『バベル』(06)で米アカデミー助演女優賞にノミネートされ、その後『パシフィック・リム』シリーズ等数々のハリウッドやヨーロッパ作品で主要な役を重ねてきた国際的な俳優の菊地凛子が、20年ぶりに熊切和嘉監督とタッグで初の日本映画単独主演を務め、本作『658km、陽子の旅』が7月28日(金)よりユーロスペース、テアトル新宿他にて全国順次公開となる。

本作の追加キャスト情報とコメントが到着

 本作は、父の訃報を受け東京から青森県弘前市の実家までヒッチハイクをすることになった主人公・陽子が、東京―福島―宮城―岩手―青森をたどる旅の中で出会う人々とのトラブルや温かい交流を通して、後悔を抱え孤立した心を癒していく一夜のロード・ムービー。TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM (TCP)2019脚本部門の審査員特別賞を受賞した室井孝介のオリジナル脚本を原案に、熊切和嘉監督が菊地凛子を主演に迎え映画化。他人との密な関係を作らず生きることのできる現代、人との関わり方に苦しみ模索する陽子の姿に、観る者の心が痛くなるほどの臨場感で迫る作品が完成した。熊切監督はこれまで『ノン子36歳(家事手伝い)』(08)や『夏の終り』(13)で個性的なヒロインを描いてきたが、本作でも人生にもがき苦しむ“陽子”というヒロインを繊細に描き出している。また菊地演じる陽子は就職氷河期世代を背景にしており、作品冒頭の引きこもる生活から、厳しい外の現実を歩みはじめる姿を、真摯に演じ切り新境地を開いている。

 菊地凛子演じる孤立して生きてきたヒロイン陽子に転機をもたらしていく人々には豪華実力派俳優が集結。陽子の従兄・工藤 茂を演じるのはミュージシャンとして活躍する一方、『永い言い訳』でキネマ旬報ベスト・テンの助演男優賞を受賞するなど俳優としても活躍する竹原ピストル。旅の途中で出会う毒舌のシングルマザーの立花久美子役には、『冷たい熱帯魚』や『親密な他人』など高い演技力で観客を惹きつける黒沢あすか。陽子と同じようにヒッチハイクする訳ありな若い女の子・小野田リサを演じるのは、TVドラマ「往生際の意味を知れ!」でミステリアスな主人公を演じて話題となり今後も主演映画が控える見上 愛。陽子を乗せる怪しいフリーライターの若宮 修役には、在日ファンクのリーダーであり、近作ではTVドラマ「ラジエーションハウス」や『くれなずめ』など抜群の存在感で出演が続く浜野謙太。便利屋として生計を立て陽子を助ける八尾麻衣子役には大河ドラマ「青天を衝け」で藤沢栄一の愛人役として一躍注目度が上がり、NHKドラマ「あなたのブツが、ここに」で注目され個性的な存在感で活躍がめざましい仁村紗和。八尾麻衣子と共に陽子と出会い優しく手を差し伸べる木下夫婦の夫・登役には、『龍三と七人の子分たち』や『凪待ち』など硬軟幅広い役柄を演じ活躍し続けている吉澤 健、妻・静江役には連続ドラマ小説「あさが来た」や『先生、私の隣に座っていただけませんか?』などでさまざまな役の中にやわらかい品を感じさせCM、ドラマ、映画と常に第一線で活躍を続ける風吹ジュンが務めている。加えて、陽子の旅を静かに見守る水野隆太役には初主演映画『恋人たち』で繊細な演技で多くの新人賞を受賞し『サバカンSABAKAN』など作家性の高い作品に多く出演する篠原 篤など実力派揃いの俳優陣が脇を固める。さらに、陽子の父・工藤昭政には『ぜんぶ、ボクのせい』や『アジアの天使』など俳優として活躍する他、近年ではNHKドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」や『ある船頭の話』の脚本・監督に挑戦するなど表現の幅を広げ続けるオダギリジョーが参加。印象的な赤い帽子で24年前の若い姿のまま幻となって陽子の前に現れる父を演じる。果たして陽子は、無事に父の葬儀に間に合い、弘前の実家にたどり着けるのか……。それぞれの出会いが陽子の人生を大きく動かしていく。

キャスト コメント

竹原ピストル(工藤 茂役)
 奇しくも、何年も前に東京から青森まで自転車で走ったことがあります。台本を読んだ時にそんなことを思い出しました。陽子の旅は切なかったり、自分自身を見つめ直したり、さらけ出していくような切実な旅ではあるんですけど、陽子みたいに、出会う人出会う人に刺激を受けながら旅をしていくことはライブとはまた別にやってみたいなと憧れました。
 また役柄上の話しですが、茂が陽子に話しかける時の、陽子の煩わしそうな表情が大好きで、すごく面倒くさそうにするから(笑)、早くあの表情をスクリーンで見たいです。

