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『画家ボナール ピエールとマルト』「横浜フランス映画祭 2024」【観客賞】受賞!

©2023-Les Films du Kiosque-France 3 Cinéma-Umedia-Volapuk

 第76回カンヌ国際映画祭 カンヌ・プルミエール正式出品、本国初登場フランス映画No.1の『画家ボナール ピエールとマルト』を、今秋よりシネスイッチ銀座ほかにて全国公開する。
 この度、「横浜フランス映画祭 2024」にて本作が映画祭唯一の賞である観客賞を受賞し、マルタン・プロヴォ監督から喜びのメッセージが寄せられた。

 「幸福の画家」ピエール・ボナールと、彼の人生の伴侶となるマルトとの半生を描く『画家ボナール ピエールとマルト』。
 今回、本作が3/20(水)〜3/24(日)の5日間開催されていた「横浜フランス映画祭 2024」にて上映された作品の中から見事【観客賞】に輝き、マルタン・プロヴォ監督から喜びの動画メッセージが到着した。
 3/22(金)のジャパンプレミア時には、マルタン・プロヴォ監督やヴァンサン・マケーニュと一緒に、本物のボナールの絵画も登場。上映を記念して、箱根ラリック美術館が所蔵する「LA RUE《通り》」が日本国内では50年ぶりに特別披露されたことで話題を呼んだ。
 その日のことを振り返り、プロヴォ監督は「本物のボナールの絵と共に舞台に上がった ことは忘れません」とコメント。さらに、今年新作映画の撮影も控えていることを明かした。

― アーモンドの白い花が咲くとき心よりきみを慕う ―
20世紀絵画の巨匠のひとり、ナビ派の代表格であるピエール・ボナールと妻マルト。
二人の破天荒で創造的な関係の中で育まれた「幸福の画家」の半生。

 20世紀の最も偉大なフランス人画家の一人ピエール・ボナール(1867-1947)は、印象派と、抽象を探求したポスト印象派との間を結ぶ架け橋とみなされている。
 彼は大胆な色彩と日常の些細な事象を好んで描いたことで知られ、友人の画家たちと一緒に、1888年「ナビ派」として知られるグループを形成。彼らは、ポール・ゴーギャン、ポール・セザンヌ、葛飾北斎の先進性を称賛し、ボナール自身も日本美術からの影響を多くの作品で示していたことでも知られる。

 本作では、そんな彼が生涯の伴侶となるマルトとの半生を描いている。マルトは「幸福の画家」ピエールにとって、単なるミューズをはるかに超えた存在となるのだが、二人の関係は謎に満ちていた。当時の常識からはかけ離れた破天荒な愛の形を営みつつも、生涯をかけ共同で充実した芸術的成果を生み出していく。美しい映像と共に画家ピエール・ボナールとその妻マルトの知られざる半生を実話に基づき描いた話題作である。
 キャストは『セラヴィ!』『夜明けの祈り』でフランス映画界実力派の代表格に称されるヴァンサン・マケーニュがピエールを演じ、妻・マルト役には『ヒア アフター』『少年と自転車』『メビウス』『幻滅』など数々の名作で知られる今やフランスを代表する名女優・セシル・ドゥ・フランスが演じる。
 メガホンを取るのは『5月の花嫁学校』『ルージュの手紙』『ヴィオレット ある作家の肖像』『セラフィーヌの庭』などフランス映画らしい芸術作品に定評のある名称マルタン・プロヴォ監督。

公開表記

 配給:オンリー・ハーツ
 今秋、シネスイッチ銀座 他 全国ロードショー

(オフィシャル素材提供)

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