イベント・舞台挨拶

『マッチング』大ヒット御礼!ティーチイン上映会

©2024『マッチング』製作委員会

 内田英治の原作・脚本・監督による新感覚サスペンス・スリラー『マッチング』の大ヒットを記念し3月11日(月)に、真飛 聖、内田監督よる舞台挨拶が行われた。本作を観終えたばかりの観客の大きな拍手で迎えられた真飛 聖は「たくさん来てる~!! 感激です。短い時間ですけど、楽しいトークをしたいと思います」と挨拶。内田監督は「この映画は、キャストとスタッフ、そして観客の皆さんと広げていっている感じがして嬉しいです」観客に伝えた。また、真飛さんから「今日は本作、何回目の鑑賞ですか?」と観客へ問いかけると、“35回観た”という回答も。内田監督は「絶対僕より詳しいです」と笑みを浮かべた。
 本作は3月12日(火)時点で観客動員数は49万人を超え、興行収入も7億円を突破。また、公開4週目となる3/15(金)からは公開館数が拡大していくことも発表され、内田監督は「こんなことはめったにないです!」と驚きの表情で話した。
 アプリ婚連続殺人事件の真相を追う刑事という、本作の要となる重要な人物を演じた真飛は兼ねてから出演を重ねてきた内田監督の演出について、「監督が思いついた言葉を、一言ではなく3行くらいをセリフの前に足してということはよくあって……『ミッドナイドスワン』の時は覚えられるかなと、どぎまぎしましたが、今回は監督とは4回目だったので、そういう現場でのひらめきがたくさん来るだろうというのが分かっていた。例えば、佐久間大介さん演じる吐夢が特殊清掃業者として働いている場所で初めて対峙する場面で、現場の“臭っ”という雰囲気を出すシーンがあるんですけど、もうちょっと監督から“八百屋っぽくやって”と。“へいらっしゃい!”って感じですかというと、監督は“違う違う”とはおっしゃるんですけど正解は言ってくれないんです(笑)。だから八百屋っぽい感じの仕草に寄せてみたり……。リアルを追求してくださるのが楽しいなと思っていました」と話す。監督は「物語は突飛でしたけど、刑事っぽい演技って決まっているんですよ、分かりやすさを出すために」と意識した部分についても語った。
 さらに、作品を観終わったばかりの観客からも続々と質問が寄せられた。「あるシーンで太鳳ちゃんの演じる輪花が悲しみに直面し叫ぶシーンが印象的でした、現場でその叫びを受けた感じなどを教えてください」という質問に対し、内田監督からは開口一番「油断してると結構鋭い質問が来るんですよ」と喜びの表情を見せた。実際に、土屋が叫ぶシーンで共演した真飛は「監督は細かくリハーサルをしないタイプで、その時に感じたものを演じてほしいというリクエストがあって。(カメラが回って)太鳳ちゃんの叫び声を聞いたとき、鳥肌が立った。でも、刑事として、輪花に寄り添いすぎないように意識していましたが、それでも、刑事としてもやっぱり気持ちが揺らぐだろうなと。太鳳ちゃんの全力にどう応えるかが楽しかったり、難しかったりもしました」と現場での衝撃を明かした。
 この他にも「原作では特に吐夢の気持ちが丁寧に描かれていましたが、映画ではあまり描かれてなく、そこにはどのような違いなのでしょうか?」という質問について内田監督は、「映画の脚本は、気持ちの部分は役者がストーリーを拾って演じてくれているので、小説のようにそれを説明していくっていうのはなるべくしない。観ていただいて、10人観たらそれぞれ感じ方も違うと思うので、観て感じていただけたらと。小説は気持ちの部分をちゃんと書かないといけないし、気持ちが書けるチャンスでもある。ぜひ、映画と小説をセットで楽しんでいただけたらと思います」と映画、本それぞれの面白味について語ると、真飛は「あると思っていたシーンがなかったんですよ!」とカットインし、「金子さんを私が取り調べるシーンで、“マッチングアプリ順調ですか? あの彼とはどうなったんですか?”という逆に私が取り調べられるようなシーンがあって、そこはすっごく怖かったです」と、最終的に小説にのみ描かれたシーンについて明かした。
 また、「吐夢と輪花のマッチング率が97%だったのは、吐夢が合わせに言ったのか……何か意味があるのでしょうか?」という質問が観客から挙がると、内田監督は「難しい……」と考えつつも、「97%という数字が実際にマッチング・アプリで出ることもある、という話も聞いて高いマッチング率になったけれど、僕の考えを言ってしまったらつまらなくなってしまうし」と悩むと、真飛は「観る方によって解釈って違うじゃないですか。みんなが観て、ロマンチックに想像を巡らせて、観る回数を重ねるごとに新しい表情も気づいたりして、それがスクリーンで映画を観る醍醐味でもありますよね」と観客自身に答えを委ね、「監督やキャストのファンであることがきっかけの人も多いと思いますが、そのおかげもあって、この作品をこんなにも多くの人が観てくれた。私自身も、皆さんと一緒に交じりながら劇場で作品を観ることができたのがゾクゾクしました。観た人同士で話したりというのは、すごくいい時間だと思う。その口コミの積み重なり、こうして舞台挨拶という場でまた皆さんにお会いできたことがとっても嬉しいです。ありがとうございます」と熱く喜びを語った。
 内田監督は、「みんなでキャラクターを作り、そして観客の皆さんがさらにキャラクターの解釈を広げていってくださって、フィーリングがマッチングした感じがしています。『マッチング』はキャスト、制作、宣伝、観客と皆が一体となって作品を広げている感じがして嬉しい。公開後に館数が拡大していくことは聞いたことがないですし、僕とかの年代の方の鑑賞も増えてるみたいなので、もう少し皆さんにお付き合いお願いいたします」と意気込みを語り、会場は温かい拍手に包まれた。

 『マッチング』は全国公開中。

 登壇者:真飛 聖、内田英治監督

公開表記

 配給:KADOKAWA
 全国公開中

(オフィシャル素材提供)

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