黒沢あすか(立花久美子役)
 久美子(役)はいろいろ背負っています。日頃胸に秘めていることを口にしたいけど、忙しさやいろいろなことから、そういうことを聞いてくれる人との時間が少ない人間です。私は陽子の旅の中継点になれたらなって思い、作品に参加しました。
 菊地さんとの共演は、初めてでしたがすごく楽しかったし、セリフを一つひとつ交わし合う瞬間も喜びと共に、緊張するどころかどんどんリラックスしていく自分がいて気持ちよかったです。

見上 愛(小野田リサ役)
 とても楽しい撮影でした。数日しか参加していないのに、菊地さんやスタッフの皆さんの穏やかな空気に包まれながら、ゆっくりとした時間を過ごした気がします。
 この物語の中で、小野田リサは人の温かみを感じられる存在になれたらいいなと思い、いろいろな悩みや葛藤を抱えながらも、明るく優しい女の子になるように意識して演じました。

浜野謙太(若宮 修役)
 若宮のキャラクターはクズ男なんですが、演じる際に熊切監督から「浜野さんの素でやってください。そのままでやってください」と言われました。俺をクズだと思っているんですね。なんだよって思いましたけど、やってみたら難しく、深いなぁと。
 以前熊切監督とご一緒したことがあり、カットがかかった後の「いいすね~」がすごく嬉しいのです。熊切節がまた聞けたなぁと。充実感がある現場でした。


仁村紗和(八尾麻衣子役)
 熊切監督の映画をたくさん拝見させていただいていて、私自身久しぶりの映画の現場で、すごい楽しみにしてましたし、熊切監督はすごく穏やかな方で、私が関西弁しゃべると嬉しそうにニコニコ笑ってくださって嬉しかったです。菊地さんは昔から大ファンで、主演が菊地さん、熊切監督ということでオーディションを受けて参加させていただきました。

篠原 篤(水野隆太役)
 陽子のように透明な埒の中に入り込んでしまい不充足を生きている人は多いのではないでしょうか。たとえば、一見うまく社会の中で立ち回っている人も、友人たちと楽しく過ごしている人も、理想的な家族関係を築いているような人も、その実、内心には多少なりとも陽子と似たような感慨を抱えているものではないでしょうか。
 道を逸れたり、躓いたり、誰かの肩をかりたりしながら辿り着いたラスト・シーン。あの陽子の顔が今でも忘れられません。「そこには自分が映っていました」というと大変おこがましいですが、帰りの道すがら「今の自分をもう少しだけ認めてあげようかな」、なんてことを思い、心をふっと軽くしました。
 ぜひ劇場でご覧になって、皆さんも陽子と一緒に旅をしてみてください。そして、そこに芽生えた感情をやさしく掬ってあげてください。

吉澤 健(木下 登役)
 私の役は陽子の父親とイメージをダブらせるということで、父親役のオダギリさんより私は割と強面だから心配で監督に聞きたかったですが、結局聞かなかったです(笑)。つまり、まったく同じではなくても登のどこかに父親がダブればいいのかなと。あえてそのほうが面白いと思い芝居をしていました。熊切監督は今回初めてお仕事しましたが、芯の強さを感じました。

風吹ジュン(木下静江役)
 お父さん(登)役の吉澤さんとは初めての共演でしたが、情景に説得力が増すようないい感じの役者さんでした。歳の差夫婦のように演じさせていただいて、吉澤さんのように良い萎れかたは真似できませんが勉強になります。菊地さんも初共演でしたが、リアルな演技、自然な在り方はこちらがグンと胸を打たれ、見惚れてしまいました。今までにない彼女の魅力が本編から観られると思います。ロード・ムービーならではの過酷な条件での撮影は殆どドキュメント?のように撮っているので、菊地凛子さん演じるヒロインやその出会いが、いいお話として届くのを期待しています。ぜひぜひ楽しみにしてください。

オダギリジョー(工藤昭政役)
 年齢の近い菊地さんの父親役としてオファーを頂き、驚きましたが、これまた同世代の熊切監督からのお声がけということが嬉しく、迷いなくお引き受けしました。
 菊地さんと熊切監督のやり取りを隣で見ながら、いち映画ファンとしてニヤニヤしちゃってましたね(笑)。
 名作誕生の予感です!

公開表記

 配給:カルチュア・パブリッシャーズ
 7月28日(金) ユーロスペース、テアトル新宿他 全国順次公開

(オフィシャル素材提供)

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