イベント・舞台挨拶

『PLASTIC』名古屋先行公開記念舞台挨拶

©︎2023 Nagoya University of Arts and Sciences

 『大和(カリフォルニア)』(16)、『TOURISM』(17)、『VIDEOPHOBIA』(19)で鮮烈な映像世界を作り上げ、世界各国の映画祭やニューヨーク・タイムズ紙、バラエティ誌と言った海外メディアでも絶賛されるなど、国境をも越えて高い評価を得る宮崎大祐監督の最新作『PLASTIC』が、名古屋・伏見ミリオン座にて先行上映中、7月21日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国順次公開となる。
 名古屋での先行公開を記念して7月15日(土)に舞台挨拶を開催され、小川あん、藤江琢磨、仙頭武則プロデューサーが登壇した。

小川あん:イブキ役を務めさせていただきました小川あんです。今日はたくさんの人に足を運んでいただき、本当に嬉しく思います。ありがとうございます。

藤江琢磨:本日はお越しいただきありがとうございます。ジュン役を演じさせていただきました藤江琢磨と申します。よろしくお願いいたします。

仙頭武則:本作『PLASTIC』のプロデュースを担当しました仙頭武則です。立場的には今回は、名古屋学芸大学の教員と言ったほうがいいと思います。よろしくお願いします。

名古屋で撮影した作品で、名古屋先行公開を迎えた今のお気持ちを教えてください。

小川あん:映画の始まりが名古屋なので、「ググッーと、名古屋っ!」って感じを一番最初に味わっていただける映画だと思います。名古屋で撮影して、また名古屋に戻って来られて、そして名古屋から映画が公開して、皆さんに鑑賞してもらえて、これ以上の幸せはないんじゃないかと思います。ぜひ楽しんでいただきたいです。

藤江琢磨:今日、名古屋駅に着いた時に、帰ってきた感がありました。撮影で1ヵ月弱の期間、名古屋に滞在していたのですが、なんか懐かしさもあり、いろいろ思い出して、当時のワクワクした感じが甦ってきました。名古屋からこの映画がスタートすることも大変嬉しく思っております。

名古屋の印象を教えてください。

藤江琢磨:僕は名古屋の道が広い感じが好きですね。栄の久屋大通沿いとか。あと廃線の地域とか印象に残ってます。

小川あん:名古屋で生活してみて、すごいエネルギッシュな街だなって感じました。撮影していても、そのエネルギッシュな街のリズムが駆け抜けていくような感覚があって、名古屋の空気感に乗って演じさせてもらいました。

伏見ミリオン座でも撮影していただきありがとうございました。今回は名古屋学芸大学が製作ということで学生さんが多い現場だったと思います。どんな雰囲気での撮影だったのですか?

仙頭武則:卒業生がたくさんいましたし、在学生もいるし、あの当時は在学していたけど、すでに卒業した子たちもいました。中には照明技師になってちゃんとプロでやってる人とか、撮影助手をしている卒業生とかも全部呼んで、できるだけ声をかけて、先輩後輩が入り乱れて撮影していました。

小川あん:楽しかったですね。自分が映画に関わり始めたのが中高生の時で、「純粋に映画を作りたいんだ!」っていう気持ちを再び感じさせてもらえました。私も、もう1回そんな気持ちで役に挑みましたし、一つひとつ、それぞれの部署が、ちゃんと成り立っているっていう名古屋学芸大学の製作スタイルにも刺激を受けました。本当にありがとうございますっていう気持ちでいっぱいです。

昨日の舞台挨拶で宮崎大祐監督に質問があったのですが、藤江琢磨さんは本当にギターを弾いているのですか?

藤江琢磨:ポスターにも僕がギターを弾いている写真がありますが、弾いているふうに見えますね。いやいや、本当に弾いてますよ! それと劇中に登場するギターは、すべて仙頭さんの私物なんです。仙頭さんのギター・コレクションなんです。

仙頭武則:そうなんですよ。この日のためにずっと大事にしてきた私物です。鈴木健一さんにも『これはいいギターだ』とお褒めいただきました。その言葉を一生の宝にしたいと思っています。

それでは最後にメッセージをお願いします。

藤江琢磨:エクスネ・ケディの音楽も素晴らしいですし、それに合わさる映像も素晴らしい! すべてを楽しんでください!

小川あん:人生の記憶が、モンタージュみたいに映画の中に散りばめられていて、その瞬間、瞬間に記憶が刺激で呼び起こされるような映画だと思います。

仙頭武則:この映画は名古屋学芸大学が製作し、<映画を作る><観せる><伝える>というキーワードでスタートしたプロジェクトです。学生たちの将来の選択肢を増やすことも目的ですが、ここから新しい人材が誕生することを僕は期待しています。今日登壇してくれた小川あんさん、藤江琢磨さん、出演していただいた小泉今日子さん、尾野真千子さんも、本作品の趣旨に賛同して参加していただきました。この映画の最後のエンドロールにもぜひご注目ください、名前の後に星印と数字が入っている人がたくさんいます。数字は何回生であるかを示しています。先ほどから司会をしてくれている伏見ミリオン座支配人の稲垣さんも卒業生で一回生です。そして今日は、撮影に参加したその星印のついた学生、そして卒業生たちがここに集まっております。皆、去年の暑い夏を経験して成長しました。その経験をもとに今卒業制作に向かっている学生もいれば、映画関係の職場で既に働いている人もいます。彼らが明日の映画を担う人材になっていくことを切に願っています。そんな期待の星印でもあるわけです。ここ愛知から、明日の日本映画を背負う人がひとりでも多く現れることを願っています。

 登壇者:小川あん、藤江琢磨、仙頭武則プロデューサー

公開表記

 配給:boid、コピアポア・フィルム
 名古屋・伏見ミリオン座にて先行上映中、7月21日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開

(オフィシャル素材提供)

